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2013年1月23日 (水)

田端~大塚

田端駅でホームの古レールを見ていたら、「道灌山トンネル」の遺構を見たくなった、散歩は大塚駅までほぼ山手線沿いに歩いた、1万3千歩、9km。

①田端駅・・・・・・・・・・明治29年(1896)、日本鉄道(現在の東北本線)の駅として開業。同年の12月には、田端~土浦間の現:常磐線も開通。明治36年(1903)、田端~池袋間の豊島線(現:山手線)が開業した。・・・・・・・・北口は平成20年(2008)にリニューアルした橋上駅舎だ。 南口は道灌山側に出る小さな駅舎。 ホームには古レールが再利用されている。 歴史ある駅だ!・・・・・・・・・・北口エスカレータ上部の大空間は、同じようでスケールのデカイ、大阪駅の大空間を連想させるね。

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・・・・・・・・・・・・北口(2013/1/19撮影)と南口(2010/9/21撮影)・・・・・・・・・・・・・

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②田端トンネル・・・・・・・・・・・京浜東北線北行きは、田端駅を出るとすぐに、短い(50m以下?)田端トンネルに入る。短いトンネルを出ると、すぐに田端跨線線路橋(山手線)の下をくぐる。・・・・・・・・・・写真は、トンネルの出口で、緑の山手線が田端跨線線路橋を渡り、奥に京浜東北線南行きが見える。

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・・・・・・・・・・上の写真は、山手線の内側の道灌山台地から、決死の覚悟(?)で撮影。細い道が行き止まりとなり、正面の金網の下にトンネルが見える。

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・・・・・・・・・・・金網の正面は新幹線の高架橋とその下に田端の車両基地が見える。いいね!

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③道灌山トンネル・・・・・・・・・・・・・・田端を出た山手線は、田端トンネルの横を通り、田端跨線線路橋を渡り、富士見橋が架かる道灌山の切通しに入る、道灌山トンネルは橋の脇に(○印)、トンネル坑門の一部が見え、残されている。・・・・・・・・・・トンネルは、明治36年(1903)、豊島線が開通した時に竣工したと思われる。 大正14年(1925)の複々線化でトンネルは廃止され、切通しとなった。・・・・・・・・・・世間から埋もれたトンネルとなって、まもなく90年となる。掘り起こしてみたいね!

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④中里トンネル・・・・・・・・・・富士見橋をくぐってきた山手線は、湘南新宿ラインの上を道灌山跨線線路橋で跨ぐ。下を走る湘南新宿ラインは中里トンネルに入り、上中里方向へ向かう。・・・・・・・・・・中里トンネルと道灌山跨線線路橋は大正14年(1925)に完成した。 

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・・・・・・・・・・・・道灌山跨線線路橋の下を抜ける湘南新宿ライン

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⑤JR社宅・・・・・・・・・中里トンネルの上部は線路の線形に沿い、JRの所有地で社宅が建っている。この事実が意味するところは、“中里トンネルは開削工事で造られたものだ”。・・・・・・・・・写真:社宅はリニューアル工事の最中で、一部は完成していた(右側の白い建物)。道路はトンネルの線形に合わせ、緩やかに左に向かいカーブしている。

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⑥中里第二踏切と中里橋・・・・・・・・・オタクはご存じ、山手線唯一の踏切だ。 山手線の開通の大正14年(1925)から北区中里に在る。・・・・・・・・・・並行して走る湘南新宿ラインは山手線より低い位置を走るため、こちらは中里橋により跨ぐことになる。現在の中里橋は、昭和29年(1954)に竣工した。

・・・・・・・・・・・・手前が中里橋、奥が中里第二踏切

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⑦大塚駅前の都電・・・・・・・・・・・・・

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