泉岳寺~麻布十番
都営浅草線泉岳寺駅から大江戸線麻布十番駅まで、1万2千歩、9kmの散歩です。
①泉岳寺・・・・・・・・・・泉岳寺駅で下車し、『どっちへ歩こうか? とりあえず、季節外れだが赤穂義士にご挨拶してから、方向を決めよう!』ということで、お立ち寄り。
・・・・・・・・・・・・・・・中門・・・・・・・・・現在の中門は天保7年(1836)に再建された。
・・・・・・・・・・・・・・・山門・・・・・・・・・この門は天保3年(1832)に再建された。 朝、高輪学園の生徒が中門を抜け、山門の横から登校していく。
・・・・・・・・・・・・・大石内蔵助吉雄銅像・・・・・・・・・・浪曲の宗家:桃中軒雲右衛門の発願により鋳造されたもので、大正10年(1921)に泉岳寺に寄進された。 さすが“グループの長”で、キリッと締まったいい男だ、内蔵助と言えば長谷川一夫のイメージだが、通じるところありだ。 私もこんな男になって、チョイト、一力で女遊びしてみたいね!
・・・・・・・・・・・・・本堂・・・・・・・・・・旧本堂は戦災で焼失し、現本堂は昭和28年(1953)に再建した鎌倉様式の建築。
・・・・・・・・・・・・講堂・・・・・・・・・・関東大震災後の大正14年(1925)竣工。
・・・・・・・・・・・・赤穂義士墓地・・・・・・・・・・・討ち入りの翌年、元禄16年(1703)、に切腹した47士の墓。 アレ、墓碑が48ある?、、、、、討ち入り前に切腹した萱野三平の墓碑がプラス・ワン。
②泉岳寺横の路地・・・・・・・・・・・・路地の長さ、道幅の狭さ、曲がりの多さ、夜の暗さ、お化けの住み易さ、どれもベスト・テンにランク入りすると思われる路地だ。 私の好きな路地の一つ!
・・・・・・・・・・・・・・泉岳寺山門の横を右に入っていき、高輪学園前から路地に入る。
・・・・・・・・・・・・・・左に泉岳寺、右に高輪学園の間を進む。 日中は女性の通行も多い。 私は気が弱いので、すれ違う時はチョイト怖いね!
・・・・・・・・・・・・・右折すると今度は、高輪学園の校庭を掘り下げたような道になる。 頭上には、生徒が通る渡り廊下がある。
・・・・・・・・・・・・・突き当りを右折すると、墓石と塔婆の並びが見える。
・・・・・・・・・・・・・左右に人家が現われ、石畳に変わる、手押しポンプが一味添えている。
・・・・・・・・・・・・・石畳はココまで
・・・・・・・・・・・・・チョイト広くなった、坂の下。 写真中央の坂の上から、車はココまで入れる。
・・・・・・・・・・・・・坂を上がった路地の終点。 出た処は二本榎通りの旧高松宮邸の近くである。
③堀江歯科医院・・・・・・・・・・・二本榎通りに面した、シュロの木も似合う、かわいらしい建物。 チョイト軒先で反りのある、青い瓦屋根もいいね。 大正14年(1925)頃の建築。
④高輪虎屋・・・・・・・・・・・赤坂の虎屋とは関係がない、こちらは高輪の虎屋。 こちらも、最中、懐中しるこなどが名物であったが、平成22年(2010)頃休業し、以来シャッターが上がる様子はない。 建物は大正末期頃の建築で、煙突が立つ独特のデザインで印象的だ。
⑤赤穂義士切腹の地・・・・・・・・・高輪1丁目都営住宅の裏に、大石良雄外16名の赤穂義士が元禄16年(1703)2月4日に細川邸で切腹した、その地(庭の一部)が残されている。 施錠された扉の内側に、庭石が配されており、中央には切腹の場所らしき空間がある。 何か不思議なパワーを授かる場所のようだ!
⑥立行寺・・・・・・・・・・・白金2丁目に法華宗の立行寺(りゅうぎょうじ)がある。 この寺は、寛永7年(1630)、旗本大久保彦左衛門によって麻布六本木に創建された。 寛文8年(1668)に火災にあい現在地に移転した。 境内の墓地には鞘堂付の大久保彦左衛門の墓と魚屋一心太助の墓がある。・・・・・・・・昭和30年代・40年代の東映映画で、月形龍之介の彦左衛門と中村錦之介の一心太助、思い出すね!
⑦白金氷川神社・・・・・・・・・・・・・・白鳳時代、日本武尊が東征の折、大宮の氷川神社を遥拝した当地に創建した。 江戸時代、明和の大火(明和9年(1772))により社殿は焼亡し、その後再建されたが、太平洋戦争で再建した社殿を焼失した。 現在の社殿は昭和33年(1958)に建てられたものである。
⑧薬園坂・・・・・・・・・・・南麻布3丁目、イラン大使館前の坂。 江戸時代前期、坂上の西側に幕府の御薬園(薬草栽培所、小石川植物園の前身)があったことに由来している。
・・・・・・・・・・・・・坂の上り口に、イラン大使館がある。 設計:日本設計、施工:大成建設、平成16年(2004)の竣工。
⑨南麻布の窪地・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・薬園坂8合目あたりに、脇に折れる裏道がある。 チョイト、行ってみるか!
・・・・・・・・・・・・足を踏み入れて、、、、、ドキ! ナント、下って、上る、窪地だ!
・・・・・・・・・・・・車は入りそうもなく、谷底は木造住宅が、静かに花に飾られ建っていた。 ここは「南麻布」、信じられない!
・・・・・・・・・・・・下ってきた道と反対の道を上ると、本村小学校の裏手に出た。
⑩南麻布の蔵造り・・・・・・・・・・・道路側は蔵造りで、後ろには木造の建物が続く、商家風の建物である。 チョイト、歴史のありそうな、気になる建物だ!
●・・・・・・・・・・・・この後、多くの警官でガードされた韓国大使館前でパチリ! 警官が2人近づき、「ここは撮影禁止です」、、、、、「知らずに撮りました、コリャまた失礼しました!」 (当然ですが、写真はありません)