押上~東向島
スカイツリーの真下「押上」駅から、東向島1丁目をウロウロ・ブラブラして「東向島」駅まで、8千歩、6kmの散歩です。
①スカイツリー・・・・・・・・・・・雲一つない青空の下、押上でスカイツリーを撮影。
②秋葉神社・・・・・・・・・・・向島の秋葉神社は正応2年(1289=鎌倉時代)の創建。 江戸時代からの火伏せの神様で、周辺の氏子の家々には火伏のお守りが貼られている。・・・・・・・・・・・・・関東大震災および東京大空襲では被災し、現在の社殿は昭和41年(1966)に再建された。・・・・・・・・・社殿前の石燈籠は古く、将軍綱吉の寵臣:柳沢吉保の子の室、前橋城主:酒井雅楽頭忠挙、沼田城主:伯耆守本多正永などが奉納したものである。
③鳩の街・・・・・・・・・・・・・墨田区向島と東向島の町境に細い「鳩の街商店街」がある。・・・・・・・・・東京大空襲では、近くの私娼街「玉の井」が焼けたが、鳩の街の辺りは空襲で焼け残った家も多かった。 戦後、玉の井の業者は、いち早くこの地に目をつけ、私娼街がこの地に移り始めた。 しばらくすると、進駐軍も出入りした鳩の街は赤線となり、警察は業者に建物の造りをカフェー風にするよう指導した。 その名残で、出入り口は狭く、円柱やコーナーに丸み持たせた外観、色タイルを貼った外壁の家が、現在も多少残っている。 昭和27年(1952)の頃には、娼家が100軒程、接客する女性が300人程いたそうだ。・・・・・・・・・・・昭和33年(1958)の売春防止法施行以後は、当然業者は廃業し、50年以上経過した現在、当時の面影は消えつつある。
・・・・・・・・・・・・・車1台が通れる幅の鳩の街商店街の入り口が水戸街道(国道6号線)にある。
・・・・・・・・・・・・・細長く延びる商店街は墨堤通りまでつづく。 下町の活気ある商店街も、いまはシャッターを下ろした店が多い。 今日の散歩は朝のため、まだ人通りもなし!
・・・・・・・・・・・・商店街の古い店。 出桁造りの磯貝米店。 看板を下ろした柳澤理容店。 商店街の裏道に佐野屋エンドウ質店。
・・・・・・・・・・・・商店街の裏通りに残る娼家風の建物。 円柱にはタイル貼り、窓の庇にも洋瓦やタイル貼り。
・・・・・・・・・・・・タイル貼りの円柱を白く塗った建物。
・・・・・・・・・・・・こちらは、コーナーに丸みをつけた建物。
・・・・・・・・・・・・3年前には、進駐軍向けに外壁に『OFF LIMITS』(立入禁止)と書かれた家も残っていた。(2010年撮影)
④向島百花園・・・・・・・・・・・裏道から百花園の前に出たので、お立ち寄り。
・・・・・・・・・・・・正月の彩として、「千両」と「万両」、「一両」、「十両」、「百両」の木を実物で見比べたが、私には識別不能と理解できた。 似た葉で、似た赤い実で、比べてもわからない、難しい。・・・・・・・・お札なら、千円札と一万円札、五千円札、全部識別できるのに!
⑤セイコーミュージアム・・・・・・・・・白鬚橋東詰交差点の近くにある、時計のSEIKOの博物館です。 日時計から和時計までの歴史と、セイコーの創業から今日までの社史/製品を展示し、見ごたえがある。・・・・・・・・・見学記念に“おみやげ”として時計をくれると、うれしい“お・も・て・な・し”なのだが?