鶯谷~御徒町
夫婦で東大裏の竹久夢二美術館へ行ってきた。鶯谷から東大裏に出て、池之端を通り御徒町まで、1万2千歩、8kmの散歩です。
①元三島神社・・・・・・・・・・・鶯谷駅前のラブホテル街のど真ん中に鎮座する神社・・・・・・・・・伊予国一宮「大山祇神社」(愛媛県大三島)を本社とし、弘安4年(1281)の創建と云われる神社。・・・・・・・・・社殿は、コンクリートの人口地盤の上に建てられ、一階は居酒屋だ。
②寛永寺根本中堂・・・・・・・・・・鶯谷駅から、寛永寺橋(跨線橋)を渡り藝大裏の寛永寺「根本中堂」にお立ち寄り。・・・・・・・・・・元禄11年(1698)、現在の上野公園大噴水の地に建立された根本中堂は、慶応4年(1868)彰義隊の戦争により焼失した。現:根本中堂は、明治12年(1879)に川越喜多院の本地堂を現在地に移築し再建したものだ。・・・・・・・・・・・・今日は本堂に上がり、本尊に手を合わせてきた。
③旧吉田屋酒店・・・・・・・・・・・・・・現在は、台東区の下町風俗資料館附属設展示場として公開している。・・・・・・・・・明治43年(1910)に建てられ、昭和61年(1986)まで谷中で営業していた、出桁造りの「吉田屋酒店」を移築したもの。江戸時代からの商家の建築様式を伝える貴重な建物だ。・・・・・・・・・土間の匂い、揚戸の出入り口、格子戸などいいね! 内部には、酒を量り売りしていた頃の棹秤、枡をはじめ、樽、徳利、宣伝用ポスターなどが残されている。帳場に座りたくなるね!
④カヤバ珈琲・・・・・・・・・・昭和13年(1938)創業で、平成になり一度閉店したが、平成21年(2009)に再び開店した珈琲店。ドアの前に並んでいる人もいるね!
⑤谷中岡埜栄泉・・・・・・・・創業明治33年(1900)の和菓子の「岡埜栄泉」。
⑥千代の富士の像・・・・・・・・・・・谷中の曹洞宗玉林寺に、元横綱千代の富士の像がある。・・・・・・・・・なぜ、ここに元横綱の像が? 答えは、“いけみず”という人(檀家の人か?)が寄贈したらしい。 顔はそっくりだ、ビックリだ、シャックリだ!・・・・・・・・・寺は天正19年(1591)の創建だ。
⑦はん亭・・・・・・・・・・・・文京区根津2丁目の串揚げ屋さん。大正6年(1917)に建てられ、関東大震災にも耐えてきた木造3階建ての建物は、国の登録有形文化財に指定されている。
⑧M邸・・・・・・・・・・“はん亭”前の住宅。・・・・・・・昭和初期の建築か?
⑨弥生式土器発掘ゆかりの地・・・・・・・・東大浅野キャンパス(文京区弥生2丁目)の片隅に、弥生式土器発掘ゆかりの地を示す石碑がある。・・・・・・・“弥生町”で発掘した土器なので“弥生式土器”と名がついた。 では、“縄文式土器”は“縄文町”で発掘されたの? (これは愚問)
⑩弥生美術館/竹久夢二美術館・・・・・・・・・昭和59年(1984)、弁護士・鹿野琢見によって設立された挿絵画家の作品を所蔵・公開する「弥生美術館」。同じ敷地内に竹久夢二の作品だけを独立して建てたのが「竹久夢二美術館」だ。・・・・・・・・・入館券は両館共通で、竹久夢二と高畠華宵の大正ロマン、戦後の挿絵画家:濱野彰親のモノクロ作品と、両方を楽しめた。
⑪S邸・・・・・・・・・・弥生美術館の近くの住宅。昭和初期の建物か?
⑫両山堂印刷所・・・・・・・・・・池之端の食品ラベル印刷所「両山堂」、大谷石による3棟(事務所風、工場風、住宅風)の建物は昭和29年(1954)に建てられた。・・・・・・・・・・・昨年2月に見せてもらい、今日訪れたら事務所風の建物が綺麗になっていた。
●・・・・・・・・・・・・・この後は、不忍池を抜け、上野松坂屋へ買いものに!