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2015年12月 8日 (火)

浜野~蘇我

稲毛に行った帰り、旧生浜町役場庁舎を見たく、JR内房線の浜野駅から蘇我駅まで、9千歩、8Kmの散歩です。

浜野駅 ・・・・・・・・・・・2週間前に下車した駅だ!、、、、、きょうの散歩は、ここから蘇我駅の方角に歩く。

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②第六天神社
・・・・・・・・・・・浜野駅から北へ400m程歩き茂原街道沿いに、空き地のような、公園のような、神社としてはあまり整備されていない神社がある。 境内の草木を採ることを固く戒めた第六天神社と、牛頭天王を祀る八坂神社、信濃から勧請された下諏訪神社が祀られている。、、、、、なんだか、人寂しい神社だが、綺麗に掃除され、荒廃した様子はない。

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③諏訪神社
・・・・・・・・・・第六天神社の北側の細い道を入って行くと、こんどは諏訪神社に出くわす。、、、、、、諏訪神社の由来は、室町時代後期の大永元年(1521)に上総国市原郡養老荘の領主が、信濃国の上・下諏訪神社を領内に勧請しようと重臣、神官を遣わし、神璽・神鏡などを奉じての帰途浜村(現:浜野町)に宿泊したとき、村人がこれを奇縁としてこの神を勧請し、祀ったのに始まるという。 祭神は建御名方命で武神、風雷の神とされる。  かつては境内は松が鬱蒼と茂っていたというが、明治16年(1883)に落雷で社殿とともに焼失した。 現社殿はその後数次に渡り再建されたものである。

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④夜光稲荷
・・・・・・・・・・諏訪神社の鳥居の左手を100m程進んで行くと、真っ赤な鳥居と赤い社殿の夜光稲荷がある。、、、、、、「夜光稲荷」とは、狐が光を発し、パワーを送るという伝説に基づいているようだ。 お稲荷さんの鳥居が赤いのは、狐が光(=火、=赤色)を生むからだそうだ。、、、、、なんだか、“夜光”という言葉と響き、“狐”から“狐の嫁入り”とか“女狐”を連想すると、艶っぽい狐狸の世界に入りそうだ。(考えすぎか?)

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⑤本行寺
・・・・・・・・・夜光神社の先に、本堂の屋根が見える本行寺。 寺は顕本法華宗に属し、文明元年(1469)に開基し、大曼陀を本尊とする。 当初浜野村(現:浜野町)の東方に道場を構え、「七里法華」の根本霊場となった。 戦国時代末期、天正18年(1590)に焼失し、その後現在地に再建された。、、、、、昭和20年(1945)戦災に遭い焼失し、現在の諸堂はその後再建されたものである。、、、、、広い境内を有する寺だ!

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⑥旧生浜町役場庁舎
・・・・・・・・・浜野町の北端、内房線の線路脇に旧生浜町役場庁舎がある。、、、、、、昭和3年(1928)にそれまでの生浜村が生浜町になったのを機に新しい庁舎の建設が計画され、昭和7年(1932)に建物が竣工した。 この建物は昭和初期の木造2階建洋風建築物で、1階が役場の事務室、2階が議会室となっている。、、、、、建物の屋根はフランス瓦で葺かれ、とくに玄関ポーチ上のバルコニーは明治初期から大正期に建てられた郡役所建築によくみられるもので、この建物の大きな特長になっています。、、、、、築後80年以上経過し、建物も劣化したため、2階の議場には重いものを展示することや、15名以上の見学者を案内すると、天井が抜ける恐れがあるそうだ。 早く、恒久的な保存・整備に向けた対策を実施して欲しいものだ。、、、、、今日の見学者は私一人、ゆっくり、のんびり、しっかり、見せてもらってきた。

・・・・・・・・・・・・・まずは、外観、、、、、、

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・・・・・・・・・・・・・・1階の事務室、、、、窓口が役場の雰囲気を出している。 チョイと農機具などの展示物が邪魔だけど!
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・・・・・・・・・・・・・・2階の議会室、、、、、、議員定数12名の議会室は机と椅子が在るだけだ。 隅には6帖ほどの畳敷きの議員控室もある。

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⑦塩田天満宮
・・・・・・・・・・浜野駅と蘇我駅の中間に塩田町があり、そこに鎮座する天神様。 創建年代不詳。 神社は鎮守だったそうで、歴史と親しみを感じる雰囲気だ。 

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⑧蘇我駅
・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・貨物線を越え蘇我の町に入る。、、、、、日が沈む時間も早くなり、そろそろ夕暮れとなる。

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・・・・・・・・・・・・・蘇我駅は、外房線・内房線・京葉線の3路線が乗り入れ、さらに貨物線の京葉臨海鉄道臨海本線が乗り入れている。、、、、、明治29年(1896)に房総鉄道(現:外房線)の駅として開業し、明治40年(1907)には、房総鉄道が買収され国有鉄道の駅となった。、、、、、島式ホーム3面6線と、貨物用の着発線・側線のある地上駅。 駅舎は橋上にある。

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