花卉の町:鹿骨
今朝の散歩は、江戸川区鹿骨から、新堀・春江・瑞江と歩いてきた。 8千歩
● 相変わらず散歩の行先は決まっていないが、JR総武線の新小岩駅から散歩をはじめる予定で家を出た。 新小岩駅前には多くのバスが停まっており、行先が特定していない私は、チョイト、バスに乗ってみたくなり、適当に発車しそうなバスに飛び乗った。(都の敬老パスを持っているので、都内のバスは載り放題!)、、、、『どこ行きだ? 瑞江駅行きか、どこで降りようか?』車中で自問自答。 新小岩駅と瑞江駅の間に新中川が流れてる、このバスはどこかで新中川を越えるはずだ、『よし、新中川を越えた処で降りよう!』
● バスを降りたのは、新中川を越えて最初のバス停「鹿骨五丁目」、初めて降りた! 『さて、どっちへ向かって歩こうか?』 乗ってきたバスは瑞江駅行きなので、とりあえずバスが向かった方向へ私も歩くことにした。、、、、“鹿骨”は“ししぼね”と読む。 奈良時代(8世紀)、藤原氏によって奈良の春日大社の創建に際し、常陸の鹿島神宮から分霊されたが、その際に多くの神鹿を引き連れておよそ1年かけて奈良まで行ったと言い伝えられており、その途中、鹿が死んだためこの地に葬った。(鹿を葬った「鹿見塚」や「鹿骨鹿島神社」がある) これが「鹿骨」の地名の由来と言われてる。、、、、鹿骨は園芸の町としても有名で、ビニールハウスが点在する。
・・・・・・・・・・ 花卉農家の多い町として、特産野菜や花卉類の研究栽培を行う「東京都農林総合研究センター 江戸川分場」がある。 構内の見学はできるそうだ。
● 鹿骨1丁目に、真言宗豊山派寺院の円勝院がある。 金霊山神明寺と号す。 円勝院の創建年代は不詳であるが、享禄3年(1530)に中興、元禄2年(1689)に火災で焼失し別当を勤めていた鹿骨鹿島神社の地から当地へ移転、明治7年に観音寺、乗勝寺、薬王寺の三寺を合併した。、、、、歴史を語るものは少ないようだが、“鹿骨”の場所柄、緑や花については話題も多く、時期によっては古代蓮が見事に咲くそうだ!
● 春江町に入ると、耐震補強と外部塗装を終えた、東京都住宅供給公社の「春江町住宅」が見える。 昭和47年(1972)から翌年にかけ完成した、地上11階建ての建物3棟からなる住宅は、総戸数398戸の団地。、、、、11階は見晴らしが良く、市川・本八幡・下総中山方面が一望できる無料の展望台(?)
● 都営新宿線の瑞江駅に近い処にも、“生産緑地”と呼ばれる農地が点在する。 駅に至近なこの農地、更地にして売ったらいくらになるか? 億万長者になれそうだ!
● 瑞江駅に到着したが、駅前のバス乗り場には小岩駅行きのバスが停まってる。 帰りは、このバスで小岩駅に行き、総武線で帰ろう!、、、、今日は、行きも帰りもバス利用!