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2013年1月 8日 (火)

稲毛~千葉

総武線稲毛駅から千葉大の東側を歩き、総武本線東千葉駅前を通り千葉駅まで、6km程度の散歩です。 万歩計を忘れ、歩数は?

①稲毛駅・・・・・・・・・・・明治27年(1894)に総武鉄道(市川~佐倉)が開通し、5年後の明治32年(1899)に幕張と千葉の間に稲毛駅が開業した。 駅の老舗だ!・・・・・・・・・東京のベッドタウンとして、駅の周辺にはマンション、団地がやたら多い。 昭和40年代の高度成長期に建設された住宅も多く、住民の高齢化が進み昼過ぎの駅前には中高年が目立つね!

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②公務員住宅・・・・・・・・・千葉大の東側(稲毛区轟町)に建ち並ぶ、「関東財務局」が管理する公務員住宅。場所も良く、綺麗に手入れが出来ている住宅団地だ!・・・・・・・・・・公務員住宅が建つこのあたりは、かつて陸軍の施設が建ち並んでいたそうだ。 と、云うことは、元々国有地だったところ。・・・・・・・・・・・家賃は民間住宅の4~5分の1程らしい、羨ましいと思う人も多いだろうね。

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③旧鉄道聯隊材料廠煉瓦建築・・・・・・・・・・轟町の住宅地の一角に、千葉経済大学があり、キャンパスの中に、かつての陸軍鉄道第一連隊の材料廠の赤煉瓦の建物がある。・・・・・・・・・明治41年(1908)に建設されたもので、煉瓦造アーチ構造、南北に幅3m程の下屋を付設し、煉瓦構造の主要部分は約54m×7.3mと細長い建物だ。鉄道連隊材料廠が所有する機関車の修理工場として建設された。内部のアーチ部分に直行するように下屋の外部、出入口部分にはレールが残っている。・・・・・・・・・(去年の6月に来た時の写真はこちら)

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④陸軍気球連隊格納庫跡・・・・・・・・・・千葉経済大学近く、作草部の台地の上に「川光倉庫」という会社が在る。ここの米穀倉庫は、風船爆弾の気球を作った格納庫跡を再利用しているものだ。この格納庫跡は昭和4年(1929)に建てられ、厚いコンクリートとスレート屋根でできている。・・・・・・・・・風船爆弾は、気球にガスを充填し品質確認するため、天井の高い施設が必要であった。 そのため、戦時中は女学生を動員して、日劇、国際劇場などの建物の中で気球を作ったそうだ。

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⑤千葉医療センター・・・・・・・・・・・東千葉駅の北側(千葉市中央区椿森)の国立医療センター。現在の建物は平成22年(2010)に建てられたそうだ。・・・・・・・・・・この病院は、明治41年(1908)に千葉衛戍病院として創設され、昭和11年(1936)から千葉陸軍病院となり、昭和20年(1945)からは国立千葉病院となった。医療センターとなったのは平成16年(2004)からだ。・・・・・・・・・・・まだ、千葉病院であった平成5年頃、私の父が病院の近くで背骨を圧迫骨折し、ここに入院していた。当時、見舞いに毎週、浅草橋の我が家から通ったものだ。その頃の病院は陸軍病院の面影を残す、木造の病棟も残っていたと記憶している。 当時の面影が少しも残っていないのには、ガッカリ。

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⑥豊田米穀店・・・・・・・・・・・東千葉駅近くの、懐かしさを感じる佇まいの米屋さん。廃業したのか?

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⑦東千葉駅・・・・・・・・・・昭和40年(1965)、日本国有鉄道の駅として開業。・・・・・・・・・かつて、千葉駅は現:東千葉駅の150m程西側にあり、東京方からの列車は千葉駅でスイッチバックして房総方面に向かっていた。 そのスイッチバック解消のため昭和38年(1963)、千葉駅は現在の位置へ移転した。・・・・・・・・東千葉駅は移転後の千葉駅を補うため新設された。・・・・・・・・・・・売店も、立ち食いソバ屋もない、魅力ない駅だ。 私も、ここから乗車するのはパスして、少し歩いて千葉駅から乗ることにした。

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⑧千葉モノレール・・・・・・・・・・駅前の巨大オブジェ?

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