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2017年8月10日 (木)

浅草寺の謎

朝から涼しい一日が始まった。 だがときおり、空飛ぶ雀がお漏らしたようにポツリポツリと雨粒が落ちてくる、散歩には不向きの空模様。 朝食後、浅草に出かける用事を思い出し、午前中にチョイと浅草寺に立ち寄ってきた。
 
 
 
①雷門は工事中・・・・・・・・・・・浅草の玄関口『雷門』は、天慶5年(942)に建立され、以来、幾度も焼失・再建を繰り返している。 現:雷門は、昭和35年(1960)、松下電器産業:社長:松下幸之助の寄進により、大成建設の施工で再建された。 再建後すでに50年以上の時を経て、屋根瓦等が老朽化したため、改修工事に着工したそうだ。、、、、、雷門の周囲に足場が組まれ、シートが張られている。 シートには、雷門をイメージできるよう、屋根の写真がプリントされていた。
 
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・・・・・・・・・・・・・・仮囲いにあった、昭和35年当時の雷門の写真。、、、、、写真では、雷門と本堂の間にある、宝蔵門、五重塔はまだ建てられていない。 
 
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②宝蔵門・・・・・・・・・・かつては仁王門とよばれていたが、昭和20年(1945)、東京大空襲により観音堂・五重塔・経蔵などとともに焼失した。 昭和39年(1964)に大谷重工業社長:大谷米太郎夫妻の寄進により、鉄筋コンクリート造り、本瓦葺きで再建した。 この時、経蔵を兼ねて伝来の経典や寺宝を収蔵することから、仁王門から宝蔵門に改称した。、、、、、大谷米太郎(1881年7月24日~1968年5月19日)は、稲川部屋所属の元大相撲力士で、後に実業家。 太平洋戦争前は「鉄鋼王」と称され、戦後は、「日本の三大億万長者」の一人に称された。 ホテル:ニューオオタ二の創業者でもある。 夫妻の像が浅草寺裏手にある。、、、、、、雷門・宝蔵門とも、個人の寄進で建ってしまうのだから、「浅草寺」は凄いね!
 
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③五重塔・・・・・・・・・・浅草寺の五重塔は、天慶5年(942)、本堂と共に建立され、その後数度倒壊・炎上したが、その都度再建された。  徳川家光により本堂・仁王門などと共に建立された国宝五重塔は、太平洋戦争の戦火により、昭和20年(1945)、他の堂宇とともに焼失。 戦後、昭和48年(1973)に、現在の五重塔が塔院とともに再建された。、、、、、塔は、鉄骨・鉄筋コンクリート造で、地上53.32mである。、、、、、塔の内部は非公開とのこと。 一人一万円で観光客を受け入れて、上らせたら儲かると思うよ。
 
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・・・・・・・・・・・・・本堂に向かい現在の塔は左側にあるが、かつては右側に五重塔があり、戦災で昭和20年(1945)に焼失した。 その跡には、碑が建てられている。
 
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④本堂・・・・・・・・・・御本尊:聖観世音菩薩を奉安し、観音堂とも呼ばれる本堂。 国宝であった旧本堂は、昭和20年(1945)の東京大空襲により焼失し、昭和33年(1958)に現在の本堂が再建された。、、、、、、間口34.5m、奥行32.7m、高さ29.4mの鉄筋コンクリート造、本瓦葺、入母屋造り。、、、、、、平成22年(2010)には、屋根瓦を軽量のチタン瓦に葺きかえ、重さは従来の1/3となった。
 
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・・・・・・・・・・・・・・今日は本堂の周りを一周。 正面、右側面、背面、左側面の順に。
 
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・・・・・・・・・・・・・ここで、吾輩が生まれて最近まで気付かなかったことを、、、、『浅草寺の本堂は広い境内に単独で建っているが、多くの寺に見られるような、寺務所・庫裏・客殿などと結ぶ渡り廊下が無いのだ。 三社祭、初詣などの行事では、本堂を囲むように人が集まり、身動きが取れない状態となる。 このような時、僧侶の移動はどうするのかな?』 70年間、浅草寺に参り最近気づいた疑問である。、、、、、答えは“簡単”。 ナント、本堂と五重塔を結ぶ地下道が造られていたのだ! 五重塔の1階は寺務所になっており、さらに、五重塔と伝法院も繋がっている。 この事実はホントのことである、ただし訪れた人による、地下通路の写真撮影などは禁止されているようで、あまり知られていないだけ。 デズニーランドの地下に従業員の移動用通路が造られているのと同じようなものだ。
 
・・・・・・・・・・・・・チョイと本堂から五重塔を眺め、地下通路の在りそうな位置を推測してみた。
 
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・・・・・・・・・・・・・(くもじいの気分で!) 『なんじゃ、こりは? お札所の裏に、何やら怪しき構造物があるのぅ。 空気の換気設備のようじゃ。 くもみ、下りてみてみよう!』、、、、、現地でじっくり見ると、お札所とは関係なさそうで、どうやら地下通路に関係ありそうだ。 残念だが、今日の推測はここまでにしておく、、、、、
 
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・・・・・・・・・・・・・・機会あれば、ぜひ一度、地下通路を歩いてみたい! 謎を解くまでは、簡単に死ねぬ!

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