浅草橋~鶯谷
散歩ついでに買い物を頼まれ、イヤとは言えぬ気の弱さで、行先は店のある上野方面になった。 “よし!”ならばと、我が家(浅草橋)から上野方面に歩いたが、時間が早く店はまだ営業前。 時間潰しを兼ね鶯谷方面へ、書道博物館を拝見して再び上野へ。 1万2千歩、9km。
①台東区の長屋・・・・・・・・・・・・・台東区も多くの家屋が空襲で被災したが、免れた家屋も多い。 現在も、木造の長屋が数多く残る町である。 散歩の途中で撮影した長屋。
②比留間歯科医院・・・・・・・・・・上野駅の近くに建つ、昭和4年(1929)築の木造2階建て洋館風の歯科医院。 メルヘン町の建物は、虫歯の傷みを和らげてくれるかも!
③ラブホテル街・・・・・・・・・・・鶯谷駅北口周辺は、駅に行くにも、ラブホテルの前を通らずに行くのは難しいほど、都内屈指のラブホテル街。 上野方面から日暮里方面へ最短で抜けようとすると、細い路地を曲がりくねって歩かなければならない。 通いなれた人でなければ難しい路だ!・・・・・・・・・・午前中だというのに、一人でホテルに入る男性、自家用車でホテルの前まで送られ入っていく若い女性、ホテルから出てきて入口の前で手を振り別れる男女、、、、、自分が馬鹿らしくなってきた、早くこの街から抜けよう!
④書道博物館・・・・・・・・・・ラブホテル街の北端に、昭和11年(1936)竣工の洋画家・書家:中村不折(1866~1943)の旧宅を展示場にした書道博物館がある。 博物館は不折が半生40年あまりかけ蒐集した、中国・日本の青銅器、石経、墓誌、文房具など、重要文化財を含む貴重なコレクションが展示されている。 解りやすい解説もあり興味の尽きない博物館だ。・・・・・・・・・・中庭の不折の像を囲み、建物は明治時代に不折が造った大谷石の蔵、大正時代のコンクリート造の蔵、昭和に造った旧宅で今は博物館本館、平成に造った記念館がある。・・・・・・・・・内部は撮影禁止、監視カメラが多く、おとなしく拝見してきた。
⑤子規庵・・・・・・・・・書道博物館の正面に、昭和25年(1950)に再建された正岡子規が住んでいた子規庵がある。 内部は日を限り公開されている。・・・・・・・・現在は、左右数軒先にラブホテルが営業中の場所だが、子規の生存中は句会歌会の場として、多くの友人、門弟が訪れたまさに“根岸の里”であった。
⑥鶯谷駅・・・・・・・・・・明治45年(1912)、東北本線の駅として開業した歴史を感じる駅。
・・・・・・・・・・・・鶯谷駅北口・・・・・・・・・・北口正面付近は、まさにラブホテル街。 暗くなると、何となく改札を通るのに勇気がいるのは、私だけか、考えすぎかな?!
・・・・・・・・・・・・鶯谷駅南口・・・・・・・・・・小さな、かわいらしい橋上駅舎だ!
⑦跨線橋からパチリ!・・・・・・・・・・・鶯谷駅南口前の跨線橋から
・・・・・・・・・・・・・・日本旅行が企画した「24系ブルートレインで行く『ニコニコ超会議号』の旅」で、寝台列車が眼下を通過。 ヘッドマークも撮れた!
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