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2014年9月

2014年9月29日 (月)

雅万歩の人工血管置換手術

18日に再入院した雅万歩は、翌日、90歳代の母、60歳代の妻、30歳代の娘を伴い、主治医の先生から手術の方法、リスクなどの説明を受けた。
手術は、左手脇の下から左乳首下を通り沿い臍の手前までパカツと開けて、心臓を出た大動脈が左肋骨の後ろで足の方に下降する位置から横隔膜のあたりまでを、直径20mm程の軟らかい人工血管(数十万円)に置き換えるそうだ。・・・・・見た目、園芸用の散水ホースのほうが丈夫そうだ!しかも、数百円と安い!!
説明を聞き私が感じた最大のリスクは、脊髄と大動脈を結ぶ直径1mm程の血管が10本ぐらいあり、この中のどれかを切断すると下半身麻痺になるそうだ。・・・・・どれが大切な血管かは、個人により異なり、手術時間の制約から2本接続するのが精一杯だそうだ。・・・・・ナントナク、ロシアンルーレットのようだ!・・・・・こういう時は、神頼みはダメ。 プロの先生を信じることにした!
最後に、各種同意書の説明を受けサインを求められ、終了。

22日(月)、9時から手術開始である。妻と娘に手を振り手術室へ入る。 どのように手術するのか、見ておくつもりだつたが、不覚にも寝てしまつた。・・・・・・・私を呼ぶ先生の声で目を覚まし、「手動かせますか? 足も動きますか?」に応える。・・・・・やった〜、生きてる! しかも、成功したようだ。・・・・・先生の背後に、妻と娘の顔も見える、ありがとう!(時刻は16時30分頃だつたそうだ)

23日、手術後はICUで両手両足を拘束され、地獄の苦痛に耐え生き延びた。

25日、今日から歩行訓練、食事もOK、・・・・・・オイオイ、手術後まだ3日しかたつてない、モウチヨイト休ませてくれ! 歩くと縫い目から血が噴き出しそうで怖い〜!

29日(月)、ちょうど手術から一週間、まだ300m程しか歩けず、散歩はいつできることやら!・・・・・雅万歩の再スタートを目指し、今日は寝ることにした!

2014年9月28日 (日)

雅万歩の再入院

9月18日は雅万歩の再入院日であつた。再入院までの波乱万丈の話しを紹介します・・・・・

9月14日(金)の午後、38度台の熱があり、自己診断の結果「風邪」と決めつけ、自ら市販薬を服用した。
翌15日(土)、熱は下がらず、チンチンの先に痛みを感じ、入院予定の病院泌尿器科外来で診てもらい、前立腺炎と判明した。・・・・・ヤレヤレ一安心と思い気や・・・・・・
翌16日(日)、前日深夜から、排尿しようとすると経験したことのない激痛が走り、ギヤオー!・・・・・「オシッコできない! 水分が少ないのか? 水をのむ・・・・・」
16日の昼には、下半身はパンパン状態となり、苦痛の雄叫びが我が家に響く!
再度入院先の病院に電話したら、泌尿器科の先生は日曜で休み。 東京医科歯科大の緊急外来を紹介され、タクシーで駆けつける。・・・・・「信号無視してもいいから、速く運んで!」
緊急外来では、エコーで膀胱に溜った尿の量を測定したり・・・・・・オイオイ、そんな測定はいいから、はやく排尿させてくれ! 頼む!!
診察室のベッドにねかされ、看護士がチンチンの先を消毒し、腰周りにはビニールが敷かれた、ここで先生は、先っぽから管を入れた。 その瞬間、我がチンチンからは、天井に向い1ℓ以上の噴水が出たような気分がした。・・・・・排尿の幸せを体感した瞬間であつた。・・・・・我に戻り、先生、看護士を濡らしてしまつたか? こわごわと目を向けると、先生が管を挿入するほうが早かったようで、看護士は何事なかった様子でビニールをかたしていた。・・・・・恥ずかしき気持、判ってね!
その後の先生の説明では、市販薬をかつてに服用したことが原因となつたそうだ。・・・・・教訓「たかが市販薬 されど市販薬」 薬の乱用は命取り!

17日には、入院先の泌尿器科外来で事の顛末を説明し、翌18日には無事、三井記念病院に入院しました。

次回のブログには、大成功であつた22日の人工血管置換手術の様子を紹介します。

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