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2018年6月17日 - 2018年6月23日

2018年6月22日 (金)

矢切~金町

三日前に歩いた柴又の対岸、北総線矢切駅から、野菊の墓、矢切神社と歩き、新葛飾橋を渡り、京成金町駅まで、1万1千歩の散歩です。
 
 
 
①矢切駅・・・・・・・・・江戸川を挟み葛飾柴又の対岸、松戸市下矢切にある、北総鉄道北総線の駅。 北総台地にある2面4線の地下駅。、、、、、駅名も、歌も、「矢切」は“やぎり”だが、地名は“やきり”で濁らない。
 
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・・・・・・・・・・・・・・駅前のロータリーは工事中。 その為か、駅前にあった作家:水上勉旧居跡の石碑が無い。 昭和32年から2年間住んでいたそうだ。 当時は矢切駅もなく、不便な地であった思う。 (写真:2016年撮影)
 
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②野菊の墓文学碑・・・・・・・・・矢切駅から北東500m程のところ、北総台地が江戸川に接する崖上に、夏目漱石が、「自然で、淡泊で、可哀想で、美しくて、野趣があって、(中略)、あんな小説ならば何百編よんでもよろしい」と、絶賛した、伊藤左千夫(1864~1913)の小説『野菊の墓』(明治39年(1906)発表)の文学碑がある。 この矢切の地が小説の舞台である。 小説は、15歳の少年・斎藤政夫と2歳年上の従姉・民子との淡い恋を描いている。 (詳しくは、新潮文庫で334円程なので、自分で買って読むこと!) 
 
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・・・・・・・・・・・・・・文学碑とは歩道橋で結ばれた公園から見る、手前は江戸川左岸(千葉県側)、奥は金町方面(東京都)。
 
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・・・・・・・・・・・・・文学碑は、真言宗豊山派の寺院、八幡山西蓮寺の本堂裏にある。 寺と文学碑の入口は別になっており、法要などに差し支えないよう配されている。、、、、、文学碑の建立に尽力を注いだ、今は亡き松戸の版画家:奥山儀八郎(1907~1981)とも深い縁のある名刹である。 
 
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③矢喰村庚申塚・・・・・・・・・・・野菊の墓文学碑から東へ300m程歩くと、地蔵尊・庚申塔・馬頭観音などが10基以上並ぶ、強力なパワースポット、矢喰村庚申塚がある。 建立された時代も、江戸、明治、昭和とイロイロ。、、、、、、中央に控えるは、寛文8年(1668)に建立された塔身高196㎝の庚申塔で、青面金剛の足下には三猿が刻まれている。、、、、、矢喰村(やぐいむら)とは、この辺りで行われた国府台合戦で、北条氏と里見氏が戦い戦死者は1万余だった、地元の領民も人足に狩り出され、塗炭の苦しみの中で、弓矢を呪うあまりに、「矢切り」「矢切れ」「矢喰い」の名が生まれたそうだ。
 
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④矢切神社・・・・・・・・・・矢切駅の北500m程に位置する矢切神社。 宝永元年(1704)の長雨により、江戸川が大洪水を起こし、水高が地面より8尺余り(約2m50cm)となった。当時の矢切の民家は江戸川沿岸にあったため、多数の死者を出し、甚大な被害を受けた。 その後、災害から逃れるため村民は台地上に移住し、鎮守として京都から稲荷を勧請して祀ったのが矢切神社である。
 
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・・・・・・・・・・・・・・入母屋造の拝殿屋根には、漆喰で龍が描かれている。、、、、、誰が描いたのか? 凄い!
 
