中野~新井薬師前
JR中野駅から西武新宿線沼袋駅前をとおり、隣の新井薬師前駅まで、1万1千歩、8Kmの散歩です。
①中野駅前・・・・・・・・・・中野駅の北側も、南側にも、再開発計画がある。 北側のサンプラザ、区役所のある一画も再開発でいずれ取り壊しとなる、ジャ・ジャ・ジャ・ジャーン(運命)だ。
・・・・・・・・・・・・・・駅前から伸びるバス通りも、色づいてきた。
②AS邸・・・・・・・・・・・・・中野駅から北へ500m程、新井2丁目の裏道に建つ住宅。 昭和13年(1938)に建てられたものだが、近年、外壁も塗り直され、大切に使用されているようだ。
③MU邸・・・・・・・・・・・新井3丁目には、下見板張りの外壁に洋風窓の平屋の建物があった。 住宅と思われるが、詳細は不明。、、、、、、チョイと気になる建物だ!
④旧豊多摩監獄表門・・・・・・・・・・・中野駅から北へ1㎞程行った新井3丁目に、法務省矯正管区矯正研修所、東京都下水局中野処理場、平和の森公園、などが並ぶ広い一画がある。 ここが、1400名を収容できた旧豊多摩監獄の跡地である。、、、、、、豊多摩監獄は明治43年(1910)に着工、 大正4年(1915)に竣工し、以来、昭和58年(1983)廃止になるまで、「豊多摩刑務所」、「中野刑務所」と改称しながら、73年の歴史を刻んできた。 ここには、多くの政治犯、思想犯も収容されたそうだ。(私は入っていないので実態は?)、、、、、、監獄の設計は、東京帝大卒後、司法省に入った後藤慶二(1883~1919)が26歳で担当した。 現在は法務省矯正研修所の敷地内に監獄の表門が残されている。 簡単に壊して脱走できないと実感できる頑丈な門である。



・・・・・・・・・・・・矯正研修所敷地内には、周囲に巡らされたコンクリート塀も一部残されている。
⑤沼袋駅 ・・・・・・・・・・・・西武新宿線の沼袋駅(ぬまぶくろえき)は、昭和2年(1927)に開業した駅である。 只今、新井薬師前駅と沼袋駅は地下化工事が始まっている。、、、、、、今日は、駅横の踏切を渡り、さらに北へ歩いてみた。
⑥実相院・・・・・・・・・・・沼袋4丁目に真言宗豊山派の実相院がある。 正平7年(1352)に新田一族が足利軍と戦ったとき、 新田六郎左衛門政義の三男、矢島三郎信氏の子孫である矢島内匠、同図書が戦いに破れ、結城氏一族とともに沼袋村に来て 一家屋を建立したのが起源であるらしい。 現在でも矢島姓を名乗る檀信徒が半数以上を占め、別名「矢島寺」とも呼ばれているそうだ。、、、、、、本堂は昭和56年(1981)に鉄筋コンクリート造で改築された。 本堂に黄金の燈籠が連なっている。、、、、、明かりが灯ったときに見てみたい!
・・・・・・・・・・・・境内には古い石仏が多数祀られている。 おそらく、寺の周りの村々に祀られた馬頭観音・地蔵尊などが、都市化で集められたものであろう。
⑦沼袋2丁目の三寺・・・・・・・・・・・・明治以降に沼袋2丁目に移転・創建された、明治寺、密蔵院、久成寺の三寺。
・・・・・・・・・・・・・明治寺、、、、、、百体の観音様が境内に立つ「百観音」の寺
・・・・・・・・・・・・・密蔵院、、、、、、真言宗の寺院で、慶長16年(1611)の創建。明治43年(1910)に現在地に移転した。
・・・・・・・・・・・・・久成寺、、、、、、日蓮宗の寺院で、こちらは慶長12年(1607)に創建。 明治44年(1911)、現在地へ移転した。
⑧新井薬師前駅・・・・・・・・・・・・昭和2年(1927)に開業した駅で、その名の通り新井薬師 に近い。、、、、、現在、工事中の中井~野方間の連続立体交差事業では島式1面2線の地下駅となる。