小岩~篠崎
総武線小岩駅から、新宿線篠崎駅まで、1万3千歩、10kmの散歩です。
①小岩駅南口・・・・・・・・・・・・明治32年(1899)に総武鉄道の駅として開業。 この頃は既に総武鉄道の本所(現:錦糸町)~銚子間が開通していたので、中間駅として小岩駅が設置されたことになる。 国鉄時代の総武線が高架となったのは昭和46年前後で、小岩駅も昭和45年頃は高架化工事の最終段階であった。・・・・・・・・私がゼネコンの新入社員として、初めて現場見学したのが、この小岩駅の高架化工事の現場であった。(50年前の話だ!)
・・・・・・・・・・・・・栃錦の銅像・・・・・・・・・・・江戸川区南小岩で生れ育った44代横綱栃錦は平成2年(1990)に亡くなり、その年に小岩駅に銅像が建てられた。 改札正面の銅像は待ち合わせ場所として人気があるようだ。
②東小岩の宗教法人?・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・小岩四恩キリスト教会・・・・・・・・・何処の教派にも属さない単立教会と言うことです。 戦前は日本聖教会の教会だったが、昭和43年(1968)に独立した宗教法人となったそうだ。
・・・・・・・・・・・聖徳宮・・・・・・・・・創建は昭和8年(1933)で、祭神は聖徳太子。 こちらは、神社本庁に属さない単立神社かな(?)
③善養寺・・・・・・・・・真言宗豊山派の善養寺(ぜんようじ)が、東小岩2丁目にある。 寺のご本尊は地蔵菩薩で、奈良長谷寺を総本山、護国寺を大本山とする。 足利時代の大永7年(1527)に京都醍醐山の僧が霊夢のお告げで、小岩の地を訪れ、堂宇を建立したのが始まりらしい。
・・・・・・・・・・・・・・この寺で、最も有名なのが、本堂正面の茂る、樹齢600年、繁茂面積では日本一の「影向(ようごう)の松」。 国の天然記念物に指定されている。
④茅葺屋根の民家・・・・・・・・・・江戸川区には「一之江名主屋敷」という、茅葺き曲がり屋造りの屋敷が残され、公開されている。 善養寺の近くには、その名主屋敷と同じような茅葺の民家が、広大な敷地の中に現存している。 (こちらは非公開)・・・・・・・・・・塀の外からチラリと見えたので、撮影!
⑤篠崎公園・・・・・・・・・昭和15年(1940)に紀元2600年の事業のひとつとして計画された防空大緑地が、篠崎公園の始まりである。 都心部を空襲から守るため、農地などに転用して延焼を防いでいたのである。 戦後は緑を守る観点から、砧公園、舎人公園などと共に整備されてきた。
⑥荒川百年物語・・・・・・・・・・篠崎駅近くの、「しのざき文化プラザ」で開いていた企画展です。・・・・・・・・・明治44年(1911)の荒川放水路(現:荒川)が開削工事着手から、ほぼ100年が経過し、この間の工事の歴史、荒川の歴史、工事を担当した技術者:青山士の話、などがパネル展示されいる。 小規模の展示であり、要領を得た解説で荒川放水路の必要性が理解できる、興味深いものがある。 入場は無料。
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