« 新小岩~船堀 | トップページ | 四ツ谷~東京 »

2012年7月25日 (水)

永代橋・旧商船大

浅草線日本橋駅から、永代橋、旧商船大をまわり、東西線門前仲町駅まで、1万6千歩、11Kmの散歩です。

①第二井上ビル・・・・・・・・・日本橋茅場町の霊岸橋の際に建つ、昭和2年(1927)竣工の昭和レトロなビルだ。・・・・・・・・・現在は複数のギャラリーなどが入居しているが、昭和27年にはセーラー万年筆は本社をこのビルに移したそうだ。・・・・・・・・正面外観は柱型が屋根まで伸び、柱型の間の屋根には緑の洋風瓦が張られている。1階の石張りもいいね!

2012_0725_082211ts

2012_0725_082142cs

2012_0725_082126s

②霊岸橋(れいがんばし)・・・・・・・・・日本橋茅場町と新川地区(江戸時代には霊巌島と呼ばれていた)を結ぶ橋。現在は永代通りの橋で、下を亀島川(霊岸川)が流れる。・・・・・・・・・橋は、江戸初期の寛永年間(1624-1643)に初めて架けられ、現在の橋は昭和60年(1985)に架け替えられた。

2012_0725_0827221s

2012_0725_082520ts

2012_0725_0826361s

③豊海橋(とよみばし)・・・・・・・・・・“お江戸日本橋”の下を流れる日本橋川にかかる橋で、隅田川に合流する位置に架けられている。IBM本社がある中央区日本橋箱崎町と、元山一証券があった中央区新川を結ぶ、昭和2年(1927)竣工の震災復興橋。・・・・・・・・・幅のある鋼材で組まれ、大きな窓が並んでいるような構造は、フィーレンディール橋と呼ばれ、重量感、安定感を感じる。日本では事例の少ない構造形式の橋で、中央区では土木遺産として維持・保存している。

2012_0725_090448ts

2012_0725_084410s

2012_0725_0838561s

・・・・・・・・・・・・元山一證券本社ビルを背にした豊海橋・・・・・・・・平成9年(1997)、山一證券の経営破たんは衝撃的だった。私には、完全にバブルの時代は終わった!

2012_0725_084300s

・・・・・・・・・・・隅田川対岸から望むIBM箱崎ビル

2012_0725_090516ts

④永代橋・・・・・・・元禄15年(1702)、赤穂浪士が吉良上野介の首を揚げて、本所松坂町の吉良邸から、泉岳寺へ向かう際に渡った橋が永代橋だ。・・・・・・・・・・関東大震災後には、復興橋の第一号として大正15年(1926)にアーチ橋として竣工した。田中豊の原案で、竹中喜忠が設計し、神戸川崎造船所が橋桁を製作し、間組が工事用足場を組んだ。・・・・・・・・・・勝鬨橋清洲橋と共に、国の重要文化財だ。

2012_0725_084154s

2012_0725_084840s

2012_0725_085526s

2012_0725_085730s

2012_0725_085838s

2012_0725_090120s

2012_0725_090414s

2012_0725_090548s

2012_0725_090716s

2012_0725_090806ts

・・・・・・・・・・・・・永代橋から佃島を望む

2012_0725_090050s

⑤東京海洋大学海洋工学部・・・・・・・・・・ご存じ?越中島の旧東京商船大学だ! “海の男”の育成と、昭和初期の建築にふれてきた。・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・正門・守衛所・・・・・・・・スクラッチタイル貼りの古そうな建物だ。

2012_0725_104126s

2012_0725_093622ts

・・・・・・・・・東京商船大学1号館・・・・・・・・・・関東大震災後の昭和7年(1932)に再建された鉄筋コンクリート造3階建ての「東京高等商船学校本館」(建設時の呼称)。・・・・・・・・・・外壁はスクラッチタイル貼りで、屋上に校章が飾られている正面に、半円形の大アーチの車寄せ玄関が特徴的だ。内部は簡素な学校建築。国の登録文化財。・・・・・・・・内部が薄暗いのは、只今節電中の為、あしからず!・・・・・・・・本日は授業中の教室もあり、静かに拝見。

2012_0725_093602cs

2012_0725_104118tcs

2012_0725_094518cs

2012_0725_093656s

2012_0725_093746s_2

2012_0725_094314s

2012_0725_093828s

2012_0725_103752s

・・・・・・・・・東京商船大学2号館・・・・・・・・・・東京商船大学は「東京高等商船学校」と隣の「水産講習所」の敷地から成り、2号館は昭和8年(1933)に水産講習所本館として再建された建物だ。左右対称型のスクラッチタイル貼りの簡素な外観で、正面中央に4本の柱型を強調したデザインだ。こちらも国の登録文化財。・・・・・・・現在は「越中島会館」として、学生会館のように使用されている。

2012_0725_1024422s

2012_0725_102414s

2012_0725_1031101s

2012_0725_102514s

2012_0725_102610s

・・・・・・・・・東京商船大学事務管理棟・・・・・・・・・・1号館と同時に、昭和7年(1932)、図書館として再建された。こちらもスクラッチタイル貼りの外観で、船をイメージしたデザインらしい。国の登録文化財・・・・・・・・・現在は「先端技術研究センター」として使用している。

2012_0725_104008tcs

2012_0725_094844s

・・・・・・・・・東京商船大学旧天体観測所(第一観測台)・・・・・・・・・・構内に建つ、明治36年(1903)竣工の、煉瓦造、2階建の観測台で、経緯儀室または赤道儀室が置かれた。一階は八角、二階は円形の平面の観測台。国の登録文化財。・・・・・・・・・・・・日本に現存する一番古い天文台だ。商船学校航海科学生の天文観測実習用施設である。今ならGPSで簡単に知ることができる位置観測を、当時は天体で知ったロマンチックな時代だ!

2012_0725_093520cs

・・・・・・・・・東京商船大学旧天体観測所(第二観測台)・・・・・・・・・・第一観測台と同じ年に建てられた、煉瓦造、平屋建の小規模な観測台。子午儀室が置かれた。国の登録文化財。

2012_0725_093322cs

・・・・・・・・・明治丸・・・・・・・・・・東京商船大学構内に保存されている、日本に現存する最古の帆船で、明治7年(1874)にイギリスで建造された。当初は灯台巡視船として使用され、明治30年(1897)に商船学校に練習船として貸与された。・・・・・・・・現在は、国の重要文化財として、“陸上勤務”に務めている。

2012_0725_095138ts

2012_0725_095208s

2012_0725_095322s

2012_0725_0955141s

2012_0725_095438s

・・・・・・・・・・・職員会館・・・・・・・・明治丸の脇に建つ、年代不詳の建物。

2012_0725_0951022s

・・・・・・・・・・・百周年記念資料館・・・・・・・・・明治8年(1875)の開校から、昭和50年で100周年となり、記念して造られた、2階建ての資料館。 内部はお宝イッパイ。

2012_0725_1018461s

2012_0725_101128s

2012_0725_101402s

« 新小岩~船堀 | トップページ | 四ツ谷~東京 »

散歩」カテゴリの記事