浅草橋~駿河台
我が家(浅草橋)から、小伝馬町、神田駅周辺、駿河台をブラブラして、御茶の水まで、1万歩、7kmの散歩です。
①十思小学校・・・・・・・・・・・中央区日本橋小伝馬町に建つ、昭和3年(1928)竣工、鉄筋コンクリート造3階建ての関東大震災復興小学校。 正面玄関の曲面構造、半円の柱型、アーチ状の窓などで構成されるデザインは、20世紀初頭の表現主義建築(検見川無線送信所なども同じ様式)の特徴を表している小学校だ。・・・・・・・・・・貴重な学校建築だが、現在は少子化の影響で廃校となり、複合施設「十思スクエア」として広く区民に解放されている。・・・・・・・・・十思小学校は明治11年(1878)に十思学校として開校した。校名の“十思”(じっし)とは? 地名でも人名でもない。中国宋の時代の歴史書『資治通鑑』(しじつがん)より、天子のわきまえなければならない戒め「十思之疏」(じっしのそ)から名づけられた。・・・・・・・・・・明治の人は、校名にも気を配り命名したようだ。 現在では、役所が命名する校名は第○○小学校と連番だから、味気なく、愛着もないね!
②JR神田駅・・・・・・・・・・現在、神田駅に接して平行に走る新幹線高架橋の上に、さらに高架橋を増築し“二層の高架橋”とし、新幹線の上に“東北縦貫線”を走らせる改良工事の真っ最中。 平成26年(2014)の完成予定。
・・・・・・・・・・高架下は、中央通りに面した神田駅玄関部分・・・・・・・・よく見ると、太い柱にチョイトした飾り部分があり、アーチ状の梁が載っている。歴史を感じる部分だ!
・・・・・・・・・・神田駅前には「健やかに」(作:田中昭)の像があり、忙しそうなサラリーマンを見つめているようだ!
③文房堂(文房ビル)・・・・・・・・・・駿河台下の有名な画材屋さん。大正11年(1922)の旧本社ビルの外観を保存した建物。・・・・・・・・・・・建物全体が彫刻のような感じで、重厚な建物だ。内部は画材屋さんで、版画・絵葉書などもあり、楽しいお店だ!
④学生時代の喫茶店・・・・・・・・・三省堂の裏口前の路地に残る、学生時代の喫茶店・バー
⑤古本屋・・・・・・・・神保町といえば古本屋が、かつてはズラリ並んでいた。 私の知る、昭和30年代は、駿河台下から九段下にかけてだ。 今は、ズラリでなく、ポツリポツリだ!・・・・・・・・・・近頃は、古本屋を覗いてる中高年が多く、学生は少ない感だね! 私も、今日古本屋を覗いてみたが、私の探す本は見つからなかった。残念!
⑥山の上ホテル・・・・・・・・・・・私の好きなウィリアム・メレル・ヴォーリズ(早稲田教会、東洋英和女学院などを設計)の設計により、昭和11年(1936)に、アール・デコ調のクラシカルな内外装を施し、「佐藤新興生活館」として完成した。・・・・・・・・・ホテルは太平洋戦争中に帝国海軍によって使われ、戦後は連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)に接収されて陸軍婦人部隊の宿舎として使われた。・・・・・・・・昭和29年(1954)の接収解除後は、「山の上ホテル」として創業した。
●・・・・・・・・・・・今日は神保町の本屋で、JR貨物の時刻表を購入してきた。 “貨物列車の時刻表など買ってどうするの?” “何故か、見てると楽しい本だ!”
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