大森~大井町
JR大森駅で下車し、東海道線と並行する第一京浜(国道15号)の間にある、品川区南大井・東大井地区をブラブラ、キョロキョロ、フラフラ、ヨタヨタ、コソコソと大井町駅まで、1万歩、8kmの散歩です。
①大森駅 ・・・・・・・・・・・・・・・鉄道開業の4年後、明治9年(1876)に開業した駅。 都内では新橋、品川に次いで開業した3番目に古い駅。 ホームの上屋はいまだに木造で歴史を感じるね!
②あらがや・・・・・・・・・・大森駅東口近くの元クリーニング屋。 丸いデザインの屋号「あらがや」、「DRY CLEANING」、清潔感を感じさせる青いタイル、、、、、印象的な看板建築だ!
③大森駅前住宅・・・・・・・・・・・・・昭和45年(1970)に建てられた、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上13階建て2棟、総戸数759戸、東京都住宅供給公社による分譲住宅。 大森駅東口を出て駅前ロータリーを渡ると、そこは品川区南大井6丁目、ここに大きな大森駅前住宅が2棟並んでいる。 大森駅西口の山手住宅街とは対照的に、東口のここは、下町の住宅だ、見た目の派手さ、洗練されたデザイン、近代的設備、入居する喜び、、、、どれひとつなさそうな旧公団住宅のようなマンション(?)だ。 何が魅力?、、、駅に近い、中古購入価格が安い、治安が良い、きれいに清掃されている?
④東海道線・・・・・・・・・・・・・・線路を見ると、片肌さらした美女が手招きしているように、ワクワク、ニコニコ、ドキドキ、近づいて行くのが私! 「山王道跨線人道橋」からパチリ!
⑤桐畑地下道・・・・・・・・・・・・・・JR大森駅の北600m程に、大森貝塚遺跡庭園 がある。 この公園は、明治10年(1877)にアメリカ人学者:エドワード・モース(1838~1925)が縄文後期の遺跡である大森貝塚を発見した処。 東海道線その脇を走っている。・・・・・・・・・ここには、以前「桐畑踏切」があったが、事故も発生し危険なため平成5年(1993)に地下道に改装された。 地下道中央の壁には、貝塚から出土した実物の貝殻を使用し、貝塚の断面が復元されている。 線路下の貝塚だ!
⑥20号棟、1~19号棟が無い!・・・・・・・・・桐畑地下道の前に建つ、チョイト古くなった区営住宅の棟番号は“20”、階段のところにも“20”。 『ナント! 20棟以上が建ち並ぶ大規模団地だ!』と思い、目をキョロキョロ、足をウロウロ、建物の周りを探しまわってみたが在るのはこの1棟のみ。 近くに住む人に聞いてみたが、、、、、『解らないね?』・・・・・・・・・・・・帰宅後、調べてみたら、品川区は現在16カ所ほどの区営住宅が区内に点在しており、その住宅に連番がふられていた。、、、、、ということは、“20”は品川区営住宅の20番目の建物と云うことだ! まぎらわしい、インチキぽい、変な番号をふるな!! この住宅は「南大井六丁目区営住宅20号棟」と称している。 ちなみに19号棟は東大井にある。
⑦水神社・・・・・・・・・・・南大井5丁目の水神社は、鹿島神社の境外末社で、社殿はなく、溶岩の洞窟の中に鎮座している。 貞享2年(1685)に大井村の村人が願主となって九頭竜権現社として創建した。 住宅の庭の隅に祀った神社のように小さい!
⑧桜新道共栄会・・・・・・・・・・・・・・JR東海道線と第一京浜の中間を南北に貫く「桜新道」は、大正時代に作られた。 その後、道沿いに桜を植え、その名がついたそうだ。 南北に1km程の長さの商店街だが、昔ながらの個人商店が多い地域密着型の商店街だ。 長さの比べ、商店数が少なく、寂しいね!
⑨大福生寺の裏道+路地・・・・・・・・・・・東大井3丁目の大福生寺 を通り抜け、裏道を奥へ進むと、ドキドキ、ワクワク、、、、、
・・・・・・・・・・・・・大福生寺の本堂前をとおり、護摩堂の横を抜け階段を下ると、、、、、
・・・・・・・・・・・・・路地が一折れ、二折れ、三折れ、、、、、
・・・・・・・・・・・・まだ、裏道は続く、、、、、軽自動車一台分の裏道の十字路を直進すると、、、、正面の住宅を前を左右に道は分かれる、、、、、どっちに行こうか?
・・・・・・・・・・・・・私は右利きだ! ヨシ、右へ行くことに、、、、、、、一折れすると、ナント行止まりだ! ここで、突き当りの凄いアパートに遭遇・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・郵便受けを見ると6世帯分だが、住んでいるのか?
・・・・・・・・・・・・・・天井に脚立がぶら下がる入り口を覗くと、右に、光さすボロボロの壁と2階へ上がる階段が、左に、埃まみれの洗濯機とタイルの洗面台が、、、、、、
・・・・・・・・・・・・・・・あらためて、外部を見直し、『年代物のアパートだ!』
・・・・・・・・・・・・・・行止まりはあきらめて、黄色の軽自動車がる住宅まで戻り、左に行くことに、、、、、、、、こちらも、一折れしたら行止まりとなった
・・・・・・・・・・・・結局、路地を抜けた直後の裏道の十字路に戻り、左に進むと、、、、
・・・・・・・・・・・・・『コリャマタ、行止まり! シェー、いいかげんにしろ!』と、叫びたくなる、、、、、、
・・・・・・・・・・・・・捨てる神あれば、拾う神あり、何もしない神もいるが、、、、、、奥へ行くと階段が見えた!
・・・・・・・・・・・・・階段の上は、東大井3丁目の「見晴し通り」であった、、、、、、、、感動と、満足と、喜びと、楽しい迷路だった!
⑩都営元芝アパート・・・・・・・・・・・大井町駅近くの東大井3丁目に建つ都営住宅。 昭和37年(1962)~昭和38年(1963)の建築で、2棟54戸が入居している。 築50年の歴史を誇る建物である。
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