大久保~新大久保
中央線大久保駅から、百人町付近をブラブラ歩き回り、直線距離で400m程の山手線新大久保駅まで、5000歩、4kmの散歩です。
①大久保駅・・・・・・・・・・明治28年(1895)に開業。 高架下の北口を出ると、駅前の大久保通りは韓国系の店が並び、歩いてる人も韓国人が多いように思われる。
②矯風会館・・・・・・・・・・・・・・・百人町にある、日本キリスト教婦人矯風会(きょうふうかい)の本部ビル。矯風会は、明治19年(1886)に設立された日本最古の婦人団体で、現在は、禁煙運動、禁酒運動、貧困母子家庭への支援活動、売春問題、従軍慰安婦問題、反戦活動などに取り組んでいる。・・・・・・・・会館の建物は、昭和34年(1959)にオープンした、特徴の無い普通のビルだ。・・・・・・・・・・はずかしながら、【矯風】の意味を調べてみた。“悪い風習・風俗を改め正す”こと。・・・・・・・・・・矯風会の設立者:矢島楫子(やじまかじこ)は明治・大正期の女子教育者で、キリスト教系の中・高一貫校「女子学院」の初代院長となった。 徳富蘇峰と蘆花は甥にあたる。
③百人町・・・・・・・・地名は、江戸時代、内藤清成が率いた伊賀組百人鉄砲隊の屋敷があったことに由来する。・・・・・・・・・現在は、南側(大久保駅、新大久保駅の周辺)はコリア・タウンとなり、観光地化している。 北側は国の研究機関、百人町アパートなど公営住宅が建ち並んでいる。・・・・・・私は、ゴチャゴチャした町の中に、小さな怪しげな店が点在する、南側が好きだ。
④皆中稲荷神社・・・・・・・・・大久保駅と新大久保駅の中間に鎮座するギャンブルの神様。百人町の皆中稲荷(かいちゅういなり)神社だ!・・・・・・・・天文2年(1533)に稲荷大明神が鉄砲組与力に立ち射撃を伝授したことから、「当たる」ものに御利益があると人気をあつめている。“皆中”とは、「みなあたる」の意味。・・・・・・・・・・社務所では、ギャンブル用のお守りも売っている。 さらに、「百発百中」から、恋愛・良縁成就のお守りもある。・・・・・・・・・・ここで、賽銭をはずみ、手を合わせて帰らないと、“食あたり”の罰あたりにあたるね!
⑤新大久保駅・・・・・・・・・・大正3年(1914)、山手線の駅として開業。 韓流ブームの効果で、駅も乗降客が増え、儲かっていると思いきや、山手線内の駅ではワースト3に入る、乗降客の少ない駅だそうだ。・・・・・・・・・・KARA、少女時代のグッズでも買おうと思っても、まだ開店前だ!
・・・・・・・・・・・・・・“これから、どっち方向に歩こうか?”と思っていたら、台風の影響による雨が降りだし散歩を中止した。 散歩を始めて、まだ1時間、無情の雨だ!
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