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2015年1月 4日 (日)

巣鴨~板橋

今日は4日、“4”のつく日は巣鴨の“とげぬき地蔵”の縁日である。 “よし、久しぶりに地蔵様を見に行こう!”と、我が家を飛び出した。 巣鴨から板橋まで、9千歩、7㎞の散歩です。 (2013/3/13に、ほぼ同じコースを板橋側から歩いているので、重複するコメントはカット!)

①眞性寺(江戸六地蔵)・・・・・・・・・・“巣鴨地蔵通り”入口(出口かも?)の手前に、江戸六地蔵尊の一つとして知られる真言宗豊山派醫王山東光院眞性寺がある。 江戸の六街道の出入り口に六体の地蔵様が祀られ、道中の安全を見守ってくれた。 ここは、中山道の出入り口にあたり、大きな傘をかぶり杖を持つ地蔵様が、旅人の安全を見守っていた。 像は正徳4年(1714、=井伊直該が隠退により大老を辞任した年)に造立された。 300年間、この地に座り旅人を見守り、ありがたい地蔵さんだ。

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②巣鴨地蔵通商店街・・・・・・・・・・・私には、年齢的にまだチョイと違和感を肌で感じる商店街。 原宿の竹下通り商店街の方がなじみやすいね!

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・・・・・・・・・・・・・まだ午前9時前であるが、今日は「初地蔵」でヨタヨタのお年寄りが多く参拝するため、特別体制で警備にあたるお巡りさん。 只今、打合せ中。

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・・・・・・・・・・・・・・お年寄りは、朝は早いし、気が早い、地蔵通りには既にお年寄りの姿が見える。

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・・・・・・・・・・・・・・開運赤パン・・・・・・・“巣鴨名物?”、ウンがつく赤パンツが店頭に!

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・・・・・・・・・・・・・・大福やさんの前には、お年寄り向けに解りやすく表示された食堂のショーウィンドウがあった。 あんみつからコーヒーまでの軽食、かつ丼、オムライス、タンメン、天ぷらそば、和洋中華何でもある食堂です。 既に営業中。

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・・・・・・・・・・・・・・・金太郎飴、たんきり飴、さらし飴、ニッキ飴、あんこ飴、いも飴、げんこつ飴、、、、、懐かしい飴のオンパレード。 どこぞのお坊さんもお買い求め、、、、、

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・・・・・・・・・・・・・・古着屋、骨董屋、古道具屋、何でも屋、、、、、、露店には、既にお年寄りが、お集まり。

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③高岩寺・・・・・・・・・・・「とげぬき地蔵」で親しまれている、曹洞宗萬頂山高岩寺。 慶長元年(1596)に江戸湯島に開かれ、その後下谷に移転し、明治24年(1891)に現在地の巣鴨に移転してきた。 本尊は「とげぬき地蔵」として病気の治癒改善に御利益が期待されている延命地蔵菩薩。 お年寄りには、うれしい御利益だね。 なお、本尊の地蔵菩薩様は秘仏であるため、残念ながら拝見できないそうだ。(お賽銭の額により、ないしょでチラッと見せてほしいね。)・・・・・・・・・「とげぬき地蔵」の由来は、、、、江戸時代、毛利家の女中が針を誤って飲み込んだ際、地蔵菩薩の御影を飲み込んだら、針が御影に刺さって吐き出されたという伝承がある。(ほんとかな?マジックのような話だ!)・・・・・・・・・本堂は昭和32年(1957)、鉄筋コンクリート造にて完成。

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・・・・・・・・・・・・・境内の脇に立つ石造の聖観音像に水をかけ、自分の悪いところを洗うと治るという信仰がいつしかうまれ、これが「洗い観音」の起源となった。 現在の聖観音は、平成4年(1992)に新たに奉納されたものである。 私の場合は、全身に水をかけて、顔を除く、全てを洗わないとダメかも?

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④猿田彦大神庚申堂
・・・・・・・・・・・都電の庚申塚停留所の近くに庚申堂がある。 現在は、庚申様を祀る庚申堂に猿田彦大神を合祀している。猿田彦大神とは日本神話に登場する神様です。天孫降臨の際に道案内をしたということから、道の神、旅人の神とされるようになり道祖神と同一視されました。 庚申塔は文亀2年(1502)に造立された。

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・・・・・・・・・・・・・・猿の顔を見ていたら、何となく、最近見かけることもなくなった三河万歳を思い出した。 私が幼き頃、正月には獅子舞、三河万歳が必ず来て、家々を回っていたものだ。
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⑤東京種苗株式会社
・・・・・・・・・・・・巣鴨地蔵通商店街のある通りは中山道である。 明治から昭和初期にかけ、巣鴨から北区滝野川にかけては 野菜の種を商う種子問屋が軒を連ねていたそうだ。 その一軒が、庚申塚で種子問屋を営む榎本留吉商店(現:東京種苗)の建物で、昭和初期まで日本の農業を支えてきた、種子問屋の歴史を感じることができる。

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⑥すがも鴨台観音堂
・・・・・・・・・・・・西巣鴨3丁目、明治通りに出る直前に、「すがも鴨台観音堂(すがもおうだいかんのんどう)」がある。 八角・三匝の階堂で、二重らせん構造の“さざえ堂”である。 大正大学が建学の理念「知恵と慈悲の実践」に重ねて具象化した建物である。 平成25年(2013)、大林組の施工で建設。 60段の階段をのぼると、鴨台観音が祀られており、健康と幸福を授けてくれる。・・・・・・・・・大正大学のかわいい学生さんが案内してくれました。

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⑦亀の子たわし西尾商店・・・・・・・・・・・・亀の子たわしの元祖:西尾商店の洋風の本社屋(北区滝野川6)。 大正11年(1922)の建築。 

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・・・・・・・・・・・・玄関前の門松、よく見て! 中央に“たわし”をぶら下げてます。 いいね、洒落てるよ!

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⑧滝野川6丁目の建物
・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・M邸・・・・・・・・・元は医院。 昭和初期の建物か?

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・・・・・・・・・・・・・・稲荷湯・・・・・・・・・・昭和5年(1930)年建築。 木造2階建。

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・・・・・・・・・・・・・神召教会・・・・・・・・・・・昭和2年(1927)建築、鉄筋コンクリート造2階建。 本日は日曜礼拝が行われていた。

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