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2017年7月31日 (月)

草加 甚右衛門堰

『何処を散歩するか?』、今朝は考えることなく、草加の「甚左衛門堰」を見に行くことにした。 理由は簡単! 今朝、布団の中で朝のニュースを見るつもりで、タブレット端末のスイッチを入れたら、地図アプリが起動し、指先が地図上の「甚左衛門堰」に触れたようだ。 自動的に「甚左衛門堰」の写真が表示された。 雨上がりに撮影した写真のようで、煉瓦造りの堰が綺麗な色で表示された。 見た瞬間、『今日の散歩は此処に決定!』。、、、、、、、草加駅で下車し、「札場河岸公園」辺りまでの往復、1万歩の散歩です。
 
 
 
草加駅 ・・・・・・・・・・草加駅の開業は古く、明治32年(1899)である。 現駅は昭和63年(1988)に完成した、両外側の通過線2線が島式ホーム2面4線を挟む構造の高架駅である。
 
・・・・・・・・・・・・・・急行、も、準急も、普通も停車する。 東武伊勢崎線の駅としては、北千住、とうきょうスカイツリー、越谷に次いで4番目に乗降客(平均一日8万5千人)の多い駅である。、、、、、吾輩の住む浅草橋は、JR(5万4千人)+都営(5万9千人)もの乗降客がいるのに、駅前には大型商業施設もなく、マック、スタバもなく、完全に負けている!
 
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・・・・・・・・・・・・・そろそろ通勤客も減ると思われる時刻だが、まだまだ都心に向かうホームは人が多い。
 
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②旧草加小学校西校舎・・・・・・・・・駅から北へ500m程歩くと、大正15年(1926)に建てられた、県内で最初の鉄筋コンクリート造校舎がある。 現在は草加市立歴史民俗資料館として再利用されている。(資料館は本日定休日、残念!)、、、、、正面中央上部が山型にとんがった屋根が印象的な建物である。 国登録有形文化財。
 
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③東福寺・・・・・・・・・・・・歴史民俗資料館から北へ100m、真言宗智山派の松寿山不動院東福寺がある。 草加宿を開宿した大川図書が開基し、僧賢宥が慶長11年(1606)に創建した。 大きな寺だ!、、、、、、本堂・山門・鐘楼は江戸時代後期の建物である。
 
・・・・・・・・・・・・・・山門、、、、、、、日光街道旧道から参道を進み正面に、本柱2本と4本の控柱を有する四脚門形式の山門がある。
 
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・・・・・・・・・・・・・・本堂、、、、、、本堂は草加市内最大で、文政7年(1824)に改築された。 屋根の勾配は優美な曲線を画描いている。
 
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・・・・・・・・・・・・・・本堂横には、文久2年(1862)に建てられた鐘楼がある。
 
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・・・・・・・・・・・・・・墓地には、天明・寛政(1781~1801)の頃に活躍した江戸の落語家:石井宗叔(いしいそうしゅく)の墓がある。 宗叔は、“落ち”がなく、連続する「長ばなし」と「座敷仕型話」を得意とした。 今まで小咄型の落とし噺だった落語を、人情噺のように長いものにして現在の落語に近い形を作った。 江戸落語の元祖である。、、、、、なぜ、東福寺に宗叔の墓があるか? 深く追求しておらず、判りません、ゴメン!
 
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④神明宮・・・・・・・・・・・旧道の宿場のはずれに、草加宿の総鎮守とされていた神社:神明宮がある。 吾輩のブログ『雅万歩』に度々登場する几号水準点 の一つがここにも残っている。、、、、、今日は、近くまで来たのでチョイと立ち寄ってきた。 
 
