馬込~立会川
都営浅草線馬込駅から京浜急行立会川駅まで、1万歩、7㎞の散歩です。
①馬込駅 ・・・・・・・・・・・昭和43年(1968)都営1号線(現:浅草線)の駅として開業。 出入口は頭上を走る第二京浜に出る2か所と、松原橋の橋下に出る1か所の3ヵ所がある。、、、、、今日は松原橋の下に出て、ここから歩くことにした。
・・・・・・・・・・・・・・松原橋は昭和15年(1940)に完成した、環状七号線と第二京浜国道が立体交差する橋。
②東馬込1丁目・・・・・・・・・・馬込駅の東側、すなわち第二京浜の東側が大田区馬込1丁目の町である。 おもに住宅地として利用されている。、、、、、北側は大田区と品川区の区界である。 西側から東に向け尾根がはりだしたような地形で、区界は谷のように低く、起伏の多い町である。 年寄りにはチョイとつらいね!
③如来寺・・・・・・・・・・西大井5丁目に帰命山養玉院如来寺(きみょうざんようぎょくいんにょらいじ)がある。 その昔、上野(台東区)にあった養玉院と芝高輪(港区)にあった如来寺の2寺が大正12年(1923)に合併して成立した。、、、、、如来寺は合併以前の明治41年(1908)年に現在地に移転したそうだ。
・・・・・・・・・・・・・・・平成元年(1989)に落慶した山門。
・・・・・・・・・・・・・・・山門から緩やかなのぼり坂の参道を、色づきはじめた落ち葉を踏み奥へ進むと本堂がある。
・・・・・・・・・・・・・本堂の隣りに、五智如来像(大日如来、薬師如来、宝生如来、阿弥陀如来、釈迦如来の5体)が安置されている堂:瑞應殿(ずいおうでん)がある。 5体の像は約3mで、『大井の大佛(おおいのおおぼとけ)』と呼ばれているそうだ。 ただし、薬師如来像以外は堂とともに火災で焼失し、宝暦年間(1751~1764)に再建された。、、、、、奈良・鎌倉はデカくて立派だから“大佛(だいぶつ)”、如来寺は遠慮して・謙虚に“大佛(おおぼとけ)”、私の喉には“のど仏”、こんな駄洒落は『ほっとけ!』
④滝王子稲荷神社・・・・・・・・・・品川区大井5丁目、大井警察署の西にある稲荷神社。 “神社”と言うより“祠”と言う感じ。 何もない境内に、稲荷の赤い幟と、樹齢300年のタブノキと、同じく同年代に近いイチョウが彩りを添えている。、、、、、滝王子の名は、昔この付近に滝氏という一族が住んでいて、稲荷社と王子権現を祀っていたことに由来するともいわれている。、、、、、王子の狐が滝の稲荷に嫁入りしたのかな?
⑤西光寺・・・・・・・・・・浄土真宗本願寺派の西光寺は、弘安9年(1268=鎌倉時代)に開創した。 もとは、麻布善福寺 末であった。、、、、、、本堂前の桜が枝振りを披露してる。
⑥立会川・・・・・・・・・・・・10年程前から立会川の浄化に取り組んでいる品川区の努力もあり、一時期の黒く淀んだ川は無くなり、川底のゴミもなく、綺麗になってきた。、、、、、これで、鯉でも生息すればOKだ!
⑦立会川駅・・・・・・・・明治37年(1904)開業の駅で、チョイとした古株の駅だが、快特、特急の優等列車は、逃げるように猛スピードで通過する駅。 停まるのは、普通とエアポート急行だけ。
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