2021年11月27日 (土)

寺のない墓地

京浜急行雑色駅からスタートし、西糀谷、北糀谷の町を抜け、大森町駅へ。 まだ、体力が残っていたので、もう一駅、平和島駅まで、1万3千歩の散歩です。




● 朝7時半、京浜急行本線「雑色駅」に到着。 空気は冷たく、身体も冷える、そろそろ股引を穿くかな! 今日の散歩は、ここから糀谷駅付近で京急空港線を横切り、都心に向かい北の方角に歩いてみることにした。

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● 第一京浜(=国道15号)を横切り、東六郷の町に入る。 中小工場が点在する住宅地の中、裏通りを歩く。 

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・・・・・・・・・・・・『アッ、ここは七辻(ななつじ)だ!』 南蒲田2丁目30番10号・萩中1丁目1番19号・荻中1丁目14番31号・東六郷1丁目9番5号・東六郷1丁目10番7号・東六郷1丁目16番10号・南六郷1丁目1番4号の接する7差路。 言うまでもなく7本の道が1ヶ所で交差する珍しい処だ。 どの道も道幅は狭いが、それなりの交通量はある、しかも信号はない。、、、辻の角に、七辻の由来が書かれてる。 この辺りは、昔六郷村といって、田畑の中に畔道が通っていて、荷車が通れるような道は1本だけだった。 大正6年(1917)に始まった耕地整理で、畔道を残した上に幹道を作ったので、現在のような7差路となったそうだ。、、、、ここを通る人は、それぞれがゆずり合い信号は必要がないらしい。、、、、パノラマ写真で撮ってみたが、7本の道路判るかな?

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・・・・・・・・・・・・七辻から東に裏道を歩くと、糀谷商店街を過ぎた処に「新宿東児童公園(荻中2-4)」があり、そこに「白瀬中尉の旧居跡」の案内板がある。、、、、白瀬轟(1861~1946)陸軍中尉は秋田県で生まれ、明治時代に活躍した世界的な探険家、昭和初期の数年間、この地に在住した。 彼は最初、北極探検を志し、明治26年(1893)郡司成忠を隊長とする千島調査探検隊に参加したが、アメリカ人ピアリーが先に北極点に到達したため、目標を前人未踏の南極に変更した。 明治43年、白瀬隊長は26名の隊員とともに、開南丸で南極点をめざし、東京を出航した。 一度は氷にはばまれ挫折したが、明治45年(1912)1月、南極大陸上陸に成功した。 南極点到達は果たしえなかったが、彼らの命名した「大和雪原」「開南湾」などは、現在も世界の地図に用いられている。、、、、北極点がダメなら南極点とは、ものすごい目標変更だ!

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● 「白瀬中尉の旧居跡」がある公園の北側には環八通りが東西にとおり、さらにその北側には平行して京浜急行空港線(糀谷~大鳥居間)が走っている。、、、、線路の向こうには、「神明大神宮」なる宗教団体の本宮の建物がデーンと構えてる。

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● 踏切から、西糀谷の町を南北に貫くように北へ向かうと、呑川(のみかわ)にぶつかる。 呑川に架かる「八幡橋」を渡ると正面には「子安八幡神社」がある。、、、、呑川の北側は北糀谷である。

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● 子安八幡神社で手を合わせた後は、再び神社脇の裏通りに入り、北糀谷、大森中の町を北上し、第一京浜(=国道15号)の「森大町駅入口交差点」まで歩く。

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・・・・・・・・・・・・神社脇の通りに入ると、民家の裏(北糀谷1-23)の空き地に墓石が並んでいる。 この地“下袋(現:北糀谷一帯)”には六郷用水を開削した小泉次太夫吉次(1529~1623)の末孫が菩提寺とした日蓮宗の円龍寺があった。 しかし、同寺が幕府禁制の不受布施派に属したことから廃寺となり、その跡には小泉家の末孫たちの29基の供養碑が残るだけとなった。 なお、次太夫夫妻は川崎市川崎区宮前妙遠寺に葬られているそうだ。、、、、ここは「廃寺円龍寺墓地」である。 現在は誰が維持・管理しているのやら? 

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京浜急行「大森町に到着。 『まだ歩く体力が残っている! もうチョイ歩くか!』という気分で、隣の平和島駅まで高架沿いに歩いた。 “散歩のおまけ”だ!

