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2015年6月 1日 (月)

中板橋~東十条

東武東上線の中板橋駅から、京浜東北線の東十条駅まで、1万2千歩、9kmの散歩です。



①中板橋駅
・・・・・・・・・・板橋区を南東から北西に抜け川越方面に向かう東武東上線。 池袋寄りの下板橋駅と川越寄りの上板橋駅の中間に位置するのが中板橋駅である。 チョイと駅間距離を調べてみたら、下板橋~中板橋間は2.0㎞、中板橋~上板橋間も2.0㎞、なんとピッタシカンカンで、まさに“中”板橋であった。・・・・・・・・・・大正3年(1914)、東上鉄道の池袋駅~田面沢駅(現:川越市駅の手前)間が開通し、下板橋駅、上板橋駅とも同年に営業を始めた。 中板橋駅は昭和8年(1933)に開業した。 現在は島式ホーム2面4線を有する地上駅。・・・・・・・・・駅名の由来は川越街道の「上板橋宿」にある上板橋駅と、中山道の「下板橋宿」にある下板橋駅の中間に位置することから「中板橋駅」と名付けられた。 「中板橋」という地名は、先行した駅名に由来し昭和32年(1957)に名付られた。

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・・・・・・・・・・・・・南北の出入口は、ホーム端の跨線橋を渡る。

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・・・・・・・・・・・・・・中板橋駅には優等列車は止まらず、普通列車が優等列車の通過を待たされる、、、、、、待つ身はつらい、イライラするね!

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②北へ向かう
・・・・・・・・・・・・中板橋駅で下車し、まずは北へ向かうことにした、、、、

・・・・・・・・・・・・・駅前の中板橋商店街・・・・・・・一本の通りだけの商店街ではなく、駅の北東側一帯が商店街となっている。

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・・・・・・・・・・・・・・石神井川に架かる久保田橋・・・・・・・・・きれいな水が流れる石神井川だが、護岸が高すぎるね!

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・・・・・・・・・・・・・環七通りをこえる、、、、、、

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③第3板橋富士見町アパート
・・・・・・・・・・第3、第4板橋富士見町アパートは昭和40年前後に建設され、ほぼ50年が経過した。、、、、、、建物は劣化し、住人も立ち退き、空き家となった、建て替えるようだ!、、、、、、どんな建物でも、壊されるのはつらいね!

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④エスビー食品
・・・・・・・・・・・板橋区宮本町のエスビー食品スパイスセンターの入口わきに石造りの古い倉庫がある。板橋工場が竣工した昭和10年(1935)頃の建物のようだ。妻の部分には「S&B」の商標が彫られている。、、、、、、エスビー食品は昭和5年(1930)に「社運が、日が昇る勢いであるように、また鳥が自由に大空をかけめぐるように、自社製品が津々浦々まで行き渡る」の願いを込めて「太陽」と「鳥」を図案化したヒドリ印をその商標とした。 翌年には、その「太陽=SUN」と「鳥=BIRD」の頭文字である「S&B」を併記して商標とした。

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⑤清水稲荷神社
・・・・・・・・・・エスビー食品から東へ500m程行くと、「イナリ通り」と称する商店街があり、その中程に神社は在る。 豊受姫命を祭神とする、創建年代不詳の古い鎮守さま。

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⑥姥ガ橋延命地蔵尊
・・・・・・・・・・・再び環七通りに出て、板橋区から北区に入ると、スグに姥ガ橋陸橋のある交差点となる。 交差点の角で、交通事故を見張るように、姥ガ橋延命地蔵尊は祀られている。・・・・・・・・・姥ガ橋とは稲付川(石神井川用水の、この付近での通称)に架けられていた橋で、その名の由来は幼児を誤ってこの川に溺死させてしまった乳母が、責めを感じてこの橋から身を投げて死んだ事による伝説であるという。 この延命地蔵は身投げした乳母を憐れんで村人が供養の為、享保9年(1724)に建てた。、、、、乳母だから悲しい物語になる。 私の場合、還暦を過ぎた親爺が、孫を誤って神田川で溺死させたら、悲しい物語ではなく、馬鹿な親爺の事件としてニュースになるね、、、注意・注意・要注意!

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⑦十条の住宅
・・・・・・・・・・上十条4丁目、、、2階の桁の出、6枚のガラス窓、1階の商店風入り口、、、、チョウ、趣きのある建物だ! 

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⑧赤羽線中原踏切
・・・・・・・・・・・北区中十条3~中原2、ここで埼京線をこえる。

・・・・・・・・・・・・・「埼京線」の呼称が定着し、呼ばれることがなくなった正式名「赤羽線」。 「赤羽線」の呼び名を懐かしく感じるのは、私だけではないだろう!

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・・・・・・・・・・・・・板橋駅付近から真っ直ぐにのびるレール

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⑨東十条駅北口
・・・・・・・・・・昭和6年(1931)、赤羽駅まで京浜線(京浜東北線の前身)が延長された際に下十条駅(しもじゅうじょうえき)として開業。 現在は、中線1本をはさむ、2つの島式ホームで、2面3線の構造となっている地上駅で、改札は南口・北口の2か所あり、ともに橋上駅となっている。・・・・・・・・・駅は武蔵野台地の崖下にあり、板橋方面から来ると、橋上駅に下がるアプローチとなる。

・・・・・・・・・・・・・・駅へ向かう細い路。 突き当りに階段があり、北口へは下って行く。

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・・・・・・・・・・・・・・橋上から眺めたホーム

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・・・・・・・・・・・・・・・中線をはさんで、両側にホームがある。

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