京成高砂~小岩
京成高砂駅から小岩駅まで、9千歩、6kmの散歩。
①京成高砂駅・・・・・・・・・・・大正元年(1912)、京成が押上~江戸川・柴又間を開業したとき、同時に“曲金(まがりかね)”駅として開業した。 現在は地上ホームが2面4線で京成本線と北総線が走る。このほかに高架ホーム1面1線に金町線が発着する。
・・・・・・・・・・・・・鉄道の要所として重要な駅だが、駅舎は地味だ。 特に南口は表通りから、チョイトひっこんだ奥にあり初めての人には見つけずらい。(北口は踏切脇の商店街に面している。)
・・・・・・・・・・・・・・高砂駅脇の高砂第1号踏切。 “開かずの踏切”として有名だが、地元では危険この上なく、交通の障害ともなり、駅と共に高架化が待望されている。 まだ、具体化した計画は作られていないが、踏切の東側に検車区、西側に駅があり電車の発着は頻繁、頭上は金町線のホームが覆い、道路の交通量も多く、高架化は難しい工事になりそうだ! 実現はいつになるか?
②都営高砂アパート・・・・・・・・・・・高砂駅の南東、京成本線沿いに、昭和38年(1963)から44年(1969)にかけて建設され、建替えが進んでいる都営高砂アパート(団地)がある。 55棟に総戸数1263戸という大規模団地であった。各戸の面積は30~70㎡(2DK~4DK)。 老朽化が進み平成21年(2009)から、3期に分けた建て替え工事が始まり、既に新しい建物も完成し入居している。 今年までに920戸の建替工事が完了し、最終的には1100戸の新しい都営住宅が完成する計画だ。
・・・・・・・・・・・・・・55号棟まで表示されている、古くなった案内板。 現在建替え工事が進んでいるのは、案内板の左側部分、右端の大きな公園とその周辺の建物はいずれ壊されるが、建替えの計画が無くその後の用途が不明らしい。・・・・・・・・ここで、内緒のうわさ話を、、、、、“公園の横に京成本線が通っており、京成の検車区をここに移し、高砂駅と踏切の高架化工事を容易にする計画があるとか?”(他言無用!)
・・・・・・・・・・・・・・初期に建てられた棟は、痛々しいほど劣化した。 扉は壊れ物置化したダストシュートもある。
・・・・・・・・・・・・・・昭和40年代に流行ったボックス型(四角い建物)の住棟。 北側の階段で5階まで上るのは年寄りにはキツイね!
・・・・・・・・・・・・取り壊しを待つ、空になった住棟。 合板で封鎖された階段室は虚しいね!
・・・・・・・・・・・・・50年間、住民を見つめてきた給水塔も役目を果たした!
・・・・・・・・・・・・・まだ、古い住棟に住んでいる人もいる。 お豆腐やさんも来ていたが、お客は出てこなかった。 自転車から降りて、建設中の新しい建物を眺める人もいる。
・・・・・・・・・・・・・・・まもなく完成の新しい住棟。
・・・・・・・・・・・・・・次の工事を待つ更地。
③夕日の先にスカイツリー・・・・・・・・・・“スカイツリーではなく鉄塔だろう!” “よく見てね。道路の先の車の前にスカイツリーが写っているよ!” (葛飾区鎌倉で撮影)
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