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● 京浜急行「平和島駅」まで歩いた。 平和島駅は明治34年(1901)2月1日に沢田駅として開業。 開業後すぐ(時期不明)に学校裏駅に改称し、さらに昭和36年(1961)平和島駅に改称した。、、、、ビックファン平和島(レジャーランド平和島)の最寄り駅。 中高年には懐かしい「天然温泉平和島」もある。

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2021年11月23日 (火)

池上から雑色へ

池上線池上駅から多摩川線矢口渡駅をとおり、東海道本線を越えて、京浜急行雑色駅まで、1万1千歩の散歩です。




東急池上線「池上駅が今日の出発地。 駅前で『さて、本門寺に行こうか? 大森方面に歩くか? 多摩川の方に向かうか? それとも洗足池に戻ろうか?』 悩み悩んだ結果『ここからは歩いた記憶がない、多摩川方面に歩いてみよう!』

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・・・・・・・・・・・・池上駅脇の踏切で、緑一色にリバイバル塗装した1000系車両に遭遇、、、、懐かしさを感じる鉄道マニアも多いのだろう!

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・・・・・・・・・・・・踏切を渡ると「池上南口商店会」がある。 バス通りに、コンビニ、医院、塾、居酒屋、不動産屋など50店舗ほどが点在している。 日用雑貨、総菜、魚屋などは無く“商店”とは言えない、ここは“商店”だった!

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● 私の興味を引くような店もない商店会から裏道に入ると、白い建物の「池上ルーテル教会」(大田区池上6)があった。、、、、この聖堂は昭和64年(1989)に建て替えられたそうだ、純白のシンプルな建物で私の興味を引き付け、内部を拝見したくなった。 『ドアは施錠されてる!』時刻は8時、まだ牧師さんは熟睡中(?) 

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● 教会の次はお寺である、池上7丁目、曹洞宗の「大乗山曹禅寺」、、、、曹禅寺は、昭和7年(1932)、矢口町に教会を開設、牛込白銀町にあった盛高院の寺号を継いで昭和14年(1939)創建した。 昭和に創建した、新しい寺!

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● 15店舗程の小さな「安方商店街」を抜けると東急多摩川線「矢口渡駅やぐちのわたしえき )」に出る。

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・・・・・・・・・・・・矢口渡駅は東急多摩川線の停車場。 大正12年(1923)11月1日の目蒲線全通時に開業した。、、、、ホームは地上相対式2面2線で、上下ホームは完全分離されているため行き来ができない、また駅舎は上下線にそれぞれある。 三角屋根の木造駅舎は風情あるね!、、、、駅名は昭和24年(1949)まで当駅近くに存在した多摩川の渡し船の一つである「矢口の渡し」に由来する。 ♪♪ 夕暮れの 雨が降る 矢切の渡し ♪♪は葛飾区柴又の江戸川にある、間違えないように!

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● 矢口渡駅の蒲田寄りに踏切がある、この踏切の脇に一方通行の裏道があった。 多摩川に方面に歩くのを止めて、この裏道を歩いてみることにした。、、、、道の線形、道幅、両側の家並みを見ていると、かつての用水路を暗渠化した道路のようだ! 行ける処まで行ってみよう!、、、、大田区西六郷の「大田西六郷郵便局」の前で、バス通りに合流!

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・・・・・・・・・・・・途中で国旗を掲げる家を見る、『今日は勤労感謝の日、チョイト前までは新嘗祭、何だか国旗が懐かしいものに見える』 今、祝日に国旗を出す家は少なくなった、チョイト寂しいね!

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● 西六郷1丁目を右へ左へ歩き、JR東海道本線の「雑色踏切」に出る。、、、、東海道本線(上野東京ラインも)に京浜東北線、4本の線路に引っ切り無しに電車が通る。 爺さん婆さん渡るの怖い、自転車乗る人イライラ愚痴る、スマホ姉ちゃん知らん顔、電車に手を振る三歳児。

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・・・・・・・・・・・・雑色踏切を渡ると「雑色商店街」が京急雑色駅まで続く、、、、雑色商店街は戦後の昭和23年(1948)に設立した、現在でも個人商店が残る元気な下町商店街。

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● 京浜急行本線「雑色駅」から帰宅

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2021年11月20日 (土)

