後楽園
春が来たかと、夫婦で梅香る後楽園へ行ってきた。 梅の後は、地上25階からの展望、その後は、いつものパターンで、コーヒータイム、買い物と続き、8千歩、6㎞の散歩。
①後楽園・・・・・・・・・・寛永6年(1629=江戸時代初期)、水戸徳川家の祖である徳川頼房が作庭家:徳大寺左兵衛に命じて築いた庭園。 黄門様の光圀は、庭を改修し、「後楽園」と命名した。 庭園は池を中心にした回遊式築山泉水庭園で、随所に中国の名所の名をつけた景観が配されている。 明治時代になると、庭園は政府のものとなり、後に東京砲兵工廠の敷地の一部として陸軍省の所管となる。・・・・・・・・今日は“庭”というより、“梅”を見て来た。 北風に耐え、皆より先に力強く咲く、可憐な一枝、、、、、まるで私のようだ!
・・・・・・・・・・・・・まずは、東門からご入場。 妻は300円、私は150円、、、、、と言うことは、私は年寄り扱いなり!
・・・・・・・・・・・・・・まずは、雪吊りが施された松と池のシンフォニー、、、、、
・・・・・・・・・・・・・・カンザクラ、蕾も膨らみ春を待つ、、、、、、色気を感じる季節到来!
・・・・・・・・・・・・・・園内の山を越えると、、、、、、
・・・・・・・・・・・・・・見えました、見ました、来ました、我が故郷へ、、、、、、池の先、写真中央の13階建ての高層のビルは、私のかつての勤務先である。 その頃は、私のデスクから上から目線で庭園を眺めていたものである。
・・・・・・・・・・・・・池の脇には、江戸時代の酒亭も復元されている。 風流を知らぬ旅人は、『これ、昔の公衆便所』、それとも『馬屋』?、、、、、私は言いたい『早く帰れ!』
・・・・・・・・・・・・・チョイと口から出たのは、江戸端唄、、、、、黄門様も唄ったか?
♪♪ 梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳なよなよ風次第 山吹ゃ浮気で 色ばっかり しょんがいな~
♪♪ 梅にしようか 桜にしよかいな 色も緑の松ヶ枝に 梅と桜を 咲かせたい しょんがいな~
♪♪ 昨日 北風 今日は南風 明日は浮名の たつみ風 恋の風なら 色ばっかり しょんがいな~
・・・・・・・・・・・・・・チョイと浮気心を出して、他の花にも誘われた!
・・・・・・・・・・・・・これで、観梅はおしまいだが、チョイとまちね~い! 後楽園の塀に面白いものがある。 丸に山の文字が入った刻印の石で積まれた石垣だ。 この石垣は江戸城鍛冶橋門跡から出土した石を用いて積んだもので、備中成羽藩主の山崎家が築いたものである。 この他にも、四角い刻印の石などもある。
②文京シビックセンター 展望台・・・・・・・・・・・文京区春日の区役所「文京シビックセンター」の25階に展望台がある。 後楽園まで来たら、ついでに見ておこう! もちろん無料! ガラス張りのエレベーターは、高所恐怖所の私にはチョイと怖いね!
・・・・・・・・・・・・まずはスカイツリーを、、、、、見える、見える、右側に我が家は、、、、、見えない
・・・・・・・・・・・・・・・写真中央の低層住宅が密集している地区は本郷。