大山~要町
東武東上本線大山駅から地下鉄有楽町線要町駅まで、1万2千歩、9㎞の散歩です。
①大山駅・・・・・・・・・・東上本線の前身:東上鉄道が池袋~田面沢間を開通させたのは大正3年(1914)である。 開通から17年後の昭和6年(1931)に開業した、相対式2面2線の地上駅。 池袋駅から3つ目の駅で、普通列車しか停車しない駅。 ホームはカーブしており、乗降時には要注意!
②ハッピーロード大山・・・・・・・・・大山駅と川越街道(国道254号)を結ぶ延長560mの商店街。 今日は朝の通勤時間帯に来たので、店はまだ開いてないが、私の推測ではどうやらパチンコ屋と、個人経営の店などが多そうだ。、、、、、、商店街のある、都道については拡幅計画があるそうだが、客数の減少に危機感を持った商店街は、アーケードを設置して工事の着手を阻止しているらしい。、、、、地図を見ると、確かに、ここの商店街部分を除く前後の都道は拡幅工事が完了し、幅の広い道路となっている。
③大山福地蔵尊・・・・・・・・・ハッピーロード大山商店街の川越街道側の入口脇を少し入ると地蔵さまを祀っている祠が見える。(上の写真の左下隅、「大山福地蔵尊入口」の案内が見える)、、、、、、今から150年程前の江戸時代文化文政の頃、鎌倉街道(日大交差点付近)にお福さまという行者が来て、人々の難病苦行を癒し大山宿の人々に慕われた。 死後はお福地蔵として祀られた。、、、、、丸窓からはお福地蔵の顔だちも見える。
④板橋交通公園・・・・・・・・・・・・川越街道を横断し大山西町に「板橋交通公園」がある。 ここは、ゴーカート、自転車などに乗って交通ルールを学べることが特徴の公園らしい。まだ開園前なのか、子供は一人もおらず、いるのはゲートボールの爺さん婆さんが多数。、、、、、子供いないよ 年寄りばかり 公園いらぬ 墓地欲しい!
・・・・・・・・・・・・・・公園の隅で、色あせ、錆びて、埃に汚れ、悲しい運命をたどる、昭和61年(1986)に廃車となった7508号の都電。 都電に付き合う、雨ざらしの都バスも哀れ。
⑤大谷口給水所・・・・・・・・・・・板橋区大谷口(おおやぐち)1丁目には、大谷口給水塔が建てられていたが、老朽化により平成17年(2005)に取り壊された。、、、、、給水塔の跡地には、給水塔のデザインを模した大谷口給水所が平成23年(2011)に建てられ、板橋区・豊島区などの12万人に、ポンプ圧送による給水が行われている。 建物は地上5階、地下2階、高さ33mで、地下に給水池が造られている。
・・・・・・・・・・・・・・平成17年(2005)に取り壊された大谷口給水塔は、東京帝大教授:中島鋭治博士により設計された、高さ33m、鉄筋コンクリート造で、昭和6年(1931)に完成した。 地域のシンボル的な建物であった。
⑥木密地域:大谷口1丁目・・・・・・・・・・給水所のある大谷口1丁目は、中型車両がギリギリ通れるような細い道が、イナビカリ状に折れ曲がる地区である。 都、区は“木密地域”(木造住宅密集地域)として、不燃化住宅の建築などに取り組んでいる。、、、、、木部がむき出した建物は少なく、かなりの数の住宅は新築・改築したようだ。
⑦UD邸・・・・・・・・・・・豊島区要町1丁目の裏道で、戦前の建築と推測した木造住宅があった。 懐かしさを感じる木製の窓枠に、パテでとめたガラス窓、味があるね!
⑧要町駅・・・・・・・・・・・東京メトロ有楽町線・副都心線が並走する小竹向原駅~池袋駅間は、有楽町線が上層を、副都心線が下層を走る2階建て構造である。 要町駅でも、地下2階の島式ホーム1面2線を有楽町線が使用し、地下3階の島式ホーム1面2線を副都心線が使用している。、、、、、駅は昭和58年(1983)の有楽町線開通時に同時開業した。
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