浅草橋~飯田橋
浅草橋から飯田橋まで総武線に沿い夕暮れの散歩。1万歩、7km。
①両国~浅草橋・・・・・・・・・・・総武線の両国~お茶の水間の開業は昭和7年(1932)である。それまでは、隅田川岸の両国駅が総武本線の起点であった。・・・・・・・・両国を出た上りの総武線はすぐに隅田川を越えることになる。
・・・・・・・・・・・・・・総武線隅田川橋梁 ・・・・・・・・昭和7年(1932)竣工・・・・・・・・今日の散歩の始まりはここから。
・・・・・・・・・・・・・・スカイツリーもバッチリ見える!
・・・・・・・・・・・・・隅田川と浅草橋駅間(柳橋)の高架部分・・・・・・・・・私の小学校の同級生で高架下に住んでいる児がいたが、家に遊びに行くと電車が通るたびに小さな振動とガタガタの音が聞こえた。 ここでよく眠れるなと感心した思い出が残っている。・・・・・・・・・今でも住んでいる人がいるようだ。
・・・・・・・・・・・・・浅草橋架道橋・・・・・・・・・・浅草橋駅前の江戸通りを跨ぐ架道橋
②浅草橋駅・・・・・・・・・・昭和7年(1932)開業・・・・・・・・・・我が家の最寄駅。私が生まれた頃の終戦直後には、電車だけでなく蒸気機関車も走っており、朝夕、駅を通過する汽笛の音が我が家でも聞こえていた。・・・・・・・・私にとっては生涯の最寄駅だ!
・・・・・・・・・・・・・・江戸通りに面する東口・・・・・・・・・・今日は浴衣姿の若者が何故か多いね? どこぞで花火大会があるのか? それとも、屋形船で暑気払いか?
・・・・・・・・・・・・・・・浅草橋は立ち呑みが、なぜか多い。 女の子一人でもお立ち寄り。
・・・・・・・・・・・・高架のホーム下は一般道で、交通量も多い。
・・・・・・・・・・・・・西口・・・・・・・・・・駅前からはお隣の秋葉原駅が望める近さ! しかし、浅草橋は閑散として静かだ!
③浅草橋~秋葉原・・・・・・・・・・・・浅草橋寄りは2階建て程の高さだが、秋葉原よりは4階建ての程の高さとなる高架部分。・・・・・・・・・・・・・・一部では、耐震補強工事実施中。
・・・・・・・・・・・・昭和橋架道橋・・・・・・・・・・昭和通りを跨ぐ鉄道橋。終戦直後までは日本最大のスパン長によるプレートガーダー橋であった。こちらも当然、昭和7年開通だ。・・・・・・・・写真は、緑に塗装した橋底を撮っている。
④秋葉原駅・・・・・・・・・・・明治23年(1890)に日本鉄道の秋葉原貨物取扱所として開業した。旅客営業は大正14年(1925)に上野~東京間の開通により始まる。
・・・・・・・・・・・・・昭和通り口・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・中央改札口・・・・・・・・・・平成17年(2005)に新設された改札口。
・・・・・・・・・・・・・駅前ロータリーから眺める高層ビル。 このビルは旧青果市場の跡に建っているのだ。 市場は私の幼少時代の遊び場だった! 当時の面影は残っていない、残念!
・・・・・・・・・・・・・電気街口・・・・・・・・・昔のアキハバラデパート(現:アトレ)があった改札口。
⑤秋葉原~御茶ノ水・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・御成街道架道橋・・・・・・・・・・・・・中央通りの上に架かる鉄道橋。昭和7年(1932)竣工。・・・・・・・秋葉原電気街の景観としてお馴染みになった鉄道橋。
・・・・・・・・・・・・周辺は夜も活気があるね!
・・・・・・・・・・・・松住町架道橋・・・・・・・・・・・昌平橋交差点の上を斜めに横切るように架けられた鉄道橋。道路に橋脚を造れず、結果として、日本最初のタイドアーチ式鉄道橋となった。
・・・・・・・・・・・・・・神田川橋梁 ・・・・・・・・・・・・松住町架道橋に続き、神田川の上で大股を広げたような橋脚はお見事! こちらも昭和7年完成。
⑥御茶ノ水駅 ・・・・・・・・・・・・明治37年(1904)、甲武鉄道の駅とし開業。 その後、駅の位置は多少移動したが、神田川の崖に作られたため改築が難しく、狭いホームは危険な状態である。 現在、バリアフリー化も兼ね、駅の改良工事に着手した!
⑦御茶ノ水~水道橋・・・・・・・・・・・・神田川に沿って走る。
・・・・・・・・・・・・・・水道橋駅直前に白山通りに架かる新水道橋架道橋 ・・・・・・・・・明治37年(1904)開通。 甲武鉄道発注のHarkort製プレートガーダーの橋。
⑧水道橋駅・・・・・・・・・・明治39年(1906)9月、甲武鉄道の駅として開業。翌月(10月)には国有化され国鉄の駅となる。
・・・・・・・・・・・・・白山通りに面した東口・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・ホーム下には甲武鉄道時代の煉瓦造りの橋脚によるガードもある。
・・・・・・・・・・・・西口・・・・・・・・・・
⑨水道橋~飯田橋・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・小石川橋通りガード・ ・・・・・・・・千代田区三崎町にある小石川通り架道橋は、明治37年(1904)に甲武鉄道がドイツの橋梁メーカー「HARKORT」社に発注し、輸入した橋梁だ。・・・・・・・・・・この橋には明治の匂いが強烈に残っている。いいね!
・・・・・・・・・・・・・・石積みで造られた盛土の路盤・・・・・・・・・・・暗い夜道は危険です!
⑩飯田橋駅・・・・・・・・・・明治28年(1895)、甲武鉄道の飯田町~牛込間開通に駅の歴史は始まる老舗の駅。
・・・・・・・・・・・・・目白通りに面する東口・・・・・・・・ホームは目白通りの上にも伸びている。
・・・・・・・・・・・・・・西口・・・・・・・・・・40年程前に私が通勤で利用した改札口。
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