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2013年3月 6日 (水)

矢切~市川

北総線矢切駅から、江戸川土手を歩き総武線市川駅まで、1万4千歩、10kmの散歩です。

①矢切駅・・・・・・・・・北総鉄道北総線の「矢切(やぎり)」駅は、葛飾「柴又」とは江戸川を挟み対岸の千葉県松戸市下矢切にある駅。平成3年(1991)の開業した、2面4線の地下駅。・・・・・・・・ここ矢切駅は水上勉の旧居跡に造られた駅だ。

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②化研病院・・・・・・・・・・正式名称は財団法人化学療法研究会 化学療法研究所附属病院。 病院は昭和14年(1939)、当時国民病といわれた結核の化学療法研究を目的に設立された。昭和41年(1966)には、結核患者減少に伴い一般病棟を建設した。・・・・・・・・・・・現在は、平成19年(2007)に全て新しい建物に建て替えられ古い病棟は何もない状態だ。・・・・・・・・・・私が最初にこの病院を訪れたのは30年くらい前で、当時はサナトリュウムの雰囲気が残る木造の病棟・霊安室などが何棟か建ち並び、本格的な(?)戦前の病院だった。 

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・・・・・・・・・・・恩賜館・・・・・・・化研病院は結核治療の病院として、その社会的重要性から三井財閥の支援を受ける一方、明治天皇ゆかりの「恩賜館」を宮内省より下賜された。この建物(現:病院裏に移設された)は、明治天皇が明治8年(1875)皇太后の御座所として青山御所内に造営し、その後、内大臣官舎の和館として千代田区三番町に移築し、昭和11年(1936)まで使用されていた。昭和13年(1938)、化研病院内に移築した由緒ある建物だ。明治以降に宮内省で造営し現存する建物の中では最古だ。

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③栗山浄水場配水搭・・・・・・・・・・矢切のシンボルとしてドッシリと立つ、栗山浄水場の給水塔。高さ31.9m、内径15mの円筒形高架水槽、ドーム状の屋根で、頭頂部には4本柱の換気口をもつ、昭和12年(1937)の竣工の現役の給水塔。・・・・・・・・・一昨年、外壁を塗り替え青空の下、白く輝いていた。

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・・・・・・・・・・・・浄水場の本館

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④チョイト、田舎の空気が・・・・・・・・・栗山浄水場がある高台から、江戸川土手の方へ下がる細い路に田舎の空気を感じた。 神社は日枝神社、お寺は本久寺。

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⑤柳原水門・柳原排水機場・・・・・・・・・・松戸市東部では都市化が進み、この付近は保水・遊水機能が著しく低下した。そのため、洪水被害・浸水被害を防ぐため、雨水を強制的に江戸川に配水する排水機場、水門などが整備された。

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⑥江戸川土手・・・・・・・・・春の日差しと春霞のもと、土手の散歩。スカイツリーも霞んで見える。  いよいよ春だ!

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⑦国府台天満宮・・・・・・・・・・天満宮は、文明11年(1479)、国府台の鎮守として太田道灌が建立した。ここも、田舎の空気が漂う神社だ。

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⑧里見公園・・・・・・・・・バードウォチング中なので、静かに脇を通り抜け、公園を素通りしてきた! 西洋庭園はバラの植え替え中。

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⑨矢切の春・・・・・・・・・・

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