青砥~新小岩
京成本線青砥駅から歩き、青砥橋を渡ったら降ってきました。 『まだ、歩き始めたばかり! ここで引き返すのは男の名折れ!』と、粋がってみたが、雨は止まず、身体もしっとり濡れてきた。 あたためあい、慰めあい、励ましあう相手もおらず、男一匹どこへ行く? 濡れて、寒くて、『早く、新小岩駅に出て、帰ろう!』と、寂しい、悲しい、つらい散歩となった。 1万1千歩、8Km。
①青砥駅・・・・・・・・・昭和3年(1928)に開業した、下町の駅。 高架下の駅前に、「ワルツの塔」がある。 ワルツ王、J.シュトラウスがバイオリンを弾く姿を模した像で、下町の駅には場違いな像だ! 私の気ままな気持ちでは、浪曲の名跡:広沢虎造の像でも置いた方が、町に合うかも?、、、、、「ワルツの塔」は、葛飾区とウィーン市フロリズドルフ区が姉妹都市になって、それにちなみ設置されたようだ、、、、、、今度は清水市と兄弟都市になって、区長と市長が兄弟の盃をかわし、次郎長の像でも置いたらいいね!
②中原八幡神社・・・・・・・・・青砥駅前にある、誉田別命を祭神とする八幡神社。 中原八幡神社は、中原村が開村した江戸時代初期に、旧中原村の鎮守として大永7年(1527)に創建された。 現社殿は昭和56年(1981)の再建で、総工費約5000万円也。、、、、、鳥居の前には交番があり、賽銭泥棒にとっては、商売のしにくい神社だ!
③青砥橋・・・・・・・・・・・青砥駅の東側を流れる中川。 そこに架かる青砥橋は、橋上を環七通りがとおる、昭和60年(1985)開通の橋である。 この橋の開通と、青砥駅の高架化工事完成はほぼ同時期であった。、、、、、、これで、都心により近くなり、地元住民は喜び、提灯行列、花電車運転など計画したのかな?
・・・・・・・・・・・・・青砥橋から眺める、下流(西方)の景色。 低い建物ばかりだ、、、、
・・・・・・・・・・・・・・橋の上では、空からポツリポツリと落ちてきた。 足元は、雨粒でまさに水玉模様が描かれた。、、、、、青砥駅はすぐ近く、引き返せば、濡れずにすんだのに!
④諏訪野八幡神社・・・・・・・・・・・青砥橋を渡り高砂1丁目に入ると橋の右手奥に、大分の宇佐八幡宮を総本社とする諏訪野八幡神社がある。 八幡神社の創建年代は不詳であるが、当地が曲金、細田両村の間に挟まれた新宿町の飛地で字諏訪野と呼ばれる地であったことから諏訪野八幡神社と呼ばれている。、、、、、境内には、目ぼしい建物、緑もなく、話題もない。 あるのは、訪れた人のボヤキ声。
⑤高砂一丁目アパート・・・・・・・・・・昭和42年(1967)に建設された、総戸数:136戸の都営アパート。、、、、、、昨年、耐震補強工事も完了し、住民は『これで、当分、建て替えの話が出てこないだろう。』と安堵した様子で話していた。、、、、、、築50年にの建物には見えない!
⑥小降り・・・・・・・・・・・・ここいらで、雨も小降りとなり、肌寒く、服も濡れてきた。 環七通りを新小岩へ向け足早に歩くことにした。 展示場の中古車も濡れている。
⑦妙法寺・・・・・・・・・・奥戸8丁目にある、日蓮宗の妙法寺は、天正年間(1573~1591)に創建された。 本堂は大正15年(1926)に再建。、、、、、、雨に濡れた庭の緑が美しい!
« 彼岸の中日 (散歩の休日) | トップページ | 新京成線(くぬぎ山~松戸) »