雅万歩の人工血管置換手術
18日に再入院した雅万歩は、翌日、90歳代の母、60歳代の妻、30歳代の娘を伴い、主治医の先生から手術の方法、リスクなどの説明を受けた。
手術は、左手脇の下から左乳首下を通り沿い臍の手前までパカツと開けて、心臓を出た大動脈が左肋骨の後ろで足の方に下降する位置から横隔膜のあたりまでを、直径20mm程の軟らかい人工血管(数十万円)に置き換えるそうだ。・・・・・見た目、園芸用の散水ホースのほうが丈夫そうだ!しかも、数百円と安い!!
説明を聞き私が感じた最大のリスクは、脊髄と大動脈を結ぶ直径1mm程の血管が10本ぐらいあり、この中のどれかを切断すると下半身麻痺になるそうだ。・・・・・どれが大切な血管かは、個人により異なり、手術時間の制約から2本接続するのが精一杯だそうだ。・・・・・ナントナク、ロシアンルーレットのようだ!・・・・・こういう時は、神頼みはダメ。 プロの先生を信じることにした!
最後に、各種同意書の説明を受けサインを求められ、終了。
22日(月)、9時から手術開始である。妻と娘に手を振り手術室へ入る。 どのように手術するのか、見ておくつもりだつたが、不覚にも寝てしまつた。・・・・・・・私を呼ぶ先生の声で目を覚まし、「手動かせますか? 足も動きますか?」に応える。・・・・・やった〜、生きてる! しかも、成功したようだ。・・・・・先生の背後に、妻と娘の顔も見える、ありがとう!(時刻は16時30分頃だつたそうだ)
23日、手術後はICUで両手両足を拘束され、地獄の苦痛に耐え生き延びた。
25日、今日から歩行訓練、食事もOK、・・・・・・オイオイ、手術後まだ3日しかたつてない、モウチヨイト休ませてくれ! 歩くと縫い目から血が噴き出しそうで怖い〜!
29日(月)、ちょうど手術から一週間、まだ300m程しか歩けず、散歩はいつできることやら!・・・・・雅万歩の再スタートを目指し、今日は寝ることにした!