大塚~目白
今日は“節分”、明日は“立春”だが、やたらめったら寒い、昨日今日。 寒さにめげず散歩に出た。 大塚駅から目白駅まで、1万1千歩、8km。
①大塚駅前停留所・・・・・・・・・・JR大塚駅の高架下に都電の停留所がある。 JRの大塚駅は、日本鉄道の駅として明治36年(1903)に開業した。 8年後、明治44年(1911)に、王子電気軌道の大塚駅(現:大塚駅前停留場)が開業した。・・・・・・・・・・現在は都電荒川線 と称しているが、当初は王子電気軌道の大塚線(飛鳥山~大塚)であった。 開業後100年以上走り続け、今は存在感ある名物路線だ。
②天祖神社・・・・・・・・・・・大塚駅前の飲食店街の中に鎮座し、天照皇大御神を祭神とする神社。 鎌倉時代末の元亨年間(1321~4)の創建。 本殿は昭和43年(1968)に建て替えられた。 節分祭は夕方から始まるようで、可愛い年女の豆まきを見たかったが、私は待ってられないね!
③大越外科医院・・・・・・・・・・大塚駅の西側(東池袋2)の裏通りに鎮座する、昭和レトロの外科医院。 戦後の建物と思われるが、年代不詳。 木造だが、規模も大きく、以前は入院もあったかも?・・・・・・・・・外科、皮膚科、性病科、肛門科、レントゲン科、内科の診療科目には、時代を感じさせられるようだ! (写真の色が悪いのはカメラの設定ミス。ゴメン。)
④造幣局東京支局・・・・・・・・・・・東池袋の造幣局東京支局へ盗みに行ってきた。 ここは、昭和14年(1939)に造幣局が麹町から移転し、硬貨と勲章・メダルなどを製造している東京支局である。・・・・・・・・・ナイショノ話であるが、コインの製造方法を盗むつもりで、支局内の「造幣東京博物館」に入館したが、工程が多く、高度な技術を要し、我が家で夜なべをしても偽物は作れないと解った。盗みは失敗! 局内のショップで、2015年製造の全コイン(500円+100円+50円+10円+5円+1円)と純銀製の名板の組み合わせセットを、入館記念のおみやげに約2000円程で売っていた。 懐のあまい男で、つい、フラフラと購入、、、、、、
⑤雑司が谷霊園・・・・・・・・・・・・幽霊も、この寒さと日中の明るさで、出ることもないであろうと思い、堂々と霊園を通り抜けてきた。
⑥豊島区役所新庁舎・・・・・・・・・・・♪♪新庁舎は5月オープンです~♪♪てなことで、豊島区は今年の5月から南池袋の新庁舎に移転する。 その新庁舎は、工事も終盤にかかり姿を現していた。 下層部の台形でゴチャゴチャした部分が区役所、上層部の真っ直ぐ立ち上がっている部分が住宅。 下層は緑豊かな外観となるそうだ。
⑦金乗院・・・・・・・・・・・・学習院大学の東側(豊島区高田2)に真言宗豊山派の金乗院がある。 天正年間(1573-92)の創建といわれており、開山永順が本尊の聖観世音菩薩を勧請して観音堂を築いたのが草創とされている。 護国寺の末寺。 昭和20年(1945)に戦災で、堂宇・宝物類を焼失し、現:本堂は鉄筋コンクリート造にて、昭和46年(1971)に再建された。
・・・・・・・・・・・・何と言っても、地名「目白」の出どことなる「目白不動明王」がおわす寺である。 目白不動明王は、江戸守護の江戸五色不動(目青不動 ・目黄不動 ・目赤不動 ・目白不動・目黒不動)の一つである。 本堂脇の不動堂に祀られている。
・・・・・・・・・・・・・寺には、丸橋忠弥の墓、鍔塚、庚申塔など、石造物が多く残されている。 本堂裏の墓地には、かなり年代物の墓石が多く、『墓石をチョイと整理したね!』と言いたくなる狭さだ。
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