四ツ木~青砥
うららかな春の日和、今日の散歩は、京成押上線の四ツ木駅から青砥駅まで、下町の路地裏・裏道・裏通りをウラウラ・ウロツキ、1万1千歩、8km。
①四ツ木駅 ・・・・・・・・・荒川の左岸を、並行して流れる綾瀬川に接するようにホームが伸びている四ツ木駅は、大正元年(1912)に開業した。
・・・・・・・・・・・・・四ツ木駅は普通電車以外は、特急はもちろん快速も止まらない駅で、乗降客の大半は地域住民が占める地域密着型の駅である。 高架駅は住宅地の奥にあり、駅前ロータリー、駅前ショッピングセンター、駅前パチンコ屋など、普通の駅前にある施設はない。 もちろん、駅前旅館もない。 周辺はせせこましい処で、駅の全景写真を撮るのは無理である。
・・・・・・・・・・・・朝のホームは都心に向かう上りホームだけが混み、下りホームはガラガラ、スケスケ。
・・・・・・・・・・・・・ホームの端から見えるのはスカイツリーと京成押上線荒川橋梁。
②木密地域・・・・・・・・・・四ツ木駅の北側:葛飾区四つ木1丁目・2丁目、駅の南側:東四つ木3丁目・4丁目は「木密地域」と称する木造住宅密集市街地である。 その言葉通り、曲がりくねった幅の狭い道路の両側に木造住宅が密集した、防災上危険な地域である。、、、、、都・区では、住宅の不燃化、緊急車両が通れるように道路整備などをすすめている。・・・・・・・・今日は東四つ木地区を歩いてきた。
・・・・・・・・・・・・・消防車の通れない道路、、、、バケツリレーで消火はつらいね!
・・・・・・・・・・・・・引戸に板が打ち付けられ、空き家かと思いきや、人が出入りしていた、、、、、
・・・・・・・・・・・・・・しっかりと、「火の用心」、、、、、でも、色あせて来たな!
・・・・・・・・・・・・・・行き止まりにあらず、通り抜け可能、、、、、、生活道路だ!
・・・・・・・・・・・・・以前は商売していたような構えの建物、、、、、2階のガラス障子もいいね!
③白髭神社・・・・・・・・葛飾区東四つ木4丁目にある神社で、その昔、渋江村(現:四ツ木駅周辺)の鎮守さまで、延徳3年(1491、=室町幕府の時代)の創建らしい。 別名:葛西の客人大権現(まろうどだいごんげん)と呼ばれ、吉原、深川、千住などの遊郭や水茶屋、花柳界の人々の崇敬を集めた神社である。 現在の拝殿は嘉永5年(1853)の建築。 客人(まろうど)とは、稀に来訪する神さまの意味で、神さまを丁重にもてなすことで福を授かることに通じるそうだ。、、、、、四六時中一緒の女房には煙たがれ、たまに行く店の女将には厚遇される、人間界と同じだな?
④東四つ木の春・・・・・・・・・・・ほんのりピンクに染まった二日酔いのアセビさん、清純派は白いドレスのユキヤナギさん、色気満開のサクラさん、椿油を髪につけ迫る熟女はツバキさん、可愛いいハーフのマーガレットさん、、、、、お客さん、御指名は?
⑤真禅寺・・・・・・・・・東立石1丁目、中川沿いにある臨済宗妙心寺派の真禅寺。 創建年代不詳。 境内には閻魔堂がある。・・・・・・・・・閻魔さまも昨日、エイプリルフールの日は休みかな?
⑥本田川端町住宅・・・・・・・・・・・葛飾区を流れる中川は蛇行し、乳房のように出っぱった位置に東立石4丁目がある。 その先っぽに、昭和32年(1957)から昭和33年(1958)にかけて建てられた東京都住宅供給公社本田川端町住宅がある。 団地は鉄筋コンクリート2階~4階建ての4棟、戸数94戸、間取り2K(25㎡)と小規模であり、最寄駅からもチョイと遠いが、満室状態であった。 今時の住宅事情なのかな、、、、、