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2013年12月 3日 (火)

日暮里~駒込

日暮里駅からスタートし、千駄木あたりで行きつ戻りつ、ゴチャゴチャ、グルグルうろつき、駒込駅まで、1万3千歩、10kmの散歩です。

①下御隠殿橋・・・・・・・・・・・JR日暮里駅北口を出ると、駅の東西を結ぶ跨線橋の上に出る、この跨線橋が下御隠殿橋(しもごいんでんばし)です。初代の跨線橋は昭和3年(1928)に架けられ、現在は2代目で平成7年(1995)に架けられた。 この橋から北を見ると、JR在来線10本、新幹線2本、京成上り線1本、計13本の線路を跨いで下を行き交う電車を見ることができる。 ちなみに、橋の南側は駅舎で何も見えない。・・・・・・・・・橋名の「御隠殿」とは東叡山寛永寺の住職輪王寺宮法新王の別邸のことである。その別邸に向かう坂「御隠殿坂」が駅南にあったが、現在は消滅した。 チョイト、読みにくい名で、覚えにくい名だ。

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・・・・・・・・・・・・・・・ついでに、下御隠殿橋の西側で谷中方面に緩やかに上る坂は「御殿坂」。 坂を上り、チョイト歩くと「夕やけ段々」があり谷中銀座に続く

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②西日暮里の路地・・・・・・・・・・御殿坂の途中から、本行寺と経王寺の間の路地裏を歩く。 竹で組まれた垣に、サザンカの赤と葉の緑、観光客の歩かない路地、いいね!

・・・・・・・・・・・・・・・こちらの路地を歩くことに、、、、

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・・・・・・・・・・・・・サザンカに囲まれた和風住宅。まさに、お江戸の住宅、感動した!

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・・・・・・・・・・・・・隣の柿の木も色を添えてくれた!

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・・・・・・・・・・・・・・路地は奥へと続く、さらに感動した、、、、、

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・・・・・・・・・・・・・自転車が私を追い越して行く、、、、、、

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・・・・・・・・・・・・路地の奥には、風情ある日本家屋がまだまだ並んでいた。なんとまたまた感動、、、、、

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・・・・・・・・・・・・・・そろそろ和服姿の小粋な姐さんが現われるころかと期待したら、路地も終わりだ、、、、、、

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・・・・・・・・・・・・現実の世界に戻って、「諏訪台通り」の木造4軒長屋の前に出た。

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諏方神社と浄光寺 ・・・・・・・・・・・・諏訪台通りを北に行くと西日暮里駅手前で、諏方神社と別当であった浄光寺がある。・・・・・・・・・今日は、賽銭をチョビットだし、チョイト手を合わせてきた。

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④すずらん通り・・・・・・・・・・谷中と千駄木の境“よみせ通り”と不忍通りを結ぶ、昭和の雰囲気が残る、千駄木3丁目の呑み屋街。 狭い通りの両側には小さな呑み屋が並んでいる。 昼間は閑散としているが、夜は楽しそうな街。

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⑤文学から芸術へ、そして?の裏道・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・文京区千駄木5-20は作家:宮本百合子が住み、没したゆかりの地である。 その案内板が裏道の角に貼られていた。 よし、ここを入って行こう!

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・・・・・・・・・・・・・・・私の期待を裏切り、最近建てたゴク普通の家並みだ!

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・・・・・・・・・・・・・・オー、裏道の終点には、「諸車進入禁止」と書かれた角柱がT字路に立っていた。 なぜか、この種の柱、久しぶりに見るような気がして、可愛くなり、柱頭を撫ぜ撫ぜしてきた。

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・・・・・・・・・・・・・柱の左横(千駄木5-20)に案内板がある、、、、、、彫刻家:高村光雲とその三男:彫金家:高村富周の遺宅であった。

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・・・・・・・・・・・・・・引き続き裏道を歩くと、、、、、、ナント! 道のまんなかに電信柱が! 車の進入を身体をはって阻止している、けなげな電柱だ!

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・・・・・・・・・・・・・身体をはらずとも、車は進入できなくなった。 だけど、この電柱を立てた作業車はどのようにして進入したのかな? 

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目赤不動尊:南谷寺・・・・・・・・・・本駒込1丁目の目赤不動尊の導きか? 心の迷い、道の迷い、目の迷い、どんな“迷い”も鋭い眼光と力強よさで打ち砕いてくれそうだ!・・・・・・・・私は毎年ハズレる「年末ジャンボ」、今年も買うべきか、只今思案中? 手を合わせて買うことにした。7億円はこれで、私のものだ!

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⑦吉祥寺・・・・・・・・・JRの駅ではない! 本駒込にある、曹洞宗の吉祥寺。長禄2年(1458)太田道灌が江戸城築城の際、井戸の中から「吉祥」の金印が発見されたので、和田倉門に創建した。 その後、家康の入府で、天正19年(1591)に水道橋へ移転、明暦3年(1657)の大火後、現在地へ移転した。・・・・・・・・境内は広いが、第二次大戦で建物の多くが焼失し、現在は山門と経蔵だけが往時をしのばせる。 

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・・・・・・・・・・・・・・・境内には二宮尊徳の墓碑もある。

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