高砂~市川
京成線高砂駅から総武線市川駅まで、1万4千歩、10kmの散歩です。
①茅の輪・・・・・・・・・・・6月30日は、正月から6月までの半年間の罪穢を祓う夏越しの大祓の日だ。河原で刈った茅草で大きな輪を作り、その輪を8の字型に3回くぐりぬけると、半年間の罪・穢れを祓うことができるといわれている。・・・・・・・・・朝、神社に立ち寄って、草のいい匂いがプンプンする茅の輪をくぐり、心身ともに清らかになり散歩に出た。
②高砂第1号踏切・・・・・・・・・高砂駅ホームの東側に接する踏切(踏切の上は京成金町線のホーム)。 高砂駅は京成本線と金町線(本線から分離し高架となっている)および北総線、そして高砂検車区への入出庫線もある、一大ジャンクションで多くの線路が交錯し、発着量も多い。ここに在る第1号踏切は当然“開かずの踏切”となっているようだ。・・・・・・・・鐘ヶ淵の踏切で脱臼した不自由な右手の状態で、今日も踏切をパチリ。 私は、馬鹿か、阿呆か、懲りない男だ!
②高砂第2号踏切・・・・・・・・・・・1号踏切に続き。高砂検車区前の2号踏切。・・・・・・・・パラパラと雨粒が落ちてきた。
④都営高砂団地・・・・・・・・・・昭和38年(1963)から昭和44年(1969)にかけて建設された、総戸数1300戸に近い古い大規模団地が、京成本線の南側に広がっている。・・・・・・・・・この団地と線路を挟み北側の京成高砂検車区を含めた、高砂駅周辺は再開発の話があるそうだ。・・・・・・・・・団地も、平成21年(2009)から、建て替え工事に着手している。 そのため、何棟かは閉鎖され取り壊しを待っている。 残りの棟も半分くらいは空き部屋となりガランとしている。 気のせいか給水塔も寂しそうに見えるね!・・・・・・・・・・・・広い敷地なので、最終的にはどのような街に生まれ変わるのか楽しみだ!
⑤高砂第4号踏切・・・・・・・・・・・線路わきで立派なお地蔵様と道祖神が見守っている。・・・・・・・・・電車のかわりに駕籠が通れば時代劇の世界だ!
⑥煉瓦造の祠・・・・・・・・・葛飾区鎌倉の真言宗豊山派輪福寺の門前には、煉瓦造の祠の中に地蔵尊が祀られている。・・・・・・・・・そんなに古い祠ではないが、犬小屋みたいで面白い!
⑦文化住宅(?)・・・・・・・・・・・・・木造平屋の住宅が2棟並んでいる。 それぞれの棟は左右対称で2世帯づつ入居している。 終戦直後に建てられた文化住宅の名残か?
⑧江戸川駅・・・・・・・・・・・・京成本線の駅だが知名度の低い、マイナーな駅。江戸川を挟み、東京側には江戸川駅、千葉側には国府台駅が対峙している。両駅とも江戸川土手に至近で、互いの駅を眺めることも可能だ。・・・・・・・・・駅の歴史は立派で、大正元年(1912)に京成本線は、押上~高砂~江戸川間で初めて開業した。当時の駅名は「伊予田」で終着駅であった。・・・・・・・・・・江戸川には、しばらくは橋梁ができず、渡し船で市川に渡ったそうだ。のどかな時代だったかも?
⑨京成電鉄江戸川橋梁・・・・・・・・・・・・・・昭和54年(1979)に完成した現在の橋梁。 橋長は433.2mの下路ワーレントラス橋。
⑩江戸川・・・・・・・・・・・・・・小岩菖蒲園はそろそろ店仕舞だ! 菖蒲田ではカエル、小魚、カニ獲りの時期となった。
⑪市川橋・・・・・・・・・・・・市川橋の下り線(上流側)は昭和38年(1963)に、上り線(下流側)は昭和42年(1967)に開通したワーレントラス橋。全長399mの橋上を走るのは国道14号線(千葉街道)。
●・・・・・・・・・・・・・高砂を出たころは小雨だったが、市川駅では真夏の日差し。和服はアツ~~イでしょうね!
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