2023年6月 6日 (火)

雑色から梅屋敷

京浜急行の雑色駅から、裏通りを歩いて、糀谷駅前を抜け梅屋敷駅まで、1万歩の散歩です。




● 京浜急行本線の「雑色駅(ぞうしきえき)」で下車し、散歩を始める。 駅前に立ってはみたが、行先決まらず『さて、いずれの方向に歩くか?』 しばし、駅前で考え、これまでに歩いたことのない裏通りを歩いて見ることにした。、、、、雑色駅は普通列車のみが停車する駅だが、乗降客は比較的多く、京急線全72駅中16位である。 

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・・・・・・・・・・ 駅からの通勤客の多くは、駅前の国道15号(=第一京浜国道)を横断し、海側の工場が多い町へ向かって行く。 私も、
昭和の雰囲気が残る商店街「水門通り」を歩く!

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● 水門通りから、東六郷の町の裏道に入る。、、、、細い裏道、おはよう!、路地にアジサイ、通学時間、ゲートボール 

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● 東六郷・
荻中(はぎなか)の町を抜けると、京浜急行空港線の「糀谷(こうじや)駅、、、、今日は駅前を通過!

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● 糀谷駅前の商店街から横に入ると「西仲天祖神社」がある、チョイト手を合わせて行こう!、、、、西仲天祖神社の創建年代は不詳、村民久左衛門が創建したといわれてる。 村民久左衛門とは?、謎の人物か? 

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・・・・・・・・・・ 天祖神社から北へ、呑川に架かる宝来橋を渡ると東蒲田の町である。、、、、橋の両側は大田区の下町で、景色も大差なし!

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● 裏通りから東蒲田の「大田区総合体育館」の脇に出てきた。、、、、大田区総合体育館は以前の体育館が老朽化したため、平成24年(2012)に、現在のモダンな体育館に、「みる」スポーツと「する」スポーツを基本コンセプトに建て替えられた。 総工費は約51億円。 収容人数:約4,000人、設計者:石本建築事務所、施工:フジタ・幸建設・河津建設・甲田建設JV、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上2階/地下2階の建物である。

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● 大田区総合体育館の正面に駅名:梅屋敷の由来となった「梅屋敷跡」がある。、、、、現在は「聖蹟蒲田梅屋敷公園」となっている。、、、、公園の案内板には、『梅屋敷と和中散売薬所跡  「和中散」は、食あたり、暑気あたり等に効く、道中常備薬としてつくられ、旅人に珍重された。 元禄から正徳にかけて(1688~1716)大森村中原、谷戸、南原に三店が開業した。 このうち南原にあった店が、のちに北蒲田村の忠左衛門に譲られ、この地に移転したという。 文政年間(1818~1830)の初め、忠左衛門の子の久三郎の代に庭園に梅の銘木を集めて、休み茶屋を開いた。 亀戸の梅林とともに梅の名所「梅屋敷」として有名になり、広重の浮世絵にも描かれた。 昭和50年3月19日指定 大田区教育委員会』と記されてる。

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・・・・・・・・・・ 梅屋敷跡から約300m歩き、京浜急行本線の「梅屋敷駅」から帰ることにした。

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2023年6月 4日 (日)

鰻が菖蒲に勝った

台風は消え去り、ポッカ・ポッカのポッカレモンのような爽やかな晴天。 夫婦で久しぶりに堀切菖蒲園に行くことにした。 家を出る前の予定は『四ツ木まで電車で行き、そこから菖蒲園まで歩き、入園後は再び歩いて、堀切橋を渡り北千住まで歩こう! 昼飯は北千住で食べよう!』と、二人で合意。 私の推定では、健康的な1万3千歩程の散歩となる予定だった。、、、、Let's Go




● 9時過ぎ京成押上線「四ツ木駅」で下車し、散歩を始める。 

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・・・・・・・・・・ 町工場の多い葛飾区四つ木・堀切の町を歩く。 日曜日で、人も車も少なく、歩きやすい!

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● すでに多くの人で賑わっている「堀切菖蒲園」に到着。 見事に咲いてる菖蒲、いいね、最高! (4年前の『堀切菖蒲まつり』はこちら!)、、、、【堀切菖蒲園の歴史】堀切の菖蒲栽培の始まりには二説ある『①室町時代、堀切村の地頭久保寺胤夫が家臣の宮田将監に命じ、陸奥国郡山の安積沼から花菖蒲を取り寄せて栽培を始めた。 ②江戸時代、百姓の小高伊左衛門が趣味で各地の花菖蒲を集めて庭で栽培したのが始まり。』 どちらを始まりとするかは自分で決めて! その後、堀切の菖蒲栽培は「江戸百景」に数えられ、名所案内や紀行文、鈴木春信・歌川広重の浮世絵に登場する。 戦前まで、堀切には武蔵園・吉野園・観花園・小高園・堀切園などの菖蒲園があった。 昭和34年(1959)堀切園を東京都が購入、東京都立堀切菖蒲園として公開。 昭和50年(1975)葛飾区に移管され現在に至る。

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・・・・・・・・・・ チョイト、綺麗どころを代表して!

