馬込
都営地下鉄浅草線馬込駅から、お隣・終点の西馬込駅まで、1万歩、7kmの散歩です。
①馬込駅・・・・・・・・・・昭和43年(1968)、都営1号線(現:浅草線)の駅として、西馬込~泉岳寺間開業により設置された。
・・・・・・・・・・・・・馬込の松原橋は、橋下を環七通りが走り、橋上を第二京浜が通る立体交差となっている。
・・・・・・・・・・・・・・駅の南側の出口は松原橋の真下(環七通り)に出る構造となっている。 上の写真の左側橋脚の陰に出口がある。・・・・・・・・・・橋の下に出る、珍しさと面白さを楽しんでいるのは私だけのようだ!
・・・・・・・・・・・・・・馬込駅の北側の出口は第二京浜に面している。(2013/10/30撮影)
・・・・・・・・・・・・・ホームは島式1面2線。(2013/10/30撮影)
②東海道新幹線沿いに・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・中馬込3丁目に広大な空き地があった。 「東京地下鉄」の保有地で、千坪(3300㎡)の敷地に地上7階/地下1階の社宅が計画されているようだ。 さすが、儲かっている大会社だ!
・・・・・・・・・・・・・空き地の先には新幹線。 ヨシ、新幹線沿いに歩いてみるか!
・・・・・・・・・・・・・新幹線と横須賀線のガード「宮の下架道橋」をくぐると西馬込地区となる。
・・・・・・・・・・・立正大学付属中高等学校の一角に、謎の建物を発見!・・・・・・窓が少ない、どうやら昭和30年代の建物のように見えるが、建物を一周してみたが用途が解るそれらしき表示がない。 しかも、建物は無人のようだが、ヘンスに囲まれ施錠されている。 調べてみた複数の地図には建物名が表示されていない。 ますます気になる建物だ!・・・・・・・・私の推測では、近くに新幹線が走ることから、新幹線用の高圧電流を扱う変電所ではないだろうか?
・・・・・・・・・・・・・馬込は起伏の激しいところで、新幹線沿いに歩いてもアップ・ダウンの連続!
・・・・・・・・・・・・・・・新幹線に並走する横須賀線
・・・・・・・・・・・・・・オー、跨線橋の金網から馬込の給水塔の帽子が見える! これより、給水塔を見に行くことにした。
③馬込給水塔・・・・・・・・・・・西馬込2丁目の高台にドッシリと立つ二つの給水塔。 大田区・品川区の給水状況を改善するため、戦後、多摩川浄水場・長沢浄水場より水を引き、配水できるように造られた。・・・・・・・・・・南側(白い帽子屋根)の第一給水塔は昭和26年(1951)に完成、北側(黒い帽子屋根)の第二給水塔は昭和29年(1954)に完成した。 高さは28m、直径32m、容量9,000m3で、鉄筋コンクリート造である。・・・・・・・・この辺りでは、屋並みの間に帽子がチラチラ見える、馬込のシンボルかな?
④大田区立郷土博物館・・・・・・・・・西馬込駅に近い、大田区立の博物館。只今、特別展「川瀬巴水 -東京の風景-」の展覧会が開催されていた。 これはぜひ拝見しよう!・・・・・・・・3階建ての立派な区の施設を入ると、「入場無料」の立て看板があり、私を喜ばせてくれた。 3階の展示は先客が一人だけ、のんびり、ゆっくり、じっくり拝見できた。 誰もが一度はみたことのある川瀬巴水(かわせはすい)の版画がズラリ、しかも、各作品には写生したスケッチブックと複数の版元の版画が展示されていた。 大満足し、巴水を学んできた。
⑤馬込の秋・・・・・・・・・・・・・・・