大森~大森町
JR京浜東北線大森駅から、京浜急行大森町駅まで、1万2千歩、9kmの散歩です。
①しのはら・・・・・・・・・ハローワーク大森の前に、昭和初期の建築を活かした蕎麦屋さんがある。 以前司法書士事務所だった建物を蕎麦屋に改装したそうで、外壁はスクラッチタイル貼り、内部には金庫がオブジェとして客室に鎮座しているそうだ。・・・・・・・・・・私が店の前を通るのは開店前の時間が多く、蕎麦を食べる機会に遭遇しないのが残念だ!
②M邸・・・・・・・・・・大森北4丁目、チョイト目に入った戦前の住宅らしき建物。
③甘酒稲荷神社・・・・・・・・・・平和島駅西側の公園の脇に鎮座するのは甘酒稲荷。 創建年代は不詳。 かつては(武蔵国荏原郡不入斗村内川耕地貝塚)稲生社と称し、嘉永5年(1852)に再建された。 咳の病に霊験ある神様で、遠くから参拝する人もいたらしく、平癒した後に甘酒が奉納されていたので、甘酒稲荷と称されたそうだ。・・・・・・・・・・今日みたいに寒い日は、参拝客に甘酒をふるまってほしいものだ!
④野口理髪店・・・・・・・・・・・平和島駅前、第一京浜に面して営業していた散髪屋さん。建物は木造モルタル塗り2階建て。 縦長の窓から伸びるブリキの煙突、入り口わきの壊れたコンクリート製のゴミ箱(ブリキで補修)、建物右側コーナーの丸みあるデザイン、昭和の散髪屋だ!
・・・・・・・・・・・・・・営業中の野口理髪店(Googleマップより)
⑤大森 海苔のふるさと館・・・・・・・・・・・・羽田空港に近い平和の森公園に「大森 海苔のふるさと館」がある。・・・・・・・・・・・・大森周辺は江戸時代から昭和38年(1963)の生産中止まで、江戸前:浅草海苔の生産地であった。 戦後、東京湾の埋め立てにより海苔の生産を中止したが、現在も海苔問屋の多くが営業している。・・・・・・・ふるさと館は伝統文化を保存するため、海苔生産の資料を保存・展示している施設である。 見学者のいないガラガラの館内を、ゆっくり拝見してきた。
・・・・・・・・・・・・・平和の森公園から、昭和島方向を望む
⑥内川・・・・・・・・・・・・東京湾から東海道線にぶつかるところまで遡る、小さな短い川が内川である。 海苔の町を流れる川で、かつては生活の川であった。 現在は護岸も整備され綺麗な水が流れる癒しの川となった。
⑦金子海苔店・・・・・・・・・・・・大森東で営業中、慶応2年(1866)創業の老舗の海苔問屋さん。 こちらの店の裏側に大きな倉庫がある。戦前の建築であろう?