泉岳寺~浜松町
都営浅草線泉岳寺駅から、芝浦に出て浜松町駅まで、1万1千歩、8kmの散歩です。
①高輪大木戸跡・・・・・・・・・・・・泉岳寺駅の出入口付近に高輪大木戸跡がある。 大木戸(おおきど)は、江戸時代に、街道上の江戸内外の境界に設置された簡易な関所である。 大木戸では、人間や物品の出入りを管理していた。・・・・・・・・江戸時代の初まり元和2年(1616)に、現在の札の辻交差点(港区)付近に芝口門が建てられたが、その後、宝永7年(1710)に現在地に移された。 高輪大木戸は、江戸の南の入口として、道幅約6間(約10m)の両側に石垣を築き、夜は門を閉めて通行できないようにしていた。
②車両基地の再開発・・・・・・・・・・・・品川と田町の両駅中間にある広大なJRの車両基地を東側(海側)に寄せて整理し、西側に広い再開発地区を創出する事業が始まっている。 その一環として、山手線を東側に移し、品川と田町の中間には新駅がつくられることになっている。、、、、、、チョイと高い処から覗いてみたら、、、、、、西側の旧田町車両センターがあったところは、線路が撤去され更地に変わっている。 山手線、京浜東北線もいずれ東側に移ることになる。
③高輪橋架道橋・・・・・・・・・・車両基地の中程を東西に横断する区道が、高さ制限1.5mという極端な低さの高輪橋架道橋(たかなわきょうかどうきょう)である。 上の写真では京浜東北線の中央下あたりにガードがある。 身長165㎝の私は、首をかしげなくても通れるが、気分的には首をかしげて歩いてる。 170㎝の人はギリギリで、頭のてっぺんが多少擦れて、河童頭になるかもね、、、、、タクシーもギリギリで通行可。
④芝浦併用橋・・・・・・・・・芝浦4丁目の運河に架かる芝浦橋。 その頭上には、トラス構造の上に高さの異なる2つの橋梁を載せた芝浦併用橋が架かっている。 写真、手前に架かる鉄道橋は新幹線の大井車庫回送線、奥に架かるは東海道貨物線(現在は休止)。 昭和47年(1972)の完成。 珍しい形式の橋梁だ!
⑤新芝運河遊歩道・・・・・・・・・芝浦1丁目から芝浦4丁目まで、新芝浦運河沿いに約1.5㎞程の遊歩道が整備されている。 この運河は、明治末から、大正中期にかけ埋立によって生まれた、東京でも古い運河であるが、遊歩道によって生まれ変わったようだ。・・・・・・・・ボランティアか、地域住民か、それとも、善意の謎の人か、、、、、数人の60歳前後のおばさんが、ハサミを手にして花の手入れをしていた。 若い娘なら声を掛け話を聞いたのだが、おばさんなので遠慮した。 綺麗な花を見せてくれてありがとう、感謝です。
⑥旧東京電燈株式会社・・・・・・・・・・芝浦4丁目に建つ、昭和4年(1929)竣工の建物。 現在は日本電気計器検定所別館2号館。 今日はチョイと内部も拝見。
⑦旧芝浦見番 ・・・・・・・・・・昭和11年(1936)に芝浦花柳界の見番として建てられた、木造2階建ての建物。 平成21年(2009)、老朽化のためそれまで港湾労働者の宿舎として使用されてきたが閉鎖された。 その後、港区に土地・建物が無償貸付され、区では有形文化財に指定し、修復保存が決まった。・・・・・・・役所仕事は遅い! いまだ修復もされずネットに覆われた状態だ。文化財が泣いている!
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