SKIPシティ
京浜東北線の蕨駅から、東に向かって埼玉高速鉄道の鳩ケ谷駅まで、1万2千歩の散歩です。
● 朝7時半過ぎに蕨(わらび)駅で下車する。 私が乗って来た大宮行きの下り電車はチョウド全員が座れる程度の乗車率。 しかし、蕨駅から東京方面に向かう上り電車は立ってる人も多く着席が難しそうだ。 都心のオフィスに9時までに入るには、蕨駅は通勤時間帯の真只中だ! 通勤客の人波は駅前からホームまで延々と続いている(凄い!)
・・・・・・・・・・ 蕨駅は明治26年(1893)7月16日に日本鉄道の駅として開業し、明治39年(1906)には国有化された。 蕨駅は京浜東北線の電車のみ停車し、線路名称の東北本線の列車は停車しない。 島式ホーム1面2線の地上駅である(駅舎は橋上)、、、、1日平均乗車人員は約52,000人である。 通勤通学客が多い駅だ!
● 蕨駅で下車したが、行先は定まらず、地図を見て東西南北どちらに歩こうか? 駅前の交差点で迷い、駅に向かう美人が一番多そうな、東に向かって伸びる大通り(塚越本通り)沿いに歩くことにした。、、、、歩きはじめて、美人どころか歩いてる人が少なく、チョイトがっかり!
● 蕨駅から1㎞程歩いたところに塚越稲荷神社があり、立ち寄ってみた。、、、、神社の創建年代は不詳だが、明応年間(1492~1501)の創建と伝わる。 鎮座する丘は、玄快という廻国の出家僧が伏見稲荷大社に折誓の折り、お告げを受けて法華経一万部を埋納し、経塚としたところで、これが塚越の地名の由来となったそうだ。、、、、印象的な赤い鳥居をくぐり参道の先、階段の上には、伏見稲荷を意識したのか真っ赤な本堂がある。、、、、境内には、延命観音、力石、天満宮、観音堂など、話題となるようないろいろなものがある。
● 表通りは、マンション、住宅が並ぶだけで面白くない。 蕨市から川口市の裏通りに入り、チョウド通学時間の埼玉県立川口工業高等学校前を歩き、清流とは言い難い黒く汚れた堅川を越え、川口市立上青木中学校前を通り過ぎると、SKIPシティの前に出た!
● 「SKIP CITY(=SKIPシティ)」とは、川口市にある映像制作を目的とした施設。 NHK川口ラジオ放送所跡地の産官学連携による再開発事業として、2003年2月1日にオープンした。 SKIPは 英語: Saitama Kawaguchi Intelligent Park の頭文字から。、、、、NHK放送所の跡地は広大な土地で、現在は4街区に分かれている。 A街区には、2棟の大きな建物があり、1棟は埼玉県・川口市が主体となり、「埼玉県産業技術総合センター」、「川口市立科学館」などが使用してる。 もう1棟は「NHKアーカイブス」などが使用してる。 B街区は仮囲いに囲われ、現在大林組の施工で、約22,000m2の敷地に4棟のNHKのスタジオを建築中。 C街区はこれも広大な敷地だが、現在は更地。 今後川口市が庁舎の建て替えで使用する予定らしい。 Ⅾ街区は放送衛星システムの地上運用局として使用中。、、、、なにしろ広い! 広大だ! NHKの経営が苦しいとは思えない広さだ!
・・・・・・・・・・ まずは、A街区の埼玉県・川口市が主体の建物
・・・・・・・・・・ 「NHKアーカイブス」のある建物
・・・・・・・・・・ B街区はスタジオ建築中、、、、長~い仮囲いの内側は全てB街区
・・・・・・・・・・ C街区は更地、、、、奥に見えるパラボラはD街区の衛星放送施設
・・・・・・・・・・ Ⅾ街区のパラボラが並ぶ衛星放送施設
● SKIPシティの北東500m程の処に、浄土宗の専称寺(せんしょうじ)がある。 専称寺は青木山聖冏院と号す。 専稱寺は、浄土宗中興の祖・酉蓮社了譽聖冏上人(応永27年1420年寂)が開山、江戸期までは近隣に末寺を擁していました。 現在の建物は明治以降の建築らしい。、、、、なんとなく懐かしさを感じる寺
● 専称寺の先で芝川を越えると鳩ケ谷駅(はとがやえき)がある。 鳩ヶ谷駅は、平成13年(2001)3月28日に開業した埼玉高速鉄道線の駅。 島式ホーム1面2線の地下駅。