西川口~鳩ヶ谷
王子で下車するつもりで京浜東北線に乗ったが、私の前に座っている女性が、心地よい電車の揺れで日暮里を過ぎるとコックリコックリ。 『どこまで行くのか知らないが、寝てると乗り過ごすよ』と、注意してあげたいけど、「いらぬ節介 ありがた迷惑 口も手もだす エロじじい」と思われるのも嫌だから、「見猿 聞か猿 言わ猿」でいたら、自分が王子で降りるのを忘れた。、、、、、車窓からは青空が見える、『よし、先日は川口で降りたから、今日は西川口で降りよう!』、、、、、今度は、失敗せずに西川口で下車した。、、、、、ちなみに、コックリの女性は、西川口より先に行った。
西川口駅から鳩ヶ谷駅まで、1万3千歩、10㎞の散歩となった。
①西川口駅・・・・・・・・・・・・昭和29年(1954)に、国鉄最初の橋上駅舎として開業した、島式ホーム1面2線を有する地上駅。 平成19年(2007)には東口に駅ビルがオープンした。
②合格通り商店会・・・・・・・・・・・西川口駅東口正面から真っ直ぐに伸びる商店街で、駅前の“メインストリート”である。 商店街のホームページによると、、、、、昭和51年(1976)に西川口東口商店振興会として発足し、平成18年(2006)に「合格通り商店会」に名称変更した。 前年の平成17年(2005)には、花の街づくり運動で「内閣総理大臣賞」受賞。 平成20年(2012)、駅前に合格の鐘設置、合格稲荷設置。、、、、、先に商店街名が「合格通り」に変わり、後付けで「合格」の鐘・稲荷の設置とは、それでも“合格”の言われ、判らないね?、、、、鐘・稲荷ともに駅前に在るらしいが、私は気づかなかった。
・・・・・・・・・・・・・・商店街の裏通りには、スナック・居酒屋などが並んでる。
③青木中央通り・・・・・・・・・合格通り商店街に続いて、「青木中央通り」が川口オートレース場に伸びている。 この通りは、両側の歩道に、美しく鉢植えの花も飾られている。
④上青木浄水場給水塔・・・・・・・・・・・・・・オートレース場前に在る、川口市で、戦後、最初に井戸が掘られ市内に給水を始めた浄水場が上青木浄水場である。 浄水場なので、場内には入れず塀ごしに、高く立ち上がっている給水塔。 塔の上から、景色を見てみたいね!
⑤川口オートレース場・・・・・・・・・門の前で、開門を待つファンが並んでる。、、、、、“入場無料”だ、散歩をやめて勝負するほうが面白かったか?
・・・・・・・・・・・・・・平成23年(2011)撮影の川口オートレース場
⑥竪川樋門・竪川排水樋門・・・・・・・・・・・オートレース場の北側を流れる竪川(たてかわ)が新芝川に合流する直前に通過する二つの樋門が道路を挟み対角に並んでいる。 マイナーな川に、マイナーな樋門は、昭和54年(1979)に設置された。、、、、私のコメントも『あっ、そ!』で終わり。
・・・・・・・・・・・・・・・竪川上流から流れ下り、樋門の直前で分岐し、手前は竪川排水樋門に向かう、右側は竪川樋門に向かう。
・・・・・・・・・・・・・・竪川排水樋門
・・・・・・・・・・・・・・・竪川樋門
⑦宗信寺・・・・・・・・・・・・川口市上青木にある、日蓮宗の長陽山宗信寺。 鎌倉時代の正応4年(1291)に現在地に創建された富士山光妙寺を前身とする寺。 その後、江戸時代前期に、池上本門寺(現:大田区)の日豊上人を中興の祖として招き、現在地に宗信寺が建立された。
⑧上青木氷川神社・・・・・・・・・・宗信寺の前には、上青木氷川神社がある。 素戔嗚尊(すさのおのみこと)を御祭神として、室町時代中期文明2年の創建で武蔵国の古社。
⑨安楽寺・・・・・・・・・・・・新義真言宗智山派に属し、金剛山と号する。 創建年代不詳だが、聖観世音菩薩を本尊とし、中興開山は寛永15年(1638)である。
・・・・・・・・・・・・・境内の大日堂は門徒寺であった養福寺の堂であったが、廃寺となり堂だけが残されたため当寺へ移された。、、、、、、シブイ! 深みのある大日堂だ。
⑩新芝川・・・・・・・・・・上青木5丁目から新芝川を越えて、川口市里(さと)に入る。、、、、荒川の水を元郷の近くで取水し、埼玉高速鉄道のトンネルを利用し浦和美園駅に送り、新芝川に流し浄化しているそうだ。 だから、この辺りの水はきれいになっている。 自然がよみがえるのはいいね!
⑪鳩ヶ谷駅・・・・・・・・・・鳩ヶ谷駅は、川口市大字里にあり、国道122号(岩槻街道)の地下にある埼玉高速鉄道線の駅。 平成13年(2001)に開業。 開業時は鳩ヶ谷市の駅であったが、平成23年(2011)の鳩ヶ谷市と川口市の合併より川口市の駅となった。 島式ホーム1面2線の地下駅。、、、、私より後に生まれて、先に消滅した、いまはなき「鳩ヶ谷市」。