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⑤浄安寺・・・・・・・・・・・・矢切神社から北へ200m、日蓮宗の寺院:浄安寺がある。、、、、通りからはチョイト奥まった処にあり、木立に囲まれた、落ち着いた静かな佇まいの寺。
 
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⑥江戸川左岸・・・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・北総台地から江戸川左岸に下り、土手を目指し歩く。 矢切変電所の前に出た。 周囲には畑が広がる。
 
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・・・・・・・・・・・・・・ぺんぺん草が橋の上まで生える中矢切橋。 周囲は畑、炎天下、こんな処を歩くのは私だけ。 
 
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・・・・・・・・・・・・・・土手の上に立った! ナント、河川敷は「江戸川ラインゴルフ 松戸コース」のゴルフ場であった。 三日前に見た金町浄水場の取水塔 を対岸から見ようと思ったが、コリャダメだ!
 
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⑦新葛飾橋・・・・・・・・・・新葛飾橋を渡り、金町駅に向かう。、、、、、この橋を渡ると、千葉県側から東京都に入ったことになる。 千葉県側は緑豊かに畑の中を歩いたが、東京都側は一気に都会の空気を感じさせる。
 
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・・・・・・・・・・・・・橋の上から見た2基の取水塔
 
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●・・・・・・・・・・・・・・橋を渡れば京成金町駅までは近い。 京成で帰ることにした。
 
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2018年6月19日 (火)

金町~柴又

京成金町駅の周辺をブラブラ、江戸川土手を歩き、柴又帝釈天と真勝院に参る。 1万歩の散歩です。
 
 
 
①京成金町駅からスタート・・・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・多くの通勤客とは逆に、都心から郊外に向けて移動し、空いている電車で京成金町駅 に到着。
 
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・・・・・・・・・・・・・・まだ開店前の駅前商店街を抜ける。 シャッターが下りてる街は、つまらないね!
 
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・・・・・・・・・・・・・国道6号(水戸街道)を横断し、江戸川沿いの金町3丁目に入る。 田園調布、松濤などの超高級住宅街ではないが、下町の住宅街としては、綺麗で、静かで、落着きがあり、住みやすそうだ!
 
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②江戸川土手・・・・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・・国道6号(水戸街道)を通す新葛飾橋。 昭和39年(1964)に、東京都葛飾区金町と千葉県松戸市上矢切の間に架けられた全長:442.0mの橋。、、、、、上流側にはJR常磐線のトラス橋が並行している。
 
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・・・・・・・・・・・・・・新葛飾橋の下流(金町浄水場東側)、江戸川河口から17㎞上流に、“とんがり帽子”と“丸い帽子”の2基の取水塔が見える。、、、、、金町浄水場は、大正15年(1926)、当時の南葛飾、南足立、北豊島3郡の12町村を給水区域とする「江戸川上水町村組合」の施設として給水を開始した。 昭和7年(1932)に東京市に引き継がれ、その後幾度かの拡張工事が行われ現在に至っている。 東京23区の東側はここから江戸川の水を取り込み飲料水としているのだ。 ちなみに、私が住む浅草橋の水もここから来ているそうだ。、、、、、“とんがり帽子”の金町第二取水塔は昭和16年(1941)に造られた、“丸い帽子”の金町第三取水塔は昭和39年(1964)に造られた。 可愛らしいデザインの取水塔は江戸川のシンボルである。
 
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・・・・・・・・・・・・・・土手上から眺める江戸川。 写真中央の河岸に「矢切の渡し」の乗船場がある。、、、、、♪♪ つれて逃げてよ・・・・ ついておいでよ・・・・ ♪♪ チョイト昔なら、人さらいの歌だ! 
 
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・・・・・・・・・・・・・・土手上は、千葉県浦安市から、江戸川・利根川の上流、桐生・渋川・高崎に至る、約170kmのサイクリングロードが整備されている。 ここも散歩コースにして渋川まで歩いてみるか?(チョイト遠いね!)
 
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③柴又帝釈天・・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・寅さんで有名な参道の正面に帝釈天 がある。 日蓮宗の寺院で、正式名称は経栄山題経寺。 二天門をくぐると、真正面に帝釈堂がある。
 
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・・・・・・・・・・・・・・題経寺の本堂は、帝釈堂の右隣にある小ぶりの堂。 帝釈堂を本堂と思っている人が多いみたい!
 
