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2017年2月13日 (月)

蔵前橋~両国橋

我が家から、蔵前橋、両国橋のどちらにも徒歩15分程で行ける。 JR総武線隅田川橋梁は10分程の位置にある。 つまりは、今日散歩した隅田川に架かる4橋梁は、我が家の庭の池に造られた橋のようなものである。 (おっと、間違えた! 我が家には庭はない。 庭を造るぐらい広い敷地があれば、マンションでも建てて、左団扇の生活だ!)、、、、、、今日の散歩は、我が家から、台東区・墨田区の両岸にある隅田川テラス を歩いて4橋を見てきた。 1万1千歩。、、、、、“4橋”とは、隅田川の最上流から数えて、26番目の蔵前橋、27番目の知る人も少ない地味なNTT蔵前専用橋、28番目のJR総武線隅田川橋梁、29番目の両国橋である。
 
 
 
①チョイと、その前に・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・隅田川テラスに出るには、我が家から、江戸通りを横切り柳橋から河岸に下りる。
 
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・・・・・・・・・・・・・JRの高架沿いにチョッピリ歩くと、隅田川岸近くに石塚稲荷神社 (創建年代は不詳)がある。 かつて、柳橋芸妓組合(見番)がありし頃、その近くにあった祠である。 芸妓は座敷に出る前に手を合わせたであろう稲荷に、私もテラスに出る前に手を合わせた。 粗相なきよう心を込めて、二礼、二拍手、一礼。
 
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・・・・・・・・・・・・・高架橋の先に総武線隅田川橋梁が見える。 高架橋の左わきから隅田川テラスに下りる。 
 
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②蔵前橋・・・・・・・・・・・台東区蔵前と墨田区横綱を結び、橋上には「蔵前橋通り」(都道315号)を通す橋。 形式は3径間連続上路式ソリッドリブ2ヒンジアーチ/上路式コンクリート固定アーチ、橋長173.2m、石川島造船所の施工で大正13年(1924)9月に着工し、昭和2年(1927)11月26日に竣工した。 工事には東京市復興局が1,751,000円の工事費をかけてそうだ。 当時の物価は白米(10キロ)3円20銭、公務員の初任給75円の時代。 現在に換算すると、『ゴメン、計算できません。』、、、、、、橋名は、西岸(台東区側)架橋地点に幕府の米蔵があったことに由来する。 昭和50年代まで大相撲がおこなわれた蔵前国技館も橋の西詰にあった、今では懐かしい。 
 
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・・・・・・・・・・・・・・橋の高欄には、力士のレリーフが施され、屋形船にのった柳橋芸者の姿もある。
 
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・・・・・・・・・・・・・東側(墨田区側)は、隅田川テラスの頭上を首都高向島線が走り、景観破壊だ!
 
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・・・・・・・・・・・・・橋から、下の道に直接下る階段も造られている。、、、、なんとなく“昭和”の景色だ。
 
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③NTT蔵前専用橋・・・・・・・・・・・・・・西岸(台東区蔵前)のNTT東日本蔵前通信ビルと対岸(墨田区横網)を結ぶ専用橋。 橋上には洞道(通信線トンネル)が敷設され、夏の高温対策に洞道内部を冷やす換気用の窓もあるそうだ。(実際には見たことなし!)、、、、、蔵前橋の下流側に並行に架けられ、景観上は邪魔な橋。、、、、、、3径間連続鋼箱桁橋、 橋長は155.4m、昭和42年(1967)3月の竣工である。
 
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・・・・・・・・・・・・・・対岸(台東区蔵前)にある白いビルがNTT東日本蔵前通信ビル。
 
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・・・・・・・・・・・・・・墨田区側は首都高の下で道路下に潜り込んでしまう。
 
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④総武線隅田川橋梁・・・・・・・・・・・・・JR総武線、浅草橋駅と両国駅の間に架かる橋。 総武線が両国駅から御茶ノ水駅まで延伸するときに架けられた。 昭和7年(1932)の竣工である。 設計は元土木学会会長:東大教授:田中豊(たなかゆたか:1888~1964)で、日本の橋梁設計の大御所。 学会ではその業績を記念し、優れた特色を有する橋梁が毎年選考され、与えられえる土木学会田中賞の名称となっている。 「かつしかハープ橋」、「五色桜大橋 」、「新豊橋」などが受賞している。、、、、、、形式は3径間ゲルバー下路式ランガー桁(ランガー桁とは、桁とアーチの双方で荷重を支える補剛アーチ形式の一つ)、橋長は172m、橋桁製作は横河橋梁製作所。
 
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両国橋・・・・・・・・・・上流の総武線隅田川橋梁と同様に、このブログでは登場回数の多い橋である。、、、、、、西岸の中央区東日本橋と東岸の墨田区両国を結び、橋上には国道14号(京葉道路)を通す。 橋名の“両国”は、江戸時代、西岸は武蔵国で、東岸は下総国であった、その国境に架けられたことから命名された。、、、、、両国橋は江戸時代から何度も架け替えられたが、鉄橋が架けられたのは明治37年(1904)が最初である。 この橋は震災に耐え、その後南高橋 に転用された。、、、、、、現橋は、震災後に架け替えられたものである。 3径間ゲルバー式鋼鈑桁橋で、橋長は164.5m、昭和5年(1930)2月に着工し、昭和7年(1932)11月に竣工した。 施工は下部:間組、上部:石川島造船所。
 
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・・・・・・・・・・・・・車道と歩道の柵には、両国のイメージに合わせ、国技館と花火そして軍配がデザインされている。
 
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・・・・・・・・・・・・・・・東岸(墨田区側)から見る両国橋と柳橋。
 
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・・・・・・・・・・・・・・両国橋の股から覗いた柳橋。
 
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・・・・・・・・・・・・・両国橋から下流の浜町方向を望む。 見えるのは首都高向島線の橋。
 
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