四ツ木~亀有
京成押上線四ツ木駅から、常磐線亀有駅まで、1万6千歩、11Kmの散歩です。
①四ツ木駅 ・・・・・・・・・・大正元年(1912)に開業した駅。平成11年(1999)の高架化工事以降、高架下は柵で囲われたまま活用する動きがない、どうするのか。 ひょっとすると、地下鉄8・11号線(有楽町線・半蔵門線)の延伸計画構想(有楽町線が豊洲から住吉へ分岐し、住吉~押上~四ツ木間は両線が共用し、四ツ木からは両線が亀有へ向かう)を睨んでいるのか?
②西光寺・・・・・・葛西郡渋江郷(現:四つ木)の領主だった葛西三郎清重の館に親鸞上人が逗留し、自ら阿弥陀如来の像を画いて与えた。清重は随喜のあまり聖人に帰依し、浄土真宗雨降山西光寺として嘉禄元年(1225)に創建した。その後、寺は衰退し無住状態となった。 寛永年間(1624-43)に天台宗の僧が止宿して、由緒ある寺の法灯が絶えることを惜しみ、浅草伝法院の門末:超越山西光寺として再興した。
③堀切1丁目・・・・・・・・・・“○○荘”だ!・・・・・・金属加工工場です・・・・・・・・ドブ川は暗渠化して消え、桜が彩を添える裏道
④極楽寺・・・・・・・・・・・堀切菖蒲園近くに、真言宗豊山派の寺で、医王山薬王院と号し、宝徳元年(1449)に創建された極楽寺がある。ここの門柱は、昭和6年(1931)建立。・・・・・・・・・山郷の寺のような空気が漂い、なんとなく素朴な感じだ!・・・・・・・・・・門の脇には疣取り(いぼとり)地蔵が祀られ、地蔵さんに塩をふりかけ、その塩を疣にすりこむと良く治ると伝えられている。 長年、塩をかけられ融けてしまったのか、地蔵さんの姿が見えない!
⑤泉荘・・・・・・・・・・昭和の残るアパート「泉荘」、昭和初期の建物か? 屏風状に折れた正面外壁、緑の洋瓦、丸窓、菱形にデザインされた桟のある窓、玄関の円柱、どれもこれも“昭和レトロ”だ!・・・・・・・・・・1階を拝見、玄関右手に管理人室の小窓、左手は2階への階段と下駄箱、正面は真直ぐ伸びる廊下、奥には共同便所。タイムスリップしたようだ!
⑥天祖神社・・・・・・・・・・京成本線「堀切菖蒲園」駅の南側一帯は「クローバー商店街」と称している。この一角に天祖神社がある。・・・・・・・・・永禄3年(1560)に勧請した、旧堀切村の鎮守さま。現在の社殿は昭和41年(1966)造営。
⑦堀切文化映画・・・・・・・・・「クローバー商店街」に位置する飲み屋街の中程に、現在は八紘産業という会社が使用している建物がある。・・・・・・・・ここには、「堀切文化映画劇場」があり昭和50年(1975)前後まで営業していたそうだ。堀切には、他に、戦後の最盛期、堀切映画劇場、堀切世界館、堀切日本館、堀切シネマ、堀切名画座と6館もあり、下町の繁華街を形成していた。(もちろん、現在営業中の映画館は1軒も残っていない。)
・・・・・・・・・・・・外壁に残る「堀切 文映」の文字影。
⑧九品寺・・・・・・・・堀切菖蒲園駅の北方に位置する、葛飾区内では有数の古刹。建久4年(1192:鎌倉時代)創立し、以来、今日まで法灯を絶やさず伝えている。・・・・・・・・・現在の本堂は昭和35年(1960)の改築。・・・・・・・・桜が綺麗だったので、足が止まった!
⑨亀有の畑・・・・・・・・・・
⑩亀有駅前交番の脇に・・・・・・・・・・某マンガの主人公が
●おまけ・・・・・・・・・・ママの手品、つまらない!