市ヶ谷~早稲田
中央線市ヶ谷駅から、東京女子医大・早稲田大をぶらつき、地下鉄早稲田駅まで、1万5千歩、10kmの散歩です。
①JR市ヶ谷駅・・・・・・・・・・・明治28年(1895)、甲武鉄道の駅として、外濠の土手に開業した。
②市谷亀岡八幡宮・・・・・・・・・・・濠を挟み、市ヶ谷駅の向かいに神社は在る。太田道灌が文明11年(1479)に、江戸城西方の守護神として鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を祀ったのが始まり。“鶴岡”に対し“亀岡”と命名した。シャレか?・・・・・・・・・・・急な階段を上ると、静かな境内が待っている。
・・・・・・・・・・・神社の奥を行くと、車は絶対に通れない裏道となる。まずは、道の真ん中に大木が4本並ぶ。続いて、直角に折れると階段、これでは自転車もダメだ!
③東京女子医科大学病院1号館・・・・・・・・・・・・・昭和5年(1930)に建築された鉄筋コンクリート造5階建ての建物。・・・・・・・・・・・・建物は、翼を拡げたような十字プランと、5階部分がセットバックしている、角の多い形状をしている。外壁はスクラッチタイルと、特注のイボが付いたようなタイルの2種が用いられている。・・・・・・・・大学は病院を含め施設整備中のようだ。1号館も建替えの話があるとか? 記念館のように整備して残して欲しいね。
④早稲田大学2号館(旧図書館、會津八一記念博物館)・・・・・・・・・大正14年(1925)に図書館として竣工した、学内最古の建物。設計は今井兼次。・・・・・・・・・・博物館の内部もチョイト拝見。 1階は大隈重信の遺品、富岡重憲のコレクションが展示されてる。大階段には横山大観・下村観山の大作が飾られスゴイ。2階の展示室は天井が高く、落ち着いた雰囲気で鑑賞できる。
⑤早稲田大学5号館(坪内博士記念演劇博物館)・・・・・・・・・・昨年は外壁補修工事中だったが、今日は工事も終わり、すっきりした状態をパチリ。・・・・・・・・こちらも今井兼次の設計で、昭和3年(1928)に竣工した、鉄筋コンクリート造3階建ての博物館。
⑥グリーンハウス・・・・・・・・・・・早大の西門近くの住宅地の奥に建つ集合住宅。L字型に8軒程が連なる建物で昭和4年(1929)の建築。・・・・・・・・下町の“長屋”とは一味違うようだ!
⑦法輪寺・・・・・・・・・早稲田大学キャンパス横に日蓮宗の萬年山法輪寺がある。江戸時代の創建。・・・・・・・・・・前を歩いていたら、オー、階段がある。見上げると古都の寺院のようなアプローチだ、気持ちが誘われて本堂へ、合掌! 南無妙法蓮華経!
●・・・・・・・・・・・・・・・・今日は“階段”に縁がある日のようだ。 家の階段から落ちて、怪我しないように注意、注意、注意だ!