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⑤芭蕉・曽良の像・・・・・・・・・・・・草加宿の北の端を流れる伝右川(でんうかわ)に架かる橋の両岸に、俳人:芭蕉と弟子:曽良の像がある。 どちらも草加出身の彫刻家・麦倉忠彦氏の作品だが、芭蕉像が平成元年(1989)、曽良の像が平成20年(2008)の作品である。 両像とも、草加市民から浄財を募って建設したそうだ。、、、、、では、草加と芭蕉・曽良の関係は? 元禄2年弥生27日(1689年5月16日)に、『奥の細道』の工程として、ここ草加に歩みを印した記念と言うことらしい、チョイと無理があるかも?。 吾輩がケチをつけると、芭蕉は『奥の細道』で千住を旅立ち当日は草加に宿泊した。 草加では、荷物が重たく疲れたことと、旅には雨具が欠かせないことを、記述しているだけだ。 “草加せんべい”のことも書いていない。 よほど印象が薄かったようで、埼玉県内では一句も残さず素通りしたようだ。 ちなみに、千住の次に句を詠んだのは日光である。、、、、、像の設置は、『奥の細道』にあやかった、新たな観光名所の創造か(?)
 
・・・・・・・・・・・・・「札場河岸公園」にある芭蕉像
 
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・・・・・・・・・・・・対岸の草加宿入り口に立つ曽良の像
 
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⑥札場河岸公園・・・・・・・・・・綾瀬川と、伝右川に挟まれた中洲状の細長い地に「札場河岸公園」(ふだばかしこうえん)がある。 草加松原の南端に位置し、かつて舟運で栄えた、河岸場を復元した公園だ。 ここはよく整備された綺麗な公園で、「望楼」「芭蕉像」などと休憩施設がある。 さらに公園の南端側に「甚左衛門堰」もある。、、、、、、今日の散歩の目的地に到着!
 
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・・・・・・・・・・・・・公園の一画(日光街道際)に望楼はある。 望楼は、石垣の上に埼玉県産のスギ、ヒノキを使った木造の五角形の建築物で、高さは11.1m、内部は螺旋階段になっている。、、、、、最近建てた建物で、内部は自由拝見できる。 吾輩もチョイト拝見!
 
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・・・・・・・・・・・・・甚左衛門堰、、、、、、、甚左衛門堰は明治27年(1894)から昭和58年(1983)まで使用していた2連アーチ型の煉瓦造水門。 洪水時に綾瀬川から伝右川に水が逆流し田畑を侵すのを防ぐための堰で、かつては木造の堰でしたが、明治27年に煉瓦造りに改築された。 約90年使われ、造られてからは120年以上経過しているが、保存状態も素晴らしい。 煉瓦も美しく積まれ、デザインもGood! 見に来た価値があった!
 
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・・・・・・・・・・・・・・綾瀬川に面し札場河岸と称した船着場があった。 奥(綾瀬川上流側)には、木目模様の和風太鼓橋の「矢立橋」(平成6年5月竣工)がある。 
 
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⑦埼玉県神明排水機場・・・・・・・・・甚左衛門堰の南隣に、堰に変わる埼玉県神明排水機場がある。 綾瀬川(本流)と伝右川(支流)との間に位置する排水機場で、洪水のとき伝右川の過剰な水を大きい綾瀬川へ強制的に吐き出す装置だ。
 
・・・・・・・・・・・・・・手前の伝右川の水を、、、、、、
 
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・・・・・・・・・・・・・・・綾瀬川に吐き出す。
 
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⑧古綾瀬川排水機場・・・・・・・・・・・・神明排水機場がある地点では、綾瀬川が北から南へ流れ下り、伝右川が西から神明排水機場に流れ下ってくる。 同じように、神明排水機場水門に向かい合わせて、古綾瀬川が東から流れ綾瀬川に合流する。 ここにも排水機場と水門が設置され水害を防ぐ役割を担っている。
 
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●・・・・・・・・・・・・・・・・・帰りは、「草加せんべい」をみやげに買って帰ることにした。、、、、、店のお姉ちゃんが、冷たいお茶を出してくれたので、チョイと気を良くして、2袋買うところを、3袋に増やしてしまった。 すると、今度は久助をサービスしてくれた。 そして、お茶ももう一杯!、、、、、今度来る時まで、お姉ちゃんは吾輩の顔を覚えておいてくれるかな?
 
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