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④真勝院・・・・・・・・・・帝釈天参道の北側に、真言宗豊山派の真勝院がある。 真勝院は石照山真光寺と号し、大同元年(806)の創建と言われている。、、、、、柴又七福神のうちの弁財天が祀られている。 ちなみに、帝釈天題経寺には七福神の毘沙門天が祀られている。 残念だが、弁財天の顔は拝めなかった。
 
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●・・・・・・・・・・・・・・・・散歩の最後は、「草だんご」を買って帰宅。
 
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2018年6月17日 (日)

隅田川テラス

先の火曜日から、尿道を通し膀胱の中まで管を入れられ、排尿時に栓を開ける、フレキシブルなストローのようなものをつけられてしまった。(念のため、管はパンツの中に隠れ、外からは見ても判らないので、恥ずかしくはない。) 医者の話では『一週間ほど我慢してね』と云うことだ。 しばらく散歩に行きづらかったが、今日は管をつけたまま歩いてきた。、、、、、万が一、散歩中に“お漏らし”したら、ズボンの前が濡れ恥ずかしいので、今日は美人の少ない隅田川テラスを歩くことにした。、、、、総武線隅田川橋梁から出発し白鬚橋までの9千歩の散歩です。
 
 
隅田川テラス・・・・・・・・・・東京都が昭和60年(1985)から進めている事業で、隅田川両岸のほぼ全域総延長46.9kmの堤防を、人が水辺に親しみ遊歩道として歩けるように、親水テラス:「隅田川テラス」として整備されてきた。、、、、これまでは、橋の直下や水門の前は歩けなかったが、このほどテラス上を連続して歩けるように整備された。、、、、、今日は隅田川右岸の台東区内に属する部分(総武線隅田川橋梁~白鬚橋)を歩いてきた。
 
 
総武線隅田川橋梁・・・・・・・・・・・神田川が隅田川に合流する地点の上流側に架かるJR総武線の隅田川橋梁。 元土木学会会長:東京大学教授:田中豊(明治21年(1888)~昭和39年(1964))の設計で、昭和7年(1932)に竣工。 形式は3径間ゲルバー下路式ランガー桁で、橋長は172m、軽快な姿を隅田川に映す橋。
 
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・・・・・・・・・・・・・・橋の横(台東区柳橋)に隅田川テラスの入口がある。
 
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・・・・・・・・・・・・・・・ここから見るスカイツリーは雅万歩では、おなじみ、、、、
 
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・・・・・・・・・・・・・・ここ辺りの堤防は「なまこ壁」風にデザインされ、所々に大名の家紋が埋め込まれている。、、、、、昭和40年頃までは、「柳橋」の花柳界があり、川べりには桟敷が作られ夏の夜は提灯も下がっていた。 政財界人、文筆家、相撲取などが遊んだ処。
 
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NTT蔵前専用橋・・・・・・・・・・・・・NTT東日本蔵前通信ビル(台東区蔵前)と対岸(墨田区横網)を結ぶ。 昭和42年(1967)の竣工当時は旧電電公社時代であり、「電電蔵前専用橋」と呼ばれた。 日本で初めての洞道(通信線トンネル)専用橋であるが、中央には水道管も敷設され水道橋を兼ねている。、、、、、蔵前橋の南側(下流側)に近接しており、チョイト武骨な白い箱形の躯体が景観を損ねているね。 川底に通せばよかった!
 
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蔵前橋 ・・・・・・・・・・昭和2年(1927)に完成した関東大震災の復興橋の一つ。 橋下から眺める黄色に塗られたアーチ部の鉄骨は綺麗に見える。
 
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厩橋 ・・・・・・・・・西岸の台東区蔵前・駒形と、東岸の墨田区本所を結ぶ、橋長151.4mの3径間下路式タイドアーチ橋。 昭和4年(1929)に竣工した、こちらも復興橋の一つ。、、、、、橋下にもぐると、“綺麗”とか“面白い”という言葉より、なんだか変質者になったような気がした。 色のなす魔力か?
 
