中延~西小山
散歩に行ってくると言って家を出たが、行先が定まらず、とりあえず地下鉄浅草橋駅のホームに立ち、先に来た電車に乗ることにした。 島式ホームで1番線は羽田空港行、2番線は高砂行、どちらが先に来るか? 発車時刻から推測すると2番線の高砂行だな、乗ったらどこで降りようか思案中、、、、、、ナント、先に来たのは、1番線で西馬込行だった。 乗ったら、『本日は電車が遅れて、申し訳ございません』の車内放送、、、、、納得! さて、どこで下車しようか?、、、、、、車内の路線図を見て、『どこにしようかな』、目が止まったのは「中延」。 これで決まり!
都営浅草線中延駅から、東急旗の台駅、東急目黒線洗足駅に寄って、目黒線西小山駅まで、1万歩、7㎞の散歩です。・・・・・・・・(中延駅から旗の台駅までは、2014/2/19歩いてた)
①東急大井町線 中延駅・・・・・・・・・・昭和2年(1927)、目黒蒲田電鉄大井町線の駅として開業。 都営浅草線の中延駅までは50m、東急の高架駅から都営の地下駅に走って乗り換える人が多い。
②大井町線 中延4丁目ガード・・・・・・・・・・桁下2.1mは、チョイと低いが、車も人もOKだ! ガード下から見上げると電車の床下が丸見え!
③洋服直し 理想郷・・・・・・・・・・・旗の台4丁目商店街に残る昭和初期の建物。 建物は昭和30年ころまでは和菓子屋「青柳」として使用されていた。 その後、仕立て屋となったようで、「理想郷」という名前がシャレている。・・・・・・・・・・この建物が建つ一画は戦災で焼けなかったそうで、現在も裏手には木造平屋の建物が数件残っている。 (写真の色合いが暗いのは、カメラの設定を間違えたため、悪しからず)
④旗の台駅・・・・・・・・・・・・東急大井町線と池上線が立体交差する乗換駅、大井町線は高架で、池上線はのんびり地上を走る。
⑤旗の台6の住宅街・・・・・・・・・・旗の台駅前の「稲荷通り」を抜け、中原街道を横切ると、旗の台6丁目の住宅街となる。 骨董的な古い建物はなく、比較的新しい住宅が多い。 田園調布のような高級感はなく、中産階級向けのお手頃住宅かも。
⑥洗足駅・・・・・・・・・・大正12年(1923)に開業した目黒線(旧目蒲線)の駅。 昭和40年(1965)に地下化された。
・・・・・・・・・・・・・・目黒方面から洗足駅に来る電車は、駅手前で地下から顔をだし切通し区間を走り、再び地下にもぐり洗足駅に入る。・・・・・・・・・・金網越しにチラリと見える電車を、嬉しそうに写真に撮る親爺も、そろそろ卒業しないと孫に馬鹿にされるかも。
・・・・・・・・・・・・・地下化された線路の上は、“緑道”として開放されている。 お隣の西小山駅へ続く。 歩きやすく、ベンチも多く、お年寄りには優しい緑道である。
⑦厳島神社・・・・・・・・・・・洗足駅の北東に厳島神社がある。 ここでは、弁財天も祀っているようで、「弁天神社」とも書かれていた。 境内には由緒書きらしきものは見当たらず、謎の多い小さな神社だ。 朱塗りの橋の下には池があり鯉がいる。
⑧西小山駅・・・・・・・・・・・・昭和3年(1928)に開業した。 開業時の駅舎は地下化工事のため平成11年(1999)に取り壊された、残念! 現駅舎は平成20年(2008)に駅ビルとして完成した。
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