墨田5丁目
東武スカイツリーライン堀切駅から鐘ヶ淵駅までの、東武鉄道と墨堤通りに挟まれた地区が「墨田区墨田5丁目」である。 この辺りの迷路状の裏道・路地を行ったり来たり、通り抜けたり戻ったり、1万1千歩、8kmの散歩です。
①堀切駅・・・・・・・・・・・私の好きな都内の駅ベストテンに間違いなく入る駅。 このブログにも度々登場! 明治35年(1902)に開業したが、いつまで経っても、駅前の寂しい哀愁を感じる駅。 通勤時間帯の上りホームも人影まばら!
②隅田水門・・・・・・・・・・・・荒川と隅田川を結ぶこの水門は、荒川開削以前は綾瀬川が隅田川に合流していた場所に造られている。 隅田水門は荒川と隅田川を往来する舟運の要衝として、大正13年(1924)に建設された。 現在の水門は昭和43年(1968)に竣工した。
・・・・・・・・・・・・・・水門の内側を東武鉄道が走る!
・・・・・・・・・・・・・・荒川から水門を入った綾瀬川は隅田川に合流する。
③カネボウ公園・・・・・・・・・・・・堀切駅から南に約500m程の所に、「カネボウ公園」と称する小さな公園があり、「鐘淵紡績株式会社 発祥の地 明治二十二年五月六日創立」と彫られた、石碑が寂しそうに建てられている。 この地は,
かつては
鐘紡(鐘淵紡績)の大きな工場があった場所で、昭和44年(1969)まで東京工場として操業していた。 公園の隣りの区立「堤野球場」には、鐘紡の工場時代の塀の一部と思われる、煉瓦塀、コンクリート塀が残されている。・・・・・・・・・・紡績工場の復興は夢の、また夢の夢。 “昭和”が消えた、寂しい話だ!
④カネボウ公園近くの路地・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・チョイト、奥へ行ってみるか、、、、、、
・・・・・・・・・・・・・・・オヤ、視界がチョイト開けたかな?
・・・・・・・・・・・・・・・行止まりかと思いきや、右折できた! ちゃんと外灯もある、、、、、
・・・・・・・・・・・・・・・出てきた道は裏道だ!
・・・・・・・・・・・・・・引き続き道は続く! 右、左どっちへ? 男は左?
・・・・・・・・・・・・・・・・迷路のように、私を楽しませてくれる、、、、、、
・・・・・・・・・・・・・・出たところは、多聞寺の裏だった。
⑤多聞寺・・・・・・・・・・・・・隅田山吉祥院多聞寺(たもんじ)は言宗智山派の寺。 天徳年間(957-60)に墨田堤にて草創された。 江戸時代初めに現在地(墨田区墨田5)に移転した。 茅葺の山門は江戸時代中期の建物である。いいね!
⑥円徳寺・・・・・・・・・・曹洞宗の醍醐山円徳寺は、朱の山門が出迎え、別名:赤門寺とも呼ばれている。 駒込吉祥寺の和尚が慶長18年(1613)に開山したと伝えられている。
⑦そば 坂むら・・・・・・・・・・多聞寺と円徳寺のほぼ中間にある創業明治35年(1902)、風情ある佇まいの木造2階建てのそば屋さん。 ゴク、普通の下町のそば屋さん! もちろん、私の好きな、もりそば、カレー南蛮もある。 建物は昭和7年(1932)の建築。 定休日は毎週木曜日、ということは、今日だった!
⑧墨田5丁目の建物・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・煉瓦造りの蔵・・・・・・・・・隣の母屋(?)は瓦が落ちかけている
・・・・・・・・・・・・・・「成田山隅田参拝講事務所」の札が下がっていた。
・・・・・・・・・・・・・香取神社・・・・・・・・・多聞寺の横に鎮座する香取神社は隅田川神社の末社である。 社殿は神輿庫のようだ、仮の社殿か?
・・・・・・・・・・・・・・武田商店・・・・・・・・・・・銅板建築
・・・・・・・・・・・・・小沢理容店・・・・・・・・・・元気に営業中。
⑨終戦直後の住宅か?・・・・・・・・・・・裏道に建つ、木造平屋の長屋。 裏側には物干し竿を架ける柱がズラリ!
⑩鐘ヶ淵駅・・・・・・・・・・私には一生忘れられなくなった駅。 ちょうど一年前、駅前踏切で転び右肩を脱臼し、交番のお巡りさんが救急車を呼んでくれて病院へ、、、、、、以来、今年の4月までリハビリ通いとなった。 現在も後遺症で、まだ肩がおかしいね。
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