押上~八広
消えた台風3号の跡には熱帯低気圧が居座り連日の雨。昨夜の予報では、今日の天気は、午前中曇り、午後3時以降は雨、夜は本格的に雨。・・・・・・・朝、薄曇りの空模様、ヨシ、降られても困らないように、押上から線路沿いの散歩とした。 京成押上線の押上~八広間の上り線が、この8月23日から高架線に切り替えられるので、現場の視察に歩いてみた。
①押上駅(京成)・・・・・・・・・・・・・都営地下鉄浅草線が乗り入れている京成電鉄の押上駅。京成電鉄の旧押上駅は現:京成電鉄本社ビルが建っている位置に大正元年(1912)に開業した。・・・・・・・・昭和35年(1960)には都営地下鉄との相互直通運転開始により地下駅が完成した、その後しばらくは地上駅も使用していたが、後に地上駅は廃止された。現在はスカイツリータウンの地下に位置する地下駅だけだ。
・・・・・・・・・・・・・旧押上地上駅に近い出入り口。隣りは京成の変電所。
・・・・・・・・・・・・・・旧押上地上駅の跡に建つ、京成本社ビル。この本社ビルもまもなく京成八幡駅前に移転する。 ビル正面には京成橋が架かる。
・・・・・・・・・・・・・・京成電鉄本社前の京成橋は、昭和4年(1929)に架けられ、昭和37年(1962)に現橋に架けかえられた。 全長18.75m。
・・・・・・・・・・・・・・昭和35年(1960)の押上駅周辺。(写真は昨年の広報誌「京成らいん」から)・・・・・・・・・・・左に北十間川が流れ、左下に京成橋、中央下に押上駅、中央上の広い部分は東武業平橋駅とその構内(現在のスカイツリータウンの位置)。
・・・・・・・・・・・・・・昭和35年は、私が14歳、中学生だ! この年に都営地下鉄浅草線(当時は1号線)押上~浅草橋間が開通した。 そして、地下鉄浅草橋駅を施工している時の工法、施工会社名などを、なぜかよく覚えていた。 大学生で就職試験を受けるとき、この記憶が、私の頭にチラチラ、ピカピカ点灯し、浅草橋駅を施工したゼネコンに、私は入社したのだ。 運命の赤い糸で会社と結ばれていたのかも。(?)
②地上に出てくる京成線・・・・・・・・・・・・京成線は押上駅を出ると、東武の本社前踏切を過ぎた位置で、地上に顔を出す。
・・・・・・・・・・・・・高架の東武線に並走し、盛土区間に入る。
③押上の線路沿いの路地・・・・・・・・・・
④押上の長屋・・・・・・・・・・・・マンションの陰に隠れたように残る、戦後のバラック?
⑤高架工事接続部・・・・・・・・・京成曳舟駅手前の高層マンション脇で、ここから押上線は高架となる。現在は上り線の工事が進み、8月に切り替えられる。
・・・・・・・・・・・・・・工事中の手前:高架線と盛土の奥:在来線。・・・・・・・・・・・・・在来線の小さなガード、煉瓦造りだ! 大正元年、押上線開通時に造られたものか? 高架化工事の最後には壊されるガードだ!
⑥半分できてきた京成曳舟駅 ・・・・・・・・・・高架3層の新駅は、3階がホーム、2階が改札らしい。駅前広場もでるようだ。 駅舎も在来線と反対側は、外装工事が行われ、明るい駅となっている。
・・・・・・・・・・・・・・明治通りの踏切・・・・・・・・・・・高架化工事が終了する平成28年(2016)まで、あと3年したら、この踏切も無くなるのだ!
⑦まもなく八広駅・・・・・・・・・・・・・高架の八広駅に擦り付ける位置。
・・・・・・・・・・・・・八広の都営アパートから、チョイト眺めてみた。
・・・・・・・・・・・・・地上から見ると、つまらないね!・・・・・・・・写真、右側は都営八広5丁目アパートで、昭和51年(1976)に竣工した。全250戸。
・・・・・・・・・・・・・・既存の高架部分となり八広駅に到着。
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