« 上野~日暮里 | トップページ | 中野~西新宿 »

2016年5月 3日 (火)

白金台

GWの真っただ中、混雑を避け、白金台の東京都庭園美術館へ夫婦で散歩してきた。 7千歩、5km。



①東京都庭園美術館
・・・・・・・・・今日の散歩は、庭園美術館(旧朝香宮邸)で開催している『メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画』を見ることにある。、、、、私はアール・デコ建築の代表格として旧朝香宮邸を見ること、妻はメディチ家のジュエリーに興味を示したようだ。、、、、朝香宮は、戦前は陸軍大将を務め、戦後は皇籍離脱しゴルフ三昧の生活を送り、昭和56年(1981)に死去した。 その朝香宮邸として昭和8年(1933)に、宮内省匠寮(権藤要吉)の設計、戸田組の施工で竣工した、アール・デコ様式の鉄筋コンクリート造2階建(一部3階)の建物。 正面玄関に飾っている女神像など、内部のガラス装飾は有名である。、、、、、この建物には、朝香宮が皇室離脱する昭和22年(1947)までここで暮らし、その後は、総理公邸、迎賓館(プリンスホテル所有)、プリンスホテル本社、庭園美術館(東京都所有)と、変遷した。、、、、、内部の写真撮影は禁止、展示品のお持ち帰りも禁止、残念、無念、諦めた。

20160503_040_1024x684
20160503_004_1024x683
20160503_017_1024x672
20160503_038_1024x683
20160503_036_1024x683
20160503_028_1024x683


②旧渡辺甚吉邸
・・・・・・・庭園美術館に近い白金台4丁目に建つ洋館に立ち寄ってみた。、、、、美濃の大地主で十六銀行の初代頭取だった渡辺甚吉邸として建てられ、数年前までスリランカ大使公邸として使われていた。 いまは、白金甚夢(じんむ)迎賓館と呼ばれ、民営の結婚式場・レストランとなっている。、、、、、、チュードル様式の流れを汲む伝統的なハーフティンバースタイルの木造2階建ての建物は、昭和9年(1934)に竣工した。 設計は、後に大日本土木会長を務めた遠藤健三。 施工はエンド建築工務所。、、、、、歴史ある洋館で結婚式とは、いいね。 誰か招待してくれないか?

20160503_044_1024x683
20160503_047_1024x683


THE TENDER HOUSE・・・・・・・・・・妻とくる散歩には“ひと休み”がつきものである。 今日の御休み処は「THE TENDER HOUSE」。、、、、、60過ぎの恋人同士が語らうには、場違いか?

20160503_049_1024x683


④旧伝染病研究所
・・・・・・・・・明治25年(1892)にドイツ留学から帰国した北里柴三郎が初代所長を務めた「大日本私立衛生会付属伝染病研究所」が、大正5年(1916)に東京帝国大学の付属研究所となる。 その伝染病研究所の建物として、昭和12年(1937)に竣工、設計は内田祥三、施工は大倉土木(現:大成建設)と大林組。 内田祥三の作品は、東大の本郷や駒場キャンパスに多く残っており、「内田ゴシック」と言われるデザインに特徴を持つ建物である。、、、、、現在は、東大白金キャンパスにある東京大学医科学研究所1号館。  ヒトゲノム、生体物理医学、何だか、私には解からん研究をしているそうだ。、、、、、最先端の研究をするには、ボロボロになった建物は、チョイと悲しいので、改修工事が行われる予定らしい。

20160503_062_1024x354
20160503_068_683x1024_2


⑤旧国立公衆衛生院
・・・・・・・・・・・東京大学医科学研究所1号館と地続きで隣接する「旧国立公衆衛生院」。 こちらも内田祥三の設計で、大倉土木(現:大成建設)の施工により、昭和15年(1940)に建てられた、鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て(一部8階)で、城塞のような美しさをみせる建物。、、、、、現在、所有する港区が保存・再利用に取り組んでいる。 早く、仮囲いをはずし、美しい全身を見せて欲しい。

20160503_075_1024x673

« 上野~日暮里 | トップページ | 中野~西新宿 »

散歩」カテゴリの記事

建築」カテゴリの記事

港区」カテゴリの記事