千葉大医学部
稲毛の帰り、千葉市中央区亥鼻(いのはな)の千葉大医学部に寄ってきた。8千歩、6kmのプチ散歩。
①千葉城 ・・・・・・・・・・・千葉城は別名:亥鼻城と称し、千葉県庁の近くの高台に在る。 この高台には、戦国時代以前に千葉氏の館があったとされているが、発掘調査では何も出てこなかったようだ。 また、千葉城においては、もとから江戸時代の城郭様式の城は無く、昭和42年(1967)に「千葉市郷土博物館」を建てるときに城好きの人が、小田原城に似たデザインにしただけだ。 鉄筋コンクリート造、高さ30m、4層5階建ての城は大成建設の築城なり。 白亜の城の内部は、郷土資料館とプラネタリウムになっている。・・・・・・・・・・精密に良く出来た小田原城の模造品だと思えばいいかな! TDLのシンデレラ城も千葉県にある、千葉県の人は城が好きなようだ!
②千葉大学医学部本館・・・・・・・・・・・・・・昭和11年(1936)に、柴垣鼎太郎(文部省)の設計、大林組の施工で建てられた、鉄筋コンクリート造4階建ての巨大な病院建築。 外壁はスクラッチタイル貼りで、落ち着いた雰囲気を出している建物だ。 当初は大学の附属病院として建てられ、現在は医学部本館として使用されている。
・・・・・・・・・・・・・・正面玄関を入ると、4階まで吹き抜けの階段室がある。
・・・・・・・・・・・・階段踊り場には、ヒポクラテス胸像が置かれている。 ヒポクラテスは古代ギリシャの医者で、「医学の父」である。 医学の母は誰かな?
・・・・・・・・・・・・・・中廊下の左右にズラリ並ぶ研究室。 高そうな機器も廊下に並んでいた。
③千葉大学亥鼻地区サークル会館・・・・・・・・・・・現在は部室として使用されている旧精神科病棟は、昭和2年(1927)に完成した、鉄筋コンクリート造2階建てのアールデコ様式の建物である。 円弧状のアーチと2階の半円の窓が特徴的な玄関、外部には2階まで伸びる柱型と頂部のオーダなどで飾られている貴重な建物である。・・・・・・・・・残念なことには、部室として学生に使用され、内部は廃屋のようだ。 それでも学生は使用している。 チョイト、掃除でもしろ!
・・・・・・・・・・・・・・1階・2階は明かりがともり、部活で使用中。 ドアは精神科病棟時代のもので、丈夫に作られているそうだ。
・・・・・・・・・・・・・・地下は凄まじい荒れかただ!・・・・・・・・・・・廃墟マニアの気分で、暗い中を歩く、チョイト怖いね!・・・・・・・・・医療器具を洗った場所か? “殺菌水装置”なる壊れた機器もある! 風呂場かな?
④千葉大学医学部附属病院・・・・・・・・・・現在の医学部附属病院は、大きく、綺麗で、立派な建物である。・・・・・・・・・・・内部を見たい人は入院してね!
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