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2016年2月 4日 (木)

本郷

午前中は病院の心臓血管外科で定期検診を受け、午後は検査結果を持って循環器内科のクリニックへ、もちろん“異常なし”。 帰りは、後楽園から本郷・湯島を抜けて、我が家まで歩いて帰宅。 9千歩、7km。

①外記坂・・・・・・・・・・・白山通り、後楽園遊園地前の「壱岐坂下」交差点から、南東方向に上る坂は「新壱岐坂」。 東に向かう細い道の正面にある階段坂が「外記坂(げきさか)」。、、、、、長さ25mの短い階段坂で、坂上に旗本:内藤外記の大きな屋敷があり、坂の名となった。 別名「新坂(しんざか) 」とも呼ばれている。、、、、、、この坂のある一帯は、「弓町」と呼ばれていた、慶長・元和の頃(1600年頃)には与力同心六組の屋敷がおかれ、的場で弓の稽古が行われたそうだ。 今はなくなった「弓町」の名は、「日本基督教団弓町本郷教会 」などに残っている。

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②壱岐坂と新壱岐坂
・・・・・・・・・・・「新壱岐坂」は、白山通り壱岐坂下交差点から東洋学園大の南側を上りきった処まで。 関東大震災の復興計画に基づき、新しく造られた坂であるが、幹線道路の一部となり坂の上と下には「壱岐坂上」、「壱岐坂下」の交差点があり、この新壱岐坂が「壱岐坂」と間違えることが多い。、、、、、、「壱岐坂」は、東洋学園大の北側の短い坂である。 白山通りまで直線的に突き抜け、新壱岐坂とX字形に交差している。

・・・・・・・・・・・・・・新壱岐坂、、、、、、壱岐坂下交差点から、東洋学園大の南側を上っていく。

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・・・・・・・・・・・・・・東洋学園大の壁画、、、、、、、北側に壱岐坂、南側に新壱岐坂がある、東洋学園大学の壁画。 この壁画は、大学の前身:東洋女子短期大学の新校舎が建設された昭和36年(1961)にシンボルとして制作された。 制作の指導は早稲田大学の教授で建築家の今井兼次である。 壁画の材料には主材料のタイルのほかに、当時の在校生、卒業生、教職員が持ち寄った陶片、ガラス片も使用されている。、、、、、、写真:中央の壁画を挟み、右に上る坂が新壱岐坂、左に上る坂が壱岐坂。 ここで、両坂は交差し、白山通りへ下っていく。

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・・・・・・・・・・・・・・壱岐坂、、、、、、東洋学園大の壁画から50m程上ると坂の上に達する。

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③本郷ハウス・
・・・・・・・・・・東洋学園大の北側に、昭和45年(1970)に建てられた、総戸数127戸、地上15階/地下1階、のビンテージマンションがある。 施工は竹中工務店。 築後40年以上経過したが、管理状態が良く綺麗な建物である。、、、、、、煙突と思われるものが外壁にくっついて空に伸びている。、、、、、、、竣工当時は高級マンションだった、今も高級マンションかな?

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ヱチソウビル・・・・・・・・・・・・丸ノ内線本郷三丁目駅の近く、本郷通りに面して建つビル。 震災直後の大正13年(1924)に竣工した、鉄筋コンクリート造4階建てのアールデコ風の建物。 前面の本郷通りの向かいから眺めると、建物上部の幾何学模様が目に入るが、建物前の歩道を歩いていると1階の飲食店が気になり、歴史ある建物に気付く人は少ないようだ。、、、、、、ビルの名は、糸屋の「越前屋惣兵衛」の略で、「エチソウ」になったとか。 (嘘のようなホントらしい話だ)

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⑤日本基督教団本郷中央教会
・・・・・・・・・本郷3丁目の春日通りを歩いたら、日本基督教団の中央教会の正面玄関が開いていたので、教会の方に許可をいただき内部を拝見させてもらった。(今まで何度も来た教会だが、1階が幼稚園となっており入りずらかったが、やっと想いが叶った。)、、、、、、元ヴォーリズ建築事務所のヴォーゲルと川崎忍(カリフォルニア大学出身、立教女学院の寄宿舎などを設計)が共同設計した、鉄筋コンクリート3階建て(塔屋は5階建て)の教会。 施工は辻組。 登録有形文化財。

・・・・・・・・・・・・・外観、、、、、、、、明治・大正期には「本郷中央会堂」と呼ばれていた、伊藤為吉の設計、明治23年竣工の教会があった。 その後、震災復興建築として、現教会が建てられたため、入り口のアーチの上には右から大きく「中央会堂」と書かれている。

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・・・・・・・・・・・・・・1階、、、、、、期待に胸を膨らませ、風船状態で、フウフウ、ワクワク、ドキドキと拝見した。 まずは1階玄関を入り、正面の幼稚園はパスし、左手の階段から2階に向かう。

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・・・・・・・・・・・・・・2階、、、、、、礼拝堂は木製の引き戸で閉じられていたが、戸を開くと講堂として使用できる空間が現れる。 上階にも座席のある、まるで小劇場のようだ。、、、、、ちなみに、木製の古い映画館のような固定座席も、戦前からのものである。、、、、、演壇上では女の子がお母さんと、ピアノの練習をしていた。

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・・・・・・・・・・・・・劇場のように2階席(実際は3階)が左右と背後にある。 明治23年(1890)に中央会堂には、日本で最初にパイプオルガンが設置された。 その流れを残し、今年3月に完成する予定で、2階席中央に立派なパイプオルガンが設置される。

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・・・・・・・・・・・・・3階、、、、、2階から3階へ向かう階段の途中に「聖歌団室」と標された扉があった。 “聖歌団”とは、いいね!、、、、、階段の手摺もいいね!、、、、、3階もチョイと拝見!

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●・・・・・・・・・・・・・・・・・・内部を拝見し、これまで見てきた多くの教会とは異なる、控えめで素朴なデザインの礼拝堂に感動した。、、、、、、何だか、もの凄いものを見たような興奮が帰宅するまで続いた。

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