新橋~東京
夫婦で、暑い日差しを避け美術館・博物館をめぐり、帰りには孫のおもちゃと服などを買い、新橋から東京まで歩いてきた。 8千歩、6㎞。
①アール・ヌーヴォーのガラス展・・・・・・・・・・・まずは、汐留のパナソニック 東京汐留ビル4階の「汐留ミュージアム」で開催中の「アール・ヌーヴォーのガラス展」を鑑賞。 ヨーロッパ随一のガラスコレクションで知られる(私は知らなかったけど!)デュッセルドルフ美術館のゲルダ・ケブフ・コレクションから花器・鉢など135作品が展示されている。 このコレクションは、新芸術(=アール・ヌーヴォー)の二大拠点となった、パリとロレーヌ地方の中心地であるナンシーを舞台に繰り広げられた制作活動の成果を集めた、第一級のガラス工芸作品群で、ドイツ国外では初めての展示となったそうだ。 (ギャラリー内は撮影禁止につき、写真なし)
・・・・・・・・・・・・・会場前ではビデオで作品が紹介されていた。 私は気が短いせいか、事前に学習するのは嫌いで、ダメだ! 『ビデオなんて、どうでもいいよ! 本物が見られるのだから、早く入ろう!』と妻をせかして入場する。
・・・・・・・・・・・・・・ギャラリーの一室に、ギャラリーが所有するジョルジュ・ルオーの作品230点の内、20点程が展示されている。
②旧新橋停車場鉄道歴史展示室・・・・・・・・・・・・汐留の旧新橋停車場を復元し、内部は鉄道歴史展示室が造られている。 コチラでは、企画展「温泉と文芸と鉄道」が開かれていた。 明治・大正・昭和にかけ、関東近辺の熱海・伊香保・軽井沢・草津・塩原などの温泉場には相次いで鉄道が開通し、多くの作家も足を運んだ、その歴史を“温泉”、“文芸”、“鉄道”をキーワードとして紹介している。
・・・・・・・・・・・・・・この建物は明治5年(1872)10月14日に開業した日本最初の鉄道ターミナル新橋停車場の外観を当時と同じ位置に、できるだけ忠実に再現したものだ。 新橋停車場は、アメリカ人の建築技師ブリジェンスの設計によるもので、木骨石張りの構造で、明治4年(1871)年に着工し、同年12月に完成した。 現在の建物は、日建設計の設計で、鹿島・大成建設・竹中工務店共同企業体の施工により平成15年(2003)に完成した、鉄筋コンクリート造2階建ての建物。 正面左側が鉄道歴史展示室として活用されている。、、、、、旧横浜停車場(現:桜木町駅)の駅舎も、この建物と同形状だったそうだ。
・・・・・・・・・・・・・建物の後ろ側には、ホームと0哩標識も復元されている。
・・・・・・・・・・・・・・隣の汐留ミュージアムから撮った旧新橋停車場。
③銀座・・・・・・・・・・・・爆買いのツアー客が押し寄せ、銀座も変わった。 特に表通りは、『銀ブラ』する雰囲気は薄れ、旅行ケースを引き、タブレットで撮影する人を避けながら、ヨタヨタ歩く『銀ヨタ』では、面白くない!、、、、つい、マナーを知らない“爆買いツアー客”に文句を言いそうになるが、私には他国語を喋る力はなく、喧嘩では負けそうなので、止めておく。 ストレスも溜まり健康に悪い銀座と変わってきた。 半年ほど、チョイと『銀ブラ』はひかえていたが、今日は長年付き合っている妻のため『銀ヨタ』をすることにした。
・・・・・・・・・・・・・バスから降りてくる爆買いのツアー客
・・・・・・・・・・・・・・『おいおい、歩行者天国に自転車乗ってくるなよ!』、『おいおい、邪魔ならないように撮れよ!』、、、、、歳のせいか? つい愚痴ってしまう、私。
・・・・・・・・・・・・・『でも、可愛い娘なら許す!』、勝手に評価するのも、歳のせいだ!
・・・・・・・・・・・・・東京駅に着いた時には、二人の手には買い物でイッパイ。 爆買いに愚痴りながら、ニコニコして孫のものを買いすぎた!、、、、、、反省!
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