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駒形橋 ・・・・・・・・・・・・続いての復興橋は、優美なアーチ橋の駒形橋なのだが、只今アーチ部の塗装工事中。 昭和2年(1927)に竣工、橋長149.6m。、、、、、ブルーの線が明るさを感じさせる。
 
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・・・・・・・・・・・・・・厩橋から駒形橋にかけこの辺りの堤防はレンガ調で仕上げられている。 みんなでジョギングを楽しむ人、一人で観光地を調べる人、二人で記念撮影する人。
 
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吾妻橋 ・・・・・・・・・・・・吾妻橋は、「竹町の渡し」と呼ばれた渡し舟があった場所に、安永3年(1774)に初めて架けられた。 以来、幾度か架け替えられ、明治20年(1887)には、隅田川最初の鉄橋が架橋された。 鋼製プラットトラス橋で、人道橋、車道橋、鉄道(東京市電)橋の3本が平行して架けられていた。 しかし、この橋は関東大震災で被災したため、昭和6年(1931)に現在の橋に架け替えられた。
 
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・・・・・・・・・・・・・・隅田川テラスは吾妻橋の両端にある橋台の中をトンネルのように通り抜ける。
 
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東武伊勢崎線隅田川鉄橋 ・・・・・・・・・・・・・東武鉄道伊勢崎線を通す、中路カンチレバーワーレントラス橋という形式の橋長166mの橋。 昭和6年(1931)竣工。 この橋も、総武線隅田川橋梁を設計した東京大学教授の田中豊である。、、、、川に架かる景観と車窓から見る景色に配慮し、トラス部分を低くしたデザインが特徴的な鉄道橋。
 
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・・・・・・・・・・・・・・橋の南側(下流側)では、対岸にスカイツリー、墨田区庁舎、アサヒビール本社など、おなじみの景色が見える。
 
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・・・・・・・・・・・・・・この付近ではテラスに水生植物がみられる。 緑も多く癒される散歩道。
 
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言問橋 ・・・・・・・・・・・昭和3年(1928)に竣工した復興橋。 3径間ゲルバー鈑桁橋と云う形式で、橋長は238.7mの橋。 橋の上からは、スカイツリーが正面に見える、“絵”になる橋。、、、、、、橋下は、チョイト薄暗く、湿っぽくもあり、鉄骨が骨のように見え、恐竜の胃袋に入っている感じだ!
 
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・・・・・・・・・・・・・・・この付近では、隅田川テラスに彩も鮮やかに花が植えられていた。、、、、持って帰っちゃ、ダメだ!
 
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桜橋 ・・・・・・・・・・・台東区と墨田区が共同で架けた歩行者専用橋。 隅田川上でX字形に広がる特異な平面形の橋。、、、、、両側(両区)の隅田公園を結ぶ、お花見に盛り上がる橋。、、、、、、桜橋付近になると、外人観光客の姿もなく隅田川テラスにも人影がまばらとなる。
 
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・・・・・・・・・・・・・・桜橋から白鬚橋までは、チョイト距離がある。、、、、、堤防側には緑が続き、歩きやすい。
 
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白鬚橋 ・・・・・・・・・・隅田川に架かる復興橋。 西岸は台東区橋場と荒川区南千住で、台東区では最北の橋である。 昭和6年(1931)に大林組の施工で竣工した。 骨太な鉄骨は重量感を感じさせる。
 
・・・・・・・・・・・・・・・白鬚橋に近づいたと思ったら、隅田川テラスは工事中、これ以上先にはテラスを歩けない。、、、、、、今日の散歩はココまでとする。
 
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