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・・・・・・・・・・ 園内をほぼ一巡し、次は、ここから北千住まで歩く予定だ。 『そろそろ出ようか』と、出口に向かう。 この時、管理事務所のアナウンス、私は難聴で聴き取れなかったが、妻は良く聞こえたらしい『聞いた?柴又へ行けるよ!』。 私『・・?・・』 どうやら、菖蒲園の脇から、同じ葛飾区のしばられ地蔵”(菖蒲の名所:水元公園に近い)柴又帝釈天へ行くシャトルバスがまもなく出発するらしい。 妻の思考回路は、“柴又帝釈天” → “川千家” → “鰻”、で昼食は決まり! 急遽、北千住行きは柴又行きとなる。、、、、バスに飛び乗り、出発進行!、、、、途中の“しばられ地蔵(水元公園)”の菖蒲は見ずに、柴又へ向かう。

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● 帝釈天の参道を足取りも軽く歩く妻、万歩計の数値を気にする私。 とりあえず、帝釈さまに手を合わせ、義理を済ませば、いざ“鰻”。、、、、今日の散歩は、“鰻”が“菖蒲”に勝った! 万歩計は8千歩であった

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2023年6月 1日 (木)

雑色へ

東急池上線池上駅から、京急本線雑色駅まで、9千歩の散歩です。




● 今日は、2年前の令和3年(2021)に駅ビル「etomo池上」が開業した「池上駅」から散歩を始める。、、、、駅ビルは相対式ホーム2面2線の地上駅の跨ぐように、線路上に建てられた5階建てビル。 1階はホーム、2階は改札、3階はスーパー、4階は区立池上図書館、5階は池上総合病院付属クリニックが入居している。 レトロな雰囲気の残っていた木造の旧駅舎はモダンな駅ビルとなり、本門寺参拝の風情はなくなりチョイト残念! これも時代の流れかな!

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● 池上駅から、本門寺を背にして、南の多摩川へ向かって歩く。

・・・・・・・・・・ 駅前の踏切を越え、池上6丁目の町を抜ける。 私の興味を引き付けるものは見当たらない。 

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・・・・・・・・・・ 東矢口1丁目に入っても、街並みは変わらず、もくもくと歩くだけ! 『何か面白そうなものはないかな!』、、、、【おまけの話】“東矢口(ひがしやぐち)”の地名は、“矢口”の東側の町だから。 では、“矢口”の地名の由来は、日本武尊が東征のとき矢合わせ(矢合戦)をしたところといわれている。 多摩川の対岸の川崎市には、“矢向”・“矢上”の地名が残っている。 話の真偽は???

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・・・・・・・・・・ 東急多摩川線の踏切を越えると新蒲田の町

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・・・・・・・・・・ 新蒲田3丁目に「道塚神社」がある。 道塚神社の創建年代は不詳だが、江戸期には日月宮と称し、隣接する大楽寺が別当寺を勤めていた。 天保2年(1831)天祖神社と改称し、大正3年(1914)に近隣の油山稲荷大明神、神明宮、熊野大権現、茅場稲荷大明神を合祀し、旧地名に因んで道塚神社となる。、、、、“道塚”は新蒲田に変わる前の旧地名

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・・・・・・・・・・ 道塚神社の隣りにあるのは、真言宗智山派寺院の「金剛法山 大楽寺」。 天応3年(1319)、当地に一宇を建立したのが始まりと伝えられている。、、、、山門は2階式の立派なもの。 本堂は黒塗りの鉄筋コンクリート造、、、、ペットの霊園もある!

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・・・・・・・・・・ 池上から道なりに真直ぐ歩き、西六郷の町に入る。 町の西側には多摩川が流れてる。 私は東側に折れ、雑色駅に向かう。

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・・・・・・・・・・ 東海道線・京浜東北線の「雑色踏切」を越えると雑色駅は近い

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● 踏切を越え、商店街を抜けると、京浜急行本線の「雑色駅(ぞうしきえき)」、、、、雑色駅は、明治34年(1901)2月1日、京浜電気鉄道の駅として六郷橋 ~ 官設大森間の開通と同時に開業。 平成22年(2010)から平成24年(2012)にかけ、ホームの高架化を行い、相対式ホーム2面2線の高架駅となった。、、、、“雑色(ぞうしき)”とは辞典によると『 平安時代以後、公家・武家の家の従者。 雑役をつとめる

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