南千住~三河島
隅田川駅と貨物線でも見てこようと家を出たが、南千住駅に到着するや否や、目の前を通過した可愛い娘に方向を託して変更した。 南千住・荒川の裏道・路地裏散歩となり、お隣の三河島駅まで歩いてきた。 1万1千歩、8km。
①南千住駅・・・・・・・・・・南千住駅は、JR東日本(常磐線)・東京メトロ(日比谷線)・つくばエクスプレスの駅である。 3線も乗り入れてるが、一日当たりの乗降客数は少なく、JRが32,000人、東京メトロが27,000人、つくばエクスプレスが9,000人、合計68,000人である。 ちなみに、私の住む浅草橋駅は、JRが106,000人、都営浅草線が56,000人、合計162,000人である。勝った!、、、、、今上天皇は、南千住駅からつくばエキスプレスに2回乗車したことがあるそうだ、浅草橋駅には来たこともない、負けた!・・・・・・・・駅の東側には隅田川駅が広がっている。
②狭い前面道路・・・・・・・・『何でこんなに狭いの?』と、言ってしまいそうな、幅1m程の前面道路(勝手口のある裏道ではない)に、民家が並び立っている。
・・・・・・・・・・・・・南千住5丁目にて・・・・・・・・・中程には、アパートもあるのだが、この幅では大きな家具を運び込むのも難しそうだ。、、、、、、私も、撮影に苦労したね。
・・・・・・・・・・・・・南千住6丁目にて・・・・・・・・・・消防車も入れず皆さん火災には注意しているようだ。 細い道の両端は、消防車の入れる広い道路で、ここからホースをひいて放水できそう。
③ハトヤ・・・・・・・・・・・南千住署の東側の裏道に、コカコーラとスプライトの間に『日用品 雑貨 ハトヤ』と書かれった看板があった。 木造平屋の店舗に大きな看板、下町に戦後の「昭和」が残っていた。 店はもちろん閉じられている。、、、、、、夕方、割烹着姿の主婦が、買い物籠をさげて立ち寄った店であろう、、、、想像できるね!
④南千住1丁目の建物・・・・・・・・・来るたびに変わる姿は、チョイと寂しいね!
・・・・・・・・・・・・・裏通りに残る木造4軒長屋。
・・・・・・・・・・・・・下町の風景に変化を与えるマンション
・・・・・・・・・・・・・・左隣のおじさんが、右隣のおばさんに、『一緒にカラオケに行こうよ。』と、気さくに声を掛ける町。
・・・・・・・・・・・・・下町の裏通りで昭和30年(1955)から続いているという珠算学校。 現在は、道の向かい側に教室を移したようだ。
⑤荒川1丁目の路地・・・・・・・・・・南千住署の前の通りを西へ300m歩くと荒川1丁目となる。 ここに「婦人服お仕立てします この奥3軒目 ふみ」の立て看板が目に入り、チョイと覗いてみるか?、、、、、フラフラと路地に入り込んで行くと、、、、、
・・・・・・・・・・・・・・玄関に生地を飾った住宅があった。ここだな、誰もいないようだ、、、、、さらに奥へ、、、、、、
・・・・・・・・・・・・・路地の交差点に手押しポンプがあった。 これは、炊事・洗濯に使用したと思われるポンプだ、今は水道を使用している、、、、、これも、懐かしい下町の風景だ!
・・・・・・・・・・・・・さらに奥には、アパートが、、、、、疲れた建物だ、いまどき珍しい外の共同洗濯場もみえる、、、、どのような人が住んでいるのか、、、、、
・・・・・・・・・・・・・アパートを過ぎ、路地を先へ進み、、、、、、
・・・・・・・・・・・・出たところは、南千住署の前の通りで、何度も歩いたことのある仲村整形外科医院の前!(荒川1丁目)、、、、、私は“コ”字形に歩き、来た道に戻ったのだ。、、、、、チョイと話をすると、こちらの外科の初代院長先生は名医で、特に腰痛にたけ、大橋巨泉も診てもらったそうである。、、、、ついでに、建物は平成20年(2008)に改修してよりモダンになった。
⑥N邸 ・・・・・・・・・・外科の隣りの住宅。 今年4月にも、この邸宅前を歩いた、、、、
⑦洗濯日和・・・・・・・・・・・・イヤでも、洗濯物の下を歩かされる裏道、、、、、
⑧荒川二丁目付近の都電・・・・・・・・・
⑨「皇太子殿下御降誕記念」国旗掲揚塔・・・・・・・・・・・「荒川二丁目」停留所近くに残る、昭和10年(1935)建立の「皇太子殿下御降誕記念」のアールデコ風の国旗掲揚塔。・・・・・・・今上天皇が誕生したのは、日本が国際連盟を脱退した昭和8年12月23日である。 地元商工会結成10周年記念に建てた、当時は国民の祝賀ムードも最高潮となったのであろう。
⑩宮地稲荷・・・・・・・・・・・JR三河島駅近くの荒川3丁目にある稲荷神社。 別名三河島稲荷ともいわれる。 天正7年(1579)の創建と伝えられている。・・・・・・・・この神社のある三河島の地では、かつて「三河島菜」と「三河島枝豆」と呼ばれる、菜と枝豆が栽培されていたそうだ、しかし農地の消滅とともに菜も豆も消えたそうだ。、、、、、、、「菜も枝豆も 子種遺せず 名だけ残して 三河島」
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