押上から四ツ木

押上駅から、京島、八広の町を抜け、木根川橋を渡り四ツ木駅まで、1万1千歩の散歩です。



● 東京スカイツリーの足下の地下にある「押上駅」は、京成電鉄と東京都交通局の共同使用駅。 駅は京成電鉄が管轄する、島式ホーム2面4線の地下駅である。、、、、かつては、京成電気鉄道の都心乗り入れを睨んだターミナル駅として、大正元年(1912)11月3日、に開業した(開業時は地上駅)。 昭和35年(1960)の都営地下鉄乗り入れに合わせ、地下駅となる。、、、、地上駅の跡地には京成電鉄本社が移転したが、平成25年(2013)に本社は京成八幡駅前に移転した。 現在跡地は複合ビルが建ち、リッチモンドホテルやスーパーのライフが入居。 また、跡地前の北十間川には「京成橋」か架けられてる。

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・・・・・・・・・・・・北十間川に架かる「京成橋は全長18.75m、幅27.9で東京都が管理している。 業平三丁目と押上一丁目を結ぶ橋で、この橋は昭和4年(1929)に架けられたが、現在の橋は昭和37年7月に架け替えられたものである。 

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● 押上駅から都道465号(=四ツ目通り)沿いの裏通りを歩き八広駅に向かう。

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・・・・・・・・・・・押上3丁目の裏道、、、、時刻は8時近く、近くの小学校へ通う児童を地域ボランティアの方が要所要所に立ち見守る! ご苦労様です、感謝!

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・・・・・・・・・・・・東武亀戸線の踏切を越えると、押上3丁目から京島2丁目となる。、、、、亀戸行きの白い車両が行き過ぎると、黄色いレトロ塗装の東武8000系電車が来た!

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・・・・・・・・・・・・踏切を渡り墨田区京島地区に入る。 京島地区は関東大震災、第二次世界大戦での被害が少なく、区画整理ができていない裏道に昭和初期の木造長屋などが密集して残っている。 略して“木蜜地域”と言われる“木造住宅密集地域”である。

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・・・・・・・・・・・・京島地区では、最近は住民の取り組みもあり、古い家屋は耐火構造の住宅に変わったり、取り壊した跡地は公園に変わったり、道路幅も広くなり、防災を意識した取り組みが進められている。、、、、明るく広々とした町に生まれ変わっていくようだ!

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● 明治通りを横断し墨田区八広の町に入る、、、、この町も裏道は細い道がクネクネと曲がり伸びている、そんな町に質屋がある。 しっかりした大谷石の蔵にぐるりと回った塀、看板には“質”の一字。 雰囲気出てる、いいね!、、、、一度、女房を質に入れたらどうなるか、聞いてみたいね!

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・・・・・・・・・・・・墨田区八広にあって「都立日本橋高等学校」とはこれ如何に? 千葉県浦安市にあって東京ディズニーリゾートと言うがごとし!、、、、都立日本橋高校は、校名のとおり元々東京都中央区の日本橋に所在していたが、平成21年(2009)に同所から墨田区八広への移転となっても名前をそのままとした普通科のみの都立高校である。、、、、校舎の建て替えなどによる短期の移転なら校名変更は必要ないが、恒久的な移転なら校名も変更してはと思うのだがね、余計なお世話かな! “八広高等学校”より“日本橋高等学校”の方がブランド力があるかも?

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・・・・・・・・・・・・都立日本橋高等学校の前から八広駅の方向に伸びる「南龍館通商栄会」という商店街(現在は寂れ、店はほとんどない)がある。 街路灯の電灯は無くなり、ポールだけが残されている。、、、、京成押上線の曳舟駅と八広駅の中間に、かつて向島駅(駅跡は不明)があった。 その駅の周辺に
昭和初期から昭和30年頃まで南龍館という映画館があった、また映画館の近くに南龍館通商栄会があった。、、、、街路灯はその当時のものらしい。

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● 八広の町の北端に京成押上線の「
八広駅」がある。 駅の出入口は大通りに面さず、荒川土手に向かい高架下の奥まった薄暗い処にある。 しかも、駅の高架化は平成9年(1997)に改良工事が完成した、比較的新しい駅である。 なぜ、こんな奥まった処に、わざわざ出入口を造ったのか、私には謎だ!

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● 「木根川橋」を渡り荒川を越える、、、、木根川橋は、墨田区八広と葛飾区東四つ木とを結ぶ、長さ466mの美しいトラス橋。 昭和44年(1969)完成。、、、、荒川と一体となって女性的な美しさを描いている橋。

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● 「四ツ木駅」に到着、ここから帰宅!

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