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2014年2月21日 (金)

北千住~南千住

北千住駅で下車したが、東へ歩こうか、西へ歩こうか迷い。 センスのいいお姉さんの後について歩いたら、南口(仲町口)に出た。 よし!駅前のゴチャゴチャした飲食店街、路地を通勤の人にまじり歩いてみよう! 千住1丁目・2丁目、千住仲町、千住河原町を踏破し、千住大橋を渡って南千住駅まで、1万1千歩、8kmの散歩です。

①仲町出口前の飲食店街・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・北千住駅南口・・・・・・・・・平成17年(2005)、つくばエクスプレスの駅が開業し、同時にJR・東武・東京メトロ(千代田線)が南口(仲町方面出口)の供用を開始した。 2階部分が改札フロアーで天井も高く、明るく気持ち良い空間が創られている。

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・・・・・・・・・・・・・・北千住駅南口(仲町出口)を出ると、道路の向かいに3階建ての長~~いビルが在る。

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・・・・・・・・・・・・・・このビルは広い道路に面した方が裏手で、ビルの途中途中にある通路を通し表側に出られるようになっている。

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・・・・・・・・・・・・・通路を抜けると、そこは飲み屋街だ。 こちらが正面だ!

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・・・・・・・・・・・・・・こんなビルがなぜできた? 私の答え、、、、、、ここには以前から飲み屋街があり、このビルのある土地の下に地下鉄千代田線の北千住駅を造ったため、地下鉄建設に伴い、ビルとして建て替えた。 その証拠に、地図を見ると地下鉄駅とビルが重なっている。 さらに、飲み屋街の片側はこのビルだが、反対側はゴク普通の戸建ての建物が並んでいる。 そして、飲み屋街の南端に行くと、そこには地下鉄千代田線の出入口がある。

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・・・・・・・・・・・・・・上記の出入口の裏側の細い道には、何やら東京メトロが管理する、フェンスに囲われたコンクリート構造物があった。・・・・・・・・・・どうやら、上部に穴が開いている換気施設の一部らしい。 この下に千代田線が通っているのだ!

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金蔵寺 ・・・・・・・・・千住1丁目にある、真言宗豊山派の寺。 千住に来ると手を合わせたくなる不思議な寺だ!・・・・・・・・・・・近くに、もう一つ手を合わせたくなる寺として浄土宗の勝専寺 がある。 今日は地元の方の葬儀があるようで、撮影は遠慮した。

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③喫茶「蔵」・・・・・・・・・・・・千住1丁目の路地の奥に入っていくと、喫茶店「蔵」がある。・・・・・・・・・関東大震災直後に建てられた、大倉屋質店の蔵を改造した店だ。 外壁の看板文字と家紋が、しっかりと残されているね!

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④森鴎外が住んでいた足立都税事務所・・・・・・・・・・・千住1丁目の都税事務所が在る地は、かつて森鴎外の父が開業した「橘井堂森医院」の跡地である。 鴎外は19歳で東大医学部を卒業後、明治17年(1884)のドイツ留学までの4年間ここに住んでいたそうだ。(写真中央に碑がある)・・・・・・・・・都民税納めたかな?

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⑤慈眼寺・不動院・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・千住1丁目の南詰に在る、新義真言宗の慈眼寺は、正和3年(1314=鎌倉時代)に創建された。 江戸時代には将軍が鷹狩で休息する場所として、立ち葵の紋が認められた、由緒ある寺だ。 

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・・・・・・・・・・・・・・・慈願寺とは地続きで隣りに不動院がある。こちらも新義真言宗の寺で、は、元弘2年(1332=鎌倉時代)の創建。 元々は慈願寺の護摩堂であったが独立して一寺となったそうだ。 御本尊はもちろん不動明王である。

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⑥仲町氷川神社・・・・・・・・・・千住は神社の多い町で、“氷川神社”は北千住だけでも4社もある。仲町氷川神社は、その名のごとく千住仲町の氷川神社である。 延喜年間(901~923)に北千住の隣り町「牛田」に鎮座していたのを、元和2年(1616)に現在地に遷座した。 由緒ある神社。・・・・・・・・・・・いつか、千住の「氷川神社めぐり」をしてみよう!

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⑦千住河原町の路地・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・今日の路地裏探検はここからスタート! 

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・・・・・・・・・・・・・まだ、雪が所々にチョイト残っているね。 行けども行けども、クネクネ曲がる路地だ!

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・・・・・・・・・・・・・私が小学生の頃(昭和30年代)には、我が家(浅草橋)の周辺にも見られた、“路地裏のそろばん塾”。 懐かしい路地の光景が残っていた。

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・・・・・・・・・・・・路地の終点は、京成本線高架橋の前だった!

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⑧千住大橋・・・・・・・・昭和2年(1927)に開通した、隅田川に架かる震災復興橋のひとつ。設計は四ツ木橋白鬚橋などを手掛けた増田淳、施工は石川島造船所。・・・・・・・・・現在は東側に昭和48年(1973)新橋が増設され、上下線分離して使用されている。

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●・・・・・・・・・・・・千住大橋を渡ると荒川区となる。来たついでに荒川区立荒川ふるさと文化館で、「番付から見る あらかわ」展を拝見。 江戸時代に作成された相撲番付風のランキング表が展示されていた。 有名な川、稲荷神社、名薬、飯盛旅籠、仇討、名物、茶屋など、各種番付が展示されていた。(撮影禁止)・・・・・・・・江戸時代の庶民の情報源だ!

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