蔵前・浅草
我が家(浅草橋)から蔵前を抜け浅草へ、買物ついでの散歩、往復1万3千歩、9km。
①メタセコイア・・・・・・・・・・・浅草橋2丁目で、江戸通りに面して建つビルの一角に「メタセコイア」の木が、空にまっすぐ伸びている姿が目に入る。 ビルの竣工記念に平成元年(2013)に植えられたものうだ。 隣のビルの9階程の高さに育っている、30m弱の身長かな?
②浅草聖ヨハネ教会・・・・・・・・・浅草聖ヨハネ教会の始まりは、明治9年(1876)に宣教師が浅草で伝道を始めたことによる。 その後、明治後期に教会の建物が建ったが、関東大震災で崩壊し、蔵前2丁目に、現在教会が昭和4年(1929)に鉄筋コンクリート造で再建された。国の登録有形文化財。・・・・・・・・・・・我が家からは歩いて15分程のところに在るが、近くて遠い教会で、3年ぶりに内部を拝見してきた。・・・・・・・・東京大空襲で被災し、屋根を修復したそうだが、内部から見る木組みの船底屋根は美しく、清楚な感じの印象的な教会である。 隅に置かれていた、洗礼台も印象に残るね。
③蔵前の木造の商店・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・街歩きの本を見ると必ず出てくる古本屋さん「御蔵前書房」
・・・・・・・・・・・・・看板建築の土佐丸
・・・・・・・・・・・・・萩原亀吉商店・・・・・・・表側と裏側では建てた年代が異なるようだ?
④東京厚生信用組合浅草支店・・・・・・・・・厩橋の交差点に建つ信用組合。昭和5年(1930)の建築。 小粒だが、アールデコ風の建物だ!・・・・・・この信用組合は、福祉関係の企業者や勤労者の相互扶助を目的とした金融機関で、東京に4店舗ある。・・・・・・・・・設立当時(昭和28年)の写真とほとんど変わっていない。街路樹の位置まで同じだ!
⑤謎の家?・・・・・・・・・・駒形の裏道に建つ、鉄筋コンクリート造の古い家です。 玄関上の2つの丸い鉄の蓋は何? 飾り? 窓? 空気抜き? 錆びてボロボロ!
⑥浅草寺 弁天堂・・・・・・・・・・本堂の東南、弁天山と呼ばれる小高い丘に建つ、昭和58年(1983)に鉄筋コンクリート造で再建されたお堂。 弁天様が祀られている。・・・・・・・・お堂の手前に、芭蕉の句 “花の雲 鐘は上野か 浅草か” で有名な鐘がある。鐘楼は昭和25年(1950)の再建であるが、鐘は元禄5年(1692)に改鋳されたものだ。江戸時代の“時の鐘”の一つ。現在も毎朝6時に鳴っている。・・・・・・・・・・・我が家でも、静かな晦日は何処かの鐘の音が聞こえる! “大晦日 遠くかすかな 鐘は上野か 浅草か それとも石町か” イッパイの字余り。
⑦浅草寺・・・・・・・・・・・・