2025年2月 6日 (木)

寒い 寒い 大寒い!

2月に入り、最強・最長寒波の到来。 この寒さで、私は予約したクリニックには行かざるえないが、あとは終日家に籠ってテレビにゲーム。 家に籠っていては体力が落ちると思い、今朝は散歩に出てみた。、、、、京成押上線の高砂方面に向かうつもりで家を出たが、今朝の外気は気温2℃風も吹き付け、寒い寒い大寒い! 遠くに行くのは止めた! 京成曳舟で降り亀戸まで、寒中の散歩。 9千歩



● 朝8時、通勤通学客がゾロゾロ歩く京成曳舟駅で乗り降りする。 『この寒い日に通勤通学は大変だ、ズル休みしちゃいなよ!』と声をかけたくなるね。、、、、駅の上下線の高架化が完成したのは平成27年(2015)、10年前に高架駅となったが、いまだ駅前の整備は終わっておらず、広い駐車場となっている。
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● 京成曳舟駅から、木造住宅密集地域として名を馳せた京島地区を、北から南へクネクネと曲がり抜ける2車線道路を歩く。、、、、駅へ向かう人の姿は寒そうだ。 若いカップルも手はつないでいるが、無口、早足。 
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・・・・・・・・・・ もちろん早朝なので営業はしていないが、墨田区京島3丁目に「電気湯」という名の銭湯がある。 大正11年(1922)の創業だそうで、今年で103年目、銭湯の老舗である。 開業当時は電気で沸かしていたから「電気湯」というらしい。 今はガスで沸かしている「電気湯」。、、、、営業してれば、チョイト温まってゆきたいこの寒さ!
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・・・・・・・・・・ 下町の元気な商店街「キラキラ橘商店街」をとおる。 この商店街は90店舗程が営業している、その中でも食料関係の店が多く、地域の台所となっている。 関東大震災・東京大空襲等の被害から奇跡的に難を逃れた為、古くから地域の皆様に愛される商店街である。、、、、朝8時、商店街は通学路。
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東武亀戸線の小村井(おむらい)の踏切を渡り、「香取神社」へ向かう。、、、、2両編成の電車は通勤通学客で混んでいる。
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・・・・・・・・・・ 小村井の「香取神社」は旧小村井村の鎮守で、平安時代末期、下総国香取郡から開拓のために移住してきた6軒の人々が香取神宮の分霊を勧請したと言われてる。 経津主大神を祭神とする。 現在の社殿は、昭和29年(1954)の建立で、本殿は流れ造り、拝殿は入母屋流れ造りの総桧造り。、、、、江戸時代、当神社の東側には江戸近郊の梅の名所として知られた小村井梅園があった。敷地は約3,300坪で、築山・池・多数の名石を組んだ庭園に紅梅白梅が咲き乱れ、毎年梅の盛りには将軍の御成りもあったという。しかし、残念なことに明治43年(1910)の大水で廃園となった。 この小村井梅園を偲び、平成6年(1994)境内に梅が植えられ小さな梅園が開設された。 既に一部の木には花が咲いてる。 節分も過ぎ、まもなく春だ!
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● 明治通りに架かる
福神橋」(昭和58年架橋)を渡る。 橋は全長21.3m、幅22mで、墨田区立花と江東区亀戸を結ぶ。、、、、橋から東京スカイツリーが良く見える!、、、、空は青空、風はビュービュー、寒い寒い!
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●明治通りを歩きJR総武線亀戸駅に到着。 今日は寒い、早く帰って暖まろう!
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2025年1月30日 (木)

雪景色で露天風呂

昨年の年末、掃除をしながら妻に一言『鬼怒川温泉あたりで、雪景色の露天風呂に入り、美味いものを食べ、一日のんびりしたいね!』 妻の即答『いいね!』 早速、行く日は雪の積もっていそうな真冬の1月下旬、曜日は空いてる平日できれば水・木曜日、行先は鬼怒川温泉、お宿は中国人・韓国人の少なそうな静かな和風の宿、等の条件でネット検索・予約する。 大晦日、浅草寺参りに行ったついでに浅草駅で特急スペーシアXのプレミアムシートを予約。 あとは行くだけ!、、、、一ヶ月後の昨日(29日)夫婦二人で一泊二日の温泉旅行へ出発。



● 鉄道大好きな私にとってスペーシアXには初めての乗車、小学生の遠足気分で、嬉しさいっぱい。 浅草駅から乗車。、、、、プレミアムシートは、2号車に備えられた2人用+1人用の座席でゆったり感がある。 しかし、発車すると車内放送で、1号車のカフェカウンターでコーヒー等を販売していることが告げられると、3・4・5・6号車の乗客がゾロゾロと車内を通り抜けて買いに来る。 私が座る2号車の通路は行き交う人で落ち着かず、ゆったり感はすっ飛んだ!、、、、9時に浅草を出て、11時に鬼怒川に到着する、お宿のチックインにはまだ早い。 妻と車中で相談し、東武ワールドスクウェアへ寄って行くことにした。
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東武ワールドスクウェア駅で下車する。 降りる乗客は少なく、チョイト寂しいね。 駅前に「東武ワールドスクウェア」がある。 雪は積もっていないが、小粒の雪がチラチラ舞い落ちてくる。 TVコマーシャルなどで知ってはいたが、来園したのは初めて。 寒い平日午後、チケット売り場に人がいない。 私たちの姿を見て飛んできた! 園内の来場者の姿は少ない、ガラガラだ! 欧米よりも中韓の観光客がチラホラ。、、、、東武ワールドスクウェアは、「世界の遺跡と建築文化を守ろう」をテーマに平成5年(1993)に開園した。 制作年数5年、総工費170億円をかけて世界の100点以上の有名建造物を25分の1の縮尺で再現した世界が広がる屋外テーマパーク。 園内は現代日本・アメリカ・エジプト・ヨーロッパ・アジア・日本の順に6つのゾーンに分けられている。 各ゾーンではエジプトの三大ピラミッド、パルテノン神殿、東大寺などの47の世界遺産登録物件の他、世界の有名建築物が展示されている。 精巧にできた屋外展示模型で、『雨が降ったら、風が吹いたら、どうするの?』と、要らぬ心配する夫婦。、、、、要らぬ心配もう一つ。 来園者の少なさに驚いて、利益が出るのかな?、、、、2時間ほど楽しめた『これで世界旅行は終わったね!』
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東武ワールドスクウェア駅から一駅隣の鬼怒川温泉駅まで電車に乗る。 駅で待つてると、観光列車「SL大樹ふたら(C11 325)」が通過、さらに鬼怒川温泉駅では転車台を使い方向転換を見る。 ラッキー!、、、、妻は駅前のバームクーヘン屋さん(人気の店らしい)へ急ぎ足! 『機関車よりもバームクーヘン』
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鬼怒川温泉のお宿にチェックイン。 宿は鬼怒川のほとりに建つ、木々に囲まれたシンプルな外観の中規模な温泉ホテル。 部屋には内湯と露天風呂が付いている。 もちろん共用の大浴場もある。、、、、部屋から見える景色は、粉雪は舞っているが、雪は積もっていない! 今回の旅の目的「雪景色を見ながら露天風呂に入る」は達成できず、残念無念!

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・・・・・・・・・・ 夕食は、房総の海の幸をメインに美味しく食す。 妻と二人の食事も、旅先で食べるとより美味い!
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・・・・・・・・・・ 二日目(30日)は、ゆっくりお目覚め、ゆっくり朝食、ゆっくりチェックアウト、、、、日光へ寄って帰ることにした。
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● 粉雪の舞う日光、数年ぶりに輪王寺、東照宮、二荒山神社と巡る。

・・・・・・・・・・ まずは、輪王寺三仏堂に参る、、、、妻がぜひ見たいと言う、世界遺産登録25周年記念の秘仏初開帳で「五大明王」を拝観。 秘仏は身長10㎝程の青い肌の五体の明王像であった。(秘仏で撮影禁止) 妻が想像していた大きさに比べ、あまりにも小さな仏像であったため、公開していた場所を通りすごし、再び三仏堂に戻り拝観する。 御利益あるかも?
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・・・・・・・・・・ つづいて東照宮に参る、、、、拝殿に上がり二礼二拍手一礼。 久しぶりに鳴龍を見る。2501301050260
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・・・・・・・・・・ 東照宮に沿って参道を歩き二荒山神社へ参る、、、、風が強く吹き、粉雪舞い、寒い!
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● 年寄りは「無理は禁物」 疲れを生じぬよう、帰りは特急「リバティ」で早めに帰京する。
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● いずれまた「雪景色を見ながらの露天風呂」に再挑戦したい!

2025年1月27日 (月)

千葉街道に沿って

京成本線の海神駅から、千葉街道沿いに歩いて、総武線下総中山駅まで、1万歩の散歩です。



● 都心から京成本線で千葉方面に向かうと、京成船橋駅の一つ手前に海神駅(かいじんえき)」はある。、、、、海神駅は千葉街道(国道14号)の北側の一段高い丘陵部に位置している。 この付近は昭和初期に富裕層の別荘が建ち始めたことに由来する大邸宅の多い高級住宅街として開発されたが、約100年を経た現在は小規模住宅も増えたようで、一般の住宅街に変わってきた。 海神駅は大正8年(1919)10月25日に京成電気軌道の駅として開業した。 住宅街の駅で1日平均乗降人員は約6,000人、京成線内では乗降人員の少ない駅である。 もちろん、普通列車しか停車しない、私好みの駅である。
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● 今日は海神駅の近くに在る龍神社(船橋市海神6)へ、几号水準点を見に行く。、、、、龍神社(りゅうじんじゃ)は、西海神の鎮守で大綿津見命(仏名:娑竭羅龍王、別名:阿須波の神)を祀る。 明治以前まで近くの大覚院が別当をしていたと伝えられ、同寺の山号を龍王山と称する。 万葉集巻二十に「庭中の阿須波の神に小柴さし 我れは斎はむ帰り来までに」の歌が伝えられている。、、、、明治中期に造営された総欅造の本殿には、技巧をこらした彫り物があり、一見の価値あり!
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・・・・・・・・・・ 龍神社の鳥居の内側で狛犬台座前に独立して几号水準点らしき標石が設置されている。 この標石は一辺15㎝、地上高さ30㎝程の花崗岩でできた角柱。 上面には球状のふくらみがあることから、明治初期に内務省の設置した几号水準点よりも比較的新しい時期(私の推定では、昭和に入って設置されたものか?)に設置されたものと思われる。 標石の一面に6㎝角の「不」に似た記号が彫られている。 各地の几号水準点を見て歩いてる私にとっては、偽物もどきの標石にチョイトがっかり。、、、、【注記】几号(きごう)水準点とは、明治9年前後に内務省地理寮(国土地理院の前身の一つ)が高低測量を行うために設けた基準となる測量点。 イギリス式の測量法に従い、漢字の「不」に似た記号を恒久的に残るであろう石等に刻印し、水準点としたものである。 しかし、明治17年(1884)に陸軍の陸地測量部がドイツ式の測量方式を採用したため、この方式は使われなくなった。 現在、設置された几号水準点の一部は各地に現存しているが、水準点としては機能していない。
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● 千葉街道に出て、東京方面に向かうと、船橋中央病院の北側の小高い処に、木花咲耶姫命を祭神とする「山野浅間神社」(船橋市西船1)がある。 千葉街道から階段を上り、船橋市内で最も長い参道と言われてる約200mの参道を進むと社殿がある。 神社は、奈良・平安時代から山野浅間神社と称するといい、明治時代には村社に列格していたといいます。 現社殿は昭和47年(1972)に新築された。
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● 再び千葉街道に戻り、西船橋駅の北側でJR武蔵野線のガードを抜けると、一昨年(23/10/31)歩いた「印内春日神社」、「葛飾神社」、「東明寺」、「多聞寺」、「稲荷神社と続く。(一昨年の記事を見てください!)
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● 千葉街道から南に折れて、JR総武線の下総中山駅に到着。 下総中山駅は日蓮宗本山の中山法華経寺へ続く参道が駅前から伸びる。 参道はチョイトした商店街となっている。、、、、下総中山駅は明治28年(1895)4月12日に総武鉄道の中山駅として開業した。 明治40年(1907)には鉄道国有法により買収され国有鉄道の駅となる。 大正4年(1915)下総中山駅に改称する。、、、、普通列車しか停まらない駅。 なんとなく薄暗く、不思議な静けさを感じるのは